こんにちは、DX攻略部のヨッシーです。
営業資料の作成ツールとして、従来からPowerPointやKeynoteが広く使われてきました。
しかし、近年のDXの波に乗り、より柔軟で効率的な資料作成ツールへのニーズが高まっています。
営業活動における「提案書のクオリティ」は、案件の成約率を左右する決定的な要素です。
しかし、多くの現場では「PowerPointで作成するとデザインが野暮ったくなる」「Googleスライドだと細かなレイアウト調整が難しい」「複数人での共同編集時にデータの先祖返りやフォント崩れが起きる」といった課題に長年悩まされてきました。
これらの課題を根底から覆すツールとして、2026年現在のビジネスシーンで爆発的に普及しているのが「Figma Slides(フィグマ・スライド)」です。
デザインプラットフォームの世界的覇者であるFigmaが、満を持してリリースしたこのプレゼンテーション機能は、ノンデザイナーでも驚くほど美しく、インタラクティブな資料を最短で作成できる強力なエンジンです。
本記事では、Figma Slidesの概要から、営業資料を作る上での圧倒的なメリット、具体的な作成手順、そして実際に使ってみてわかったリアルな魅力までを徹底的に解説します。
なお、DX攻略部では、企業のDX化に関する相談を受け付けていますので、ぜひご相談ください。
Figma Slidesとは?
Figma Slidesは、Webブラウザやデスクトップアプリ上で動作する、Figma公式のプレゼンテーション作成・発表ツールです。
従来のFigmaは、Webサイトやアプリの画面を設計するための「プロのデザイナー向けツール」という印象が強いものでした。
しかし、Figma Slidesは、一般的なビジネスパーソン(営業、マーケター、ディレクターなど)が、PowerPointやGoogleスライドの代わりに使うことを前提として開発されています。
直感的なスライド操作画面を備えつつ、裏側ではFigmaの強力なベクターグラフィックエンジンやレイアウト技術がそのまま動作しているという、極めて贅沢なハイブリッドツールです。
Figmaの基本機能と特徴
Figmaの基本機能と特徴は、以下の通りです。
- ベクターベースの描画機能
- 豊富なコンポーネントライブラリ
- オートレイアウト機能によるレスポンシブなデザイン
- リアルタイムコラボレーション機能
- バージョン管理システム
- プラグインによる機能拡張
特筆すべきは、Figmaの基本理念である「協働」がスライド作成にも活かされている点です。
複数のチームメンバーが同時に編集可能で、デザイナーだけでなく、営業担当者やマーケティング担当者など、様々な立場のメンバーが自由に編集できる環境を提供しています。
2026年現在は「Figma AI」も標準組み込み
2026年現在のFigma Slidesには、進化した「Figma AI」が標準組み込みされています。
これにより、箇条書きのテキストを入力するだけで、瞬時に美しいレイアウトのスライドへとAIが自動構成してくれたり、文章のトーン&マナーを「よりフォーマルに」「より親しみやすく」とワンクリックで調整したりすることが可能になっています。
高度なデザインスキルがなくても、プロが作ったかのような資料を数分で形にできる環境が整っています。
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Figma Slidesで営業資料を作るメリット
Figma Slidesで営業資料を作るメリットは大きく分けて2つあります。
- 直感的なデザインが可能
- チームでの共同編集が簡単
直感的なデザインが可能
Figma Slidesの最大の特徴は、直感的な操作でプロフェッショナルなデザインが実現できる点です。
PowerPointなどで資料を作っているとき、テキストの長さに合わせて図形や矢印のサイズを毎回手動で調整する作業にストレスを感じたことはないでしょうか。
Figma Slidesでは、Figmaの代名詞とも言える「オートレイアウト(Auto Layout)」の技術がバックグラウンドでスマートに動作します。
テキストを増減させると、周囲の余白や並んでいる画像の配置が、自動的にバランスを保ったまま伸縮します。
これにより、ユーザーは「文字と画像の隙間を微調整する」というノンプロダクティブな作業から完全に解放され、コンテンツの推敲に集中できるようになります。
チームでの共同編集が簡単
もう一つの大きなメリットが、チームでの共同編集のしやすさです。
リアルタイムでの同時編集が可能なため、複数のメンバーが同じ資料を並行して作業でき、コメント機能を使用することで、具体的な修正点や改善案を直接スライド上でやり取りすることができます。
変更履歴の管理機能により、過去のバージョンへの復元も簡単です。
また、権限設定により編集範囲をコントロールできるため、チーム内での役割分担も明確にできます。
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営業資料の作成手順
では、実際の手順に沿って、具体的な作成方法を見ていきましょう。
- 新しいスライドを作成
- ブランドカラーやフォントを設定
- コンテンツを充実させる
- チームでフィードバックを共有
- PDFやリンクで共有
新しいスライドを作成
まず、Figma Slidesへアクセスしてログインします。
「新しいファイル」から営業資料に使用するスライドテンプレートを選択します。
今回はこちらのテンプレートを選択してみました。
ブランドカラーやフォントを設定
企業のブランドカラーやフォントを設定することで、統一感のある資料を作成します。
デザインガイドラインに従い、ロゴやイメージ画像を挿入しましょう。
テンプレートスタイルを変更すれば、一括でトンマナの修正が可能です。
コンテンツを充実させる
営業資料の要点を整理し、情報をわかりやすく配置します。
図解やアイコンを活用して、視覚的に訴える資料に仕上げましょう。
テンプレート内のデザインも多く配布されているので、ページ数が多くても簡単に資料を作成できます。
下部のメニューから様々な図形、表などを挿入できます。
ただし、グラフを簡単に作成するような機能はないため、Figma本体で作成して連携するか、画像などで代用する必要があります。
2026年現在はデザインモードにも注目
なお、2026年現在の非常に強力な機能として、「デザインモード(Design Mode)」へのワンクリック切り替えが挙げられます。
スライドを作成している途中で、もっと複雑な図解やアイコン、プロダクトのUIモックアップを挿入したくなった場合、Figmaのデザインツールと同じフル機能のキャンバスにその場で切り替えることができます。
チームでフィードバックを共有
完成した資料をチームで共有し、フィードバックを受けましょう。
フィードバックは右上の「共有」から行えます。
下部のメニュー内にあるコメント機能を活用すれば、修正箇所を簡単に特定できます。
画像やリンクで共有
完成した資料は画像形式でエクスポートするか、共有リンクを生成して顧客に直接共有できます。
画像が必要な場合は直接ダウンロードはできないため、以下のようにコピーしてからパワーポイントなどに貼り付けましょう。
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Figma Slidesの魅力と改善点
実際にFigma Slidesを使って営業資料を作成してみて、従来のプレゼンテーションツールとは異なる新しい可能性を感じることができました。
具体的な使用感について、良かった点と改善してほしい点に分けて共有したいと思います。
良かった点
何より印象的だったのは、デザインの自由度の高さです。
PowerPointなどでは難しかった複雑なレイアウトも、Figmaならではの柔軟な編集機能で思い通りに表現できました。
特に、グリッドシステムとオートレイアウト機能の組み合わせは、プロフェッショナルな見た目のスライドを簡単に作成できる点で非常に優れています。
また、チームメンバーとのコラボレーションがスムーズに進められたことも大きな発見でした。
営業チームからの修正依頼やデザイナーからのフィードバックを、リアルタイムで反映できることで、資料作成の効率が大幅に向上しました。
また、2026年現在のプレゼンテーションモードに搭載されている「インタラクティブ機能(ライブ投票やオーディエンスリアクション)」も素晴らしい魅力です。
ウェビナーや商談中に、スライド上で顧客にアンケートを取り、その集計結果をリアルタイムで画面にグラフ表示させるような、顧客を巻き込む能動的なプレゼンテーションが可能になります。
改善してほしい点
一方で、プレゼンテーションモードの機能には若干の物足りなさを感じました。
スライドのアニメーション効果や画面切り替えのオプションが、従来のプレゼンテーションツールと比べるとまだ限定的です。
また、スライドショーの操作性についても、慣れるまでに少し時間がかかりました。
ファイルサイズの管理も課題の一つでした。
高品質な画像や複雑なグラフィックを多用すると、編集時のレスポンスが遅くなることがありました。特に、モバイル環境での編集時には、この点が気になることがありました。
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まとめ
初めて使用する際は少し戸惑うかもしれませんが、基本的な操作に慣れてしまえば、その効率性と柔軟性に大きな可能性を感じることができます。
今後のアップデートでさらなる機能の充実が期待される中、Figma Slidesは営業資料作成の新たなスタンダードとなっていく可能性を秘めています。
営業活動のデジタルトランスフォーメーションが進む現代において、Figma Slidesは間違いなく有力なツールの一つとなるでしょう。
まずは小規模な資料から試してみることで、その可能性を実感していただけるはずです。
DX攻略部では、企業のDX化に関するご相談を受け付けておりますので、ぜひご相談ください。













