こんにちは、DX攻略部のヨッシーです。
魅力的なコンテンツ作成や効率的なメール配信に課題を感じていませんか?
本記事では、そんなお悩みを解決するため、デザインツール「Canva」とメール配信サービス「Benchmark Email」の連携方法をわかりやすく解説します。
「手間を減らしつつ、効果的なマーケティングを実現したい」とお考えの方は、ぜひご一読ください。
「Benchmark Email」については、以下の記事で解説しているので、「よく知らないよ」という方はぜひご覧ください。
こんにちは、DX攻略部のラムネです。 今回この記事では、メール配信サービス「Benchmark Email」について解説していきたいと思います。 現在DX攻略部でメインで使用しているメール配信サービスはSalesforceのAc[…]
CanvaとBenchmark Email連携による業務効率化のメリット
「Canva」と「Benchmark Email」を連携させることで、多くの企業が抱える業務上の課題を解決できます。
この組み合わせがもたらす具体的なメリットと、現場が抱える課題の解決策について詳しく見ていきましょう。
業務効率化の背景と課題
マーケティング担当者が直面している最大の課題の一つが、質の高いビジュアルコンテンツの作成とメール配信の効率的な運用です。
特に深刻なのが、デザインの作成から配信用データへの変換にかかる時間的コストです。
複数のツールを行き来する必要があり、その都度フォーマットの互換性を確認しなければならない状況が、業務効率を著しく低下させています。
CanvaとBenchmark Email連携によるメリット
CanvaとBenchmark Emailの連携は、従来のマーケティング業務における多くの非効率性を解消します。
メリットは以下の通りです。
- デザインからメール配信までの作業時間を短縮できる
- 一貫性のあるブランドイメージを維持できる
- チーム間でのスムーズなコラボレーションが可能になる
- モバイル対応の簡単なメールデザインができる
- 効果的なキャンペーンを迅速に展開できる
デザインからメール配信までの作業時間を短縮できる
Canvaで作成したデザインを直接Benchmark Emailに取り込むことで、ファイルのダウンロードやアップロードの手間が省けます。
一貫性のあるブランドイメージを維持できる
Canvaでテンプレートを統一することで、メールやキャンペーンごとにブランディングが崩れるリスクを軽減します。
チーム間でのスムーズなコラボレーションが可能になる
Canvaで共有されたデザインをそのままBenchmark Emailで使用できるため、デザイン担当者とマーケティング担当者間の連携がスムーズになります。
モバイル対応の簡単なメールデザインができる
Canvaで作成したビジュアルは自動的にレスポンシブ対応となり、Benchmark Emailでのメールデザインもモバイルフレンドリーになります。
効果的なキャンペーンを迅速に展開できる
作成から配信までのフローが簡略化されるため、キャンペーンの立ち上げがスピーディに行えます。
連携でメール作成業務が劇的に効率化した話
メールマーケティングにおける業務効率化を目指して、CanvaとBenchmark Emailを連携させてみました。
その結果、メール作成業務が40%削減されるという驚きの成果を得ることができました。
導入の経緯
メール作成には、デザインと内容の調整やレビューなど多くの時間がかかっていました。
この問題を解決するために、CanvaとBenchmark Emailの連携を試すことにしました。
導入プロセス
導入プロセスは以下の通りです。
- Canvaでデザイン作成
- Benchmark Emailへのインポート
Canvaでデザイン作成
Canvaではテンプレートを活用し、効率的にメールデザインを作成できます。
ブランドの統一感も簡単に維持できました。
Benchmark Emailへのインポート
数クリックでデザインをBenchmark Emailに取り込めるので、調整の手間がほぼゼロ。
配信準備までスムーズに進められました。
成果と改善点
導入後、メール作成時間は5~6時間から3時間に短縮。
オープン率も15%から20%に上昇しました。
一方、初期設定ではデザイン調整が必要になる場面もありましたが、慣れると問題ありません。
CanvaとBenchmark Emailの連携方法を画像付きで解説
CanvaとBenchmark Emailの連携は、いくつかの簡単なステップで実現できます。
ここでは、初めて設定する方でも迷わないよう、具体的な手順を画像とともに詳しく解説していきます。
- Canvaのデザインを準備
- Benchmark Emailでの連携設定
ステップ1: Canvaのデザインを準備
Canvaでメール用のデザインを作成する際は、まずメールマーケティングに最適化されたキャンバスサイズを選択することが重要です。
・Canvaダッシュボードにて、「メールヘッダー」または「Eメール」テンプレートを選択します。
・デザインを作成します。
- メールクライアントでの表示を考慮し、シンプルなレイアウトを心がける
- 画像とテキストのバランスを適切に保つ
- ファイルサイズを最適化し、読み込み速度を確保する
- レスポンシブデザインに対応させる
・デザイン完了後、画面右上の「共有」ボタンをクリックし、「公開閲覧リンク」を選択します。
ステップ2: Benchmark Emailでの連携設定
Benchmark Emailでの連携設定は、直感的なインターフェースによって簡単に行うことができます。
以下の手順に従って設定を進めていきましょう。
・CanvaのアプリメニューでBenchmark Emailを検索・選択します。
・「既存のデザインで使用」で先ほど作成したデザインを選択します。
・Benchmark Emailのアカウントを連携します。
・「Export to Benchmark」をクリックして、Benchmark Emailにデータをエクスポートします。
・エクスポートが完了すると、以下のように完了の画面が表示されるので、「See in Bwnchmark Email」をクリックします。
・「続行」をクリックして、ブラウザでBwnchmark Emailを開きます。
・Benchmark Email側で、新しくメールを作成します。
・メールの作成を開始します。今回は「通常メール配信」を選択しましたが、必要に応じてスマートデザイン、RSSを選択してください。
・次にエディターを選択します。今回は簡単に作成できる「ドラッグ&ドロップ」を選択します。
・ファイルの名前を設定します。
・Benchmark Emailにはメールのテンプレートがたくさん用意されています。デザイン知識がない方は、ここから選ぶとよいでしょう。
・テンプレートを選ぶと、自動的にエディター画面に遷移します。
まず、先ほどCanvaで作成した画像を入れ込みたい箇所を選択します。
・左のメニューに表示される「画像を変更」を押下します。
・Canvaで作成した画像を選択してメールのテンプレートに挿入します。
この方法でBenchmark EmailとCanvaをつなぐことができ、デザインの制作過程を大幅に短縮できます。
連携によるメールマーケティングの向上
CanvaとBenchmark Emailの連携は、単なる業務効率化にとどまらず、メールマーケティング全体の質的向上をもたらします。
ここでは、デザイン面での優位性とマーケティング効果の相乗効果について、解説します。
デザイン性とマーケティングの融合
プロフェッショナルなメールマーケティングにおいて、視覚的な魅力とマーケティング効果は切り離せない関係にあり、CanvaとBenchmark Emailの連携は、この両面を効果的に強化します。
まず、Canvaの直感的なデザインツールによって、ブランドの世界観を豊かに表現できるようになります。
さらに、プロフェッショナルなテンプレートをベースに、企業カラーやロゴ、写真、イラストなどを自由にカスタマイズすることで、受信者の心に響くビジュアル表現が可能です。
Benchmark Emailの配信機能と組み合わせることで、A/Bテストやセグメント配信などの高度なマーケティング施策も、デザインの質を落とすことなく実施できます。
これにより、開封率やクリック率の向上だけでなく、ブランド認知度の向上にも大きく貢献するでしょう。
CanvaとBenchmark Emailを連携する際の注意点
両ツールの連携は多くのメリットをもたらしますが、最大限の効果を得るためにはいくつかの重要な注意点があります。
ここでは、よくあるトラブルとその解決方法、そして確実に成功させるための方法について詳しく解説します。
トラブルシューティング
CanvaとBenchmark Emailの連携において、いくつか問題が報告されています。
まず、最も多く発生するのが画像の表示に関する問題です。
特にレスポンシブ対応時に、画像が意図したサイズで表示されない、または画質が低下するケースがあります。
これは、Canvaでのエクスポート設定を最適化することで解決できます。
具体的には、画像は推奨される最大幅(600px)を超えないようにし、解像度は72dpiに設定することで、ほとんどのメールクライアントで適切に表示されます。
また、フォントの互換性の問題も時折発生します。
Canvaで使用した特殊フォントが、メールクライアントで正しく表示されないケースがあり、この問題を避けるためにはWeb標準フォントを使用するか、重要なテキストは画像として書き出すことをお勧めします。
成功させるためのベストプラクティス
デザイン面では、メールマーケティングの特性を考慮したアプローチが必要不可欠です。
ヘッダー部分は視認性の高い画像とテキストの組み合わせを心がけ、重要なメッセージは画面上部に配置しましょう。
テクニカルな面では、定期的なテスト配信の実施が欠かせません。
特に新しいテンプレートを作成した際は、主要なメールクライアント(Gmail、Outlook等)での表示確認を行いましょう。
また、自動同期設定を有効にしている場合は、Canva側での変更が即座にBenchmark Emailに反映されることを考慮し、作業時間を適切に設定することをお勧めします。
まとめ
ここまで、CanvaとBenchmark Emailの連携による業務効率化とマーケティング効果の向上について説明してきました。
この記事をまとめると以下の通りです。
- 連携により、デザイン作成からメール配信までの作業時間を大幅に短縮できる
- 一貫性のあるブランドイメージを維持し、質の高いメールマーケティングを実現
- デザイン担当者とマーケティング担当者間のスムーズな連携が可能
- モバイル対応のレスポンシブなメールデザインが簡単に作成できる
- メール作成業務の効率化により、迅速なキャンペーン展開が可能
CanvaとBenchmark Emailの連携をうまく活用し、効率的で効果的なメールマーケティングに取り組んでいきましょう。