今回は、web集客に興味をもち、
「SEOの仕組みについて深く知りたい」という方のために、SEOの仕組みについてweb集客・制作を請け負う、DX攻略部の経験から徹底解説しようと思います。
インターネットで集客をしたいと考えている方で、SEO・検索エンジンという言葉を知っている人は、たくさんいると思います。
しかし、検索エンジンの仕組みについて、しっかりと説明できる人はいるでしょうか?
また、説明できない場合、webを活用する人が仕組みを理解せずに成果を出すことはできるでしょうか?
SEO対策をするにも、方向性の間違った対策をしても意味がありません。
この記事を訪れた方には、そうならないための情報を知って頂こうと思います。
- 検索エンジンって何?
- 検索エンジン最適化の仕組みって?
- SEOの評価基準とは?
検索エンジンって何?
検索エンジンとは、Googleなどの検索サイトが活用しているシステムで、このシステムでユーザーに最適な情報を届けようとすることを、SEO(Search Engine Optimization)、検索エンジン最適化といいます。
代表的な検索エンジン
ここで、代表的な検索エンジンについて紹介しておきます。
下記の世界的な検索エンジンのシェアを見てみると、Googleが圧倒的なシェアを占めていることがわかります。
日本の検索エンジンのシェアを見てみると、Yahoo!がある程度利用さていることがわかります。
実際、アメリカのYahoo!本社は買収されましたが、日本支社は現在も活動しています。
そのため、Googleにとって日本の市場は、Googleの検索エンジンのユーザーを増やすための、見込み客がある程度いるため、広告などでGoogleのユーザーを増やすように働きがける価値のある市場であることがわかります。
SEO・検索エンジン最適化の仕組みについて
運用しているサイトがどのような過程で検索エンジンに分析されているかを把握しているでしょうか?
サイトを作ってから、Googleの検索エンジンが検索順位を決めるまでには以下の3つのステップがあります。
- クローリング: 検索システムがサイトページを発見!
- インデキシング: 情報をデータベースに格納
- スコアリング: 分析し、スコアを与え検索順位を決める
それぞれのステップで具体的に何が行われているのかを詳しく解説していきます。
クローリング
Googleに評価をしてもらうためには、まずはGoogleにそのサイトページを見つけてもらわなければいけません。
web上にはクローラーと呼ばれるリンクを辿って常にサイトを見つけてくれるシステムがあります。
クローラーにできるだけ早く見つけてもらう方法は、
- 良質なコンテンツを集めアクセスを集める
- XMLサイトマップを送信する
の二つです。
まずは、ユーザーにとって有益な情報を書くこと、もう一つがXMLと呼ばれるサイトの情報を含んだファイルをGoogleに自分で送ることです。
サイトマップを送る方法としては、Google search consoleと呼ばれるサイト分析ツールを利用するか、wordpressを利用しているサイトの場合はGoogle XML Sitemapsというプラグインで、サイトマップを自動で送信してくれますので、ぜひ活用してみてください。
インデキシング
クローラーが集めてきた情報をGoogleのデータベースに保存します。このことをインデキシングといいます。
インデキシングに対する注意点は、インデキシングによって保存された情報をもとに検索エンジンが分析するため、文章の構成的に理解しやすく、読みやすいサイト構造にするようにしましょう。
もし、全て<h2>タグなどでサイト記事を書いている場合は、本当にその構成が読みやすいサイトになっているのか?などをもう一度考えてみましょう。
また、サイトの記事数とインデキシングされている記事の数が違う場合は、サイトの内の記事が何らかの問題でインデキシング落ちしている場合があるので、手動でサイトマップを送るか、サイトを編集して再度確認してみましょう。
スコアリング
最後に集められた情報をもとにサイトページの評価をスコアリングし、ランキングをつけます。
評価する要素としては、200項目以上あると言われており、その項目のうちどれを重視するかの変更が何度か行われています。
コアな内容になりますが、その項目について知りたい方はGoogle’s 200 Ranking Factorsをご覧ください。
SEOの評価を上げるには何が重要?
ここまでで、SEO・検索エンジン最適化の仕組みが理解できたと思います。
SEOを理解した上で、SEOの評価を上げるには何が一番重要なのか?
正直にいうと、基本的にやらなくてはいけないSEO対策もそうですが、根本的に重要なことはユーザーにとって有益な情報を届けることです。
ユーザーはGoogleの検索エンジンを利用して最適な情報を得る、GoogleはSEOを使用してユーザーに最適な情報を提供するように、日々システム開発を進めています。
つまり、一番重要なことは検索ワードに対して最適だと思う情報を供給できるサイトを構築すること、これが最も重要です。
Googleの方針にも、ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
という項目があるように、ユーザーファーストであることがSEOの評価基準です。
Googleの方針
基本的なSEO対策についてはこちらのサイトで解説しています。
こんにちは、DX攻略部です。 今回は、会社・事業のサイトの集客を強くしたいと思い、SEO対策をしたいと思っても、 「SEO対策とはなんなのか?」、「SEO対策をするには何をすればいいのか?」 などのわからないことがたくさんある[…]
まとめ
今回は、検索エンジンについての解説を行いました。
検索エンジンの仕組みを理解することは、SEO・Googleの求めていることを理解する上でとても重要なことです。
SEOはどのようなテクニックを使っても、コンテンツに価値がなければGoogleからの評価を受けることはできません。
良質なコンテンツを量産すること、それこそが最も重要なSEO対策です。
検索ワードに対して、どのようなコンテンツが必要とされるのか、この一点だけは忘れずにサイト作成をしましょう。