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Salesforceの承認履歴を関連リストに設定しよう!活用事例と実装方法を解説!

こんにちは、DX攻略部のヘナトンです。

Salesforce承認プロセスを利用する際に承認履歴も利用してますか?

承認履歴とはレコード毎の承認プロセスの推移を一覧化してくれる便利な関連リストです。

承認プロセスについてわからない方はこちらの動画をチェック!

今回はそんな承認履歴の設定方法と利用方法を解説していきます。

そもそも承認プロセスとは何?という方は概要と基本的な作成方法をこちらの記事で解説してますのでご覧ください。

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承認履歴の設定方法

まず承認履歴を表示するにはそのオブジェクトに承認プロセスが作成されていないと表示する履歴は存在しません。

承認プロセスを作成した後、承認履歴をページレイアウトおよびLightningレコードページに配置することで、表示できます。

以下に承認履歴を配置する方法を解説していきます。

  1. ページレイアウト
  2. Lightningレコードページ
    • 関連リスト
    • 関連リスト – 1つ
    • 関連リストのクイックリンク

ページレイアウトで配置する方法

設定>オブジェクトマネージャ>該当オブジェクトで承認プロセスを作成したオブジェクトマネージャを開きます。

該当ページレイアウトを開きます。

複数ページレイアウトがある場合はそれぞれで設定する必要があります。

左上のページレイアウト項目から「関連リスト」をクリックすると設定できる関連リスト一覧が表示されます。

その中から「承認履歴」をドラッグ&ドロップで関連リストに配置します。

左上の「保存」または「適用」ボタンをクリックすることで有効化できます。

Lightningレコードページで配置する方法

設定>オブジェクトマネージャ>該当オブジェクトで承認プロセスを作成したオブジェクトマネージャを開きます。

該当Lightningレコードページ>編集を開きます。

複数のLightningレコードページがある場合はそれぞれ設定する必要があります。

Lightningレコードページでは3つの設定方法があります。

関連リストを表示する場合

左のコンポーネントから「関連リスト」をドラッグ&ドロップで配置したい場所に設定します。

関連リストを配置すると複数の関連リストが配置されますがこれらの関連リストはページレイアウトで設定したもののみ表示されます。

「保存」後「有効化」することで表示できるようになります。

関連リスト – 1つを表示する場合

左のコンポーネントから「関連リスト – 1つ」をドラッグ&ドロップで配置したい場所に設定します。

右の「関連リスト」で「承認履歴」を設定することで承認履歴を配置できます。

この関連リストで選択できるものはページレイアウトで設定したもののみです。

「保存」後「有効化」することで表示できるようになります。

関連リストのクイックリンクを表示する場合

左のコンポーネントから「関連リストのクイックリンク」をドラッグ&ドロップで配置したい場所に設定します。

複数の関連リストのリンクを配置できます。

ページレイアウトで設定した関連リストのリンクのみ表示されます。

「保存」後「有効化」することで表示できるようになります。

承認履歴の利用方法

承認履歴関連リストで可能なことは承認状況を一目で確認できるだけではございません。

承認者は右上の▼ボタンから承認や却下などアクションを行うことができます

まとめ

承認履歴の解説は以上です。

承認履歴は申請者や承認者はもちろん、そのレコードを参照できる全員が現在の承認状況を確認できる重要な関連リストです。

承認プロセスの作成後はぜひこの承認履歴を設定して、承認状況を把握しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。