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Salesforceの取引先チームとは?チームで取引先を管理する方法解説!

こんにちは、DX攻略部のヘナトンです。

特定の企業に対して、営業だけでなくカスタマーサクセスやサポート、時には役員など、複数のメンバーが関わって関係を構築していくことは、B2Bビジネスにおいて一般的です。

しかし、Salesforceの標準設定のままでは「誰がその企業の担当なのか」が不明確になり、情報共有の漏れや二重対応が発生してしまうことがあります。

こうした課題を解決するのが取引先チーム機能です。

この機能を活用することで、一つの企業(取引先)に関わるメンバー全員を可視化し、適切なアクセス権限を付与することができます。

本記事では、取引先チームの基本概念から、有効化の手順、そして運用を効率化するデフォルトチームの設定までをわかりやすく解説します。

また、DX攻略部では、『Salesforce支援サービス』というサービスも提供しておりますので、こちらについて興味を持った方は、ぜひご相談ください。

Salesforce支援サービス

取引先チームとは?

取引先チームとは個々の取引先に対してユーザのチームを作りチーム内のメンバーに役割を与えそのユーザごとに権限を付与する機能です。

主担当者だけでなく、サポート担当や技術担当などをチームとして登録することで、顧客に関する情報を常に最新の状態で共有し合える環境が整います。

取引先チームのイメージ

例えばユーザAさんは取引先の参照権限がなく、取引先レコードを見ることも編集することもできないとします。

ただし、「取引先A」だけはユーザAさんが関わる取引先で、参照権限が必要だとします。

この場合は取引先Aに取引先チームを作成し、Aさんをチームに加えることで、取引先の参照権限がないAさんでも取引先Aに関する情報だけは見られるようになります。

さらに、取引先チームではユーザごとに取引先に対するアクセス権限だけではなく、その取引先に関連する商談とケースに対するアクセス権限も設定できます。

【2026年最新版】ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)における役割

2026年現在、特定のターゲット企業に対して戦略的にアプローチするABMの重要性が増しています。

ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)を一言で表現すると、不特定多数の個人をターゲットにするのではなく、自社にとって価値の高い特定の企業(アカウント)をあらかじめ絞り込み、その企業に対して戦略的なアプローチを行うB2B向けのマーケティング手法のことです。

取引先チームは、まさにこのABMを実践するための基盤となります。

マーケティング担当やインサイドセールスをチームに加えることで、部署の垣根を越えた一貫性のあるアプローチが可能になります。

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取引先チームの有効化

取引先チーム使用するにはまず、取引先チームの有効化が必要です。

設定から取引先チームを有効化する

設定自体はシンプルですが、有効化の際に関連リストを各ページレイアウトに反映させる作業が重要となります。

まずは、設定>クイック検索ボックス「取引先チーム」>「取引先チームの有効化」をクリックしましょう。

続いて、「取引先チームを有効にする」にチェックを入れ、保存します。

レイアウト適用

設定メニューの「取引先チームの設定」から機能を有効にしたら、レイアウト適用も実施しましょう。

設定の際に、どのページレイアウトに「取引先チーム」の関連リストを表示するかを選択します。

営業部門だけでなく、カスタマーサービス部門が利用するレイアウトにも忘れずに適用しましょう。

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チーム内の役割

続いて、チーム内の役割を設定します。

役割(ロール)の定義

取引先チームに追加するメンバーには、それぞれ「役割」を割り当てます。

これにより、誰が最終的な責任者で、誰がサポート役なのかが一目で判断できるようになります

チーム内の役割では、取引先チームと商談チームで利用する役割の選択リスト値を定義します。

取引先や商談に対するチーム内の役割に何が必要なのかを定義し設定します。

【2026年最新版】商談チームとの違いと使い分けのポイント

商談チームとの違いを理解しておくことは、データ構造の設計において非常に重要です。

それぞれの違いを以下の表にまとめたので参考にしてみてください。

比較項目 取引先チーム 商談チーム
目的 顧客との長期的な関係維持 特定案件の成約・進捗管理
登録タイミング 顧客との取引が開始された時 商談(案件)が発生した時
メンバー 固定のアカウント担当が中心 案件ごとに最適な専門家
データの範囲 取引先、商談、ケース等への広範なアクセス 特定の商談レコードのみ

自社の組織体制に合わせた役割のカスタマイズ

標準で用意されている「アカウントマネージャー」や「営業担当者」以外にも、自社の呼称に合わせて役割を追加できます。

オブジェクトマネージャーの「取引先チームメンバー」から選択リスト値を編集し、現場が違和感なく使える用語に整えましょう。

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取引先レコードへのメンバー追加と権限設定の具体的手順

機能が有効化されたら、個別の取引先レコードからメンバーを追加していきます。

ここでは、手動でメンバーを追加する際の流れと、アクセス権限の考え方について解説します。

メンバー追加時の操作フローと注意点

取引先チームを作成したい取引先レコードを開き、関連リストの「取引先チーム」を見ます。

ページレイアウトやLightningレコードページで取引先チームを配置していないと表示されません

「チームメンバーの追加」をクリックします。

(「デフォルトチームの追加」に関しては後に解説します)

この取引先に対する取引先チームメンバーを設定します。

そのユーザーに許可するアクセスレベル(参照のみ、または読み書き可能)を指定しましょう。

ユーザ 誰をメンバーに追加するか。
チーム内の役割 この取引先チームでどういう役割か。
取引先のアクセス権 この取引先に対して何をできるようにするか。
ケースのアクセス権 この取引先に関連するケースレコードに対して何をできるようにするか。
商談のアクセス権 この取引先に関連する商談レコードに対して何をできるようにするか。

以上で取引先チームの作成は完了です。

適切なアクセス権限(参照・編集)の設計思想

チームメンバー全員に編集権限を与える必要はありません。

例えば、情報を参照するだけの役員や事務担当には「参照のみ」を、積極的にデータを更新する営業担当には「読み書き可能」を付与するなど、最小権限の原則に基づいて設定することがセキュリティ上重要です。

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デフォルト取引先チーム作成方法

基本的に同じチームで取引先を管理したいなどという場合も多いと思います。

そこで使えるのがデフォルト取引先チームです。

デフォルト取引先チームの特徴

あらかじめ取引先チームを作成しておいて、ボタン一つで取引先に追加するという機能です。

特定の担当者が常にセットで動く場合、毎回手動でメンバーを追加するのは非効率です。

デフォルト取引先チームを設定しておくことで、この手間を大幅に削減できます。

ユーザーごとのデフォルトチーム登録方法

各ユーザーは自分の個人設定から、あらかじめ「自分のチームメンバー」を登録しておくことができます。

これにより、自分が所有者となる取引先を作成した際、ワンクリックでいつものメンバーをチームに引き込むことが可能になります。

作成方法は、個人設定>私の個人情報>高度なユーザの詳細>デフォルト取引先チーム>追加でメンバーを追加していきます。

あとは通常の取引先チームの作成方法と同じです。

新規レコード作成時の自動追加設定

設定オプションで「新しく作成した取引先にデフォルトの取引先チームを自動的に追加する」を選択しておけば、手動での追加作業そのものが不要になります。

2026年の効率的な運用において、この自動化設定は必須と言えます。

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まとめ

今回は取引先チームについて解説しました。

取引先チームの使い方としては、権限を付与することはもちろんですが、単純に取引先を管理するためのチーム編成としてもご活用いただけるかと思います。

似た機能として商談チームケースチームがあり、こちらで解説しておりますので、ご覧ください。

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