こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。
副業として人気の高いWebライティングは、どこでも働けるという魅力から近年注目を集めています。
Webライティングについて調べている人のなかには、「Webライティングには資格が必要?」・「Webライター向けの資格はある?」と、いった疑問を抱えている人もいるでしょう。
本記事では、Webライティングにまつわる資格についての疑問を中心に解説します。
Webライティングについて知りたい、Webライターを目指しているという人はぜひご覧ください。
Webライターに資格は必要?
Webライターとして働くためにとくに必要な資格はありません。
何か資格を取ったからWebライターと名乗れるという職種ではありませんので、誰でもパソコンとネット環境さえあれば、Webライターとして活動することが可能です。
また、誰でもなれるため、人気も高く、副業としても注目を集めています。
ただ、資格は必ずしも必要ではありませんが、取得しているとさまざまなメリットがあります。
Webライターとして活動するために必須ではありませんが、取得しておいて損はないでしょう。
Webライターが資格を持つメリット
とくに資格を保有する必要のないWebライターが資格を持つメリットは下記の3点です。
- 競合との差別化ができる
- ライターとして自信が持てる
- 勉強しながらスキルアップできる
Webライターは資格が必要ない分、誰でもなることができるため、競合がかなり多いです。
たくさんの競合と同じフィールドで戦っていくうえで、とくに初心者のうちは自分のポジションを確立することが難しいでしょう。
しかし、資格を保有していれば、ある程度のスキルと努力をアピールすることができるため、競合との差別化が可能です。
クライアント側としても、全く経験も実績もないライターと、実績はなくとも資格を持っているライターでは、後者を採用したい思うでしょう。
また、Webライターは自分で手探りに進んでいくしかなく、最初のうちは仕事が取りづらいため、ライターとしての自信を無くしてしまう人も多いです。
そんな時に、自分のスキル・努力に対して客観的な評価が与えられている資格があれば、ライターとして戦っていくうえで、心強い味方となってくれるでしょう。
そして、ライター向けの資格を取得することで、勉強の過程がライティングのスキルアップにつながります。
こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。 Webライターを目指している、Webライティングを始めたという人の中に、 「Webライティングに必要な知識ってある?」 「どうやって勉強したらいいの?」 といった悩みを抱えてい[…]
Webライター向けの資格
Webライター向けのおすすめの資格は下記の6つです。
- WEBライティング技能検定
- Webライティング能力検定
- SEO検定
- ビジネス著作権検定
- 日本語検定
- 文章読解・作成能力検定
それぞれ見ていきましょう。
WEBライティング技能検定
WEBライティング技能検定は、文字通りWebライティングの技能を測る検定で、日本クラウドソーシング検定協会(CPAJ)が運営しています。
初級者~中級者向けに作られている検定で、日本語やWebライティング・SEO・法律など、Webライターとして必ず押さえておかなければならない知識が問われます。
これからWebライターを目指すという人はもちろん、Webライターとしてすでに活動しているという人も、基礎を振り返るという点でおすすめの検定です。
検定の合格者はWEBライティング実務士の称号が協会から与えられるため、Webライターとして営業活動をする際にも役立つでしょう。
受験費用は総額で41,000円かかります。
Webライティング能力検定
Webライティング能力検定とは、一般社団法人日本WEBライティング協会が運営している検定です。
受験者数は累計3,000人を超え、Webライティングに関連する資格としての人気が高まっています。
国語やWebライティングの基礎・コピー・メール・SEO・法律・ミニ論文など、ライターとして押さえておきたい知識が問われる検定です。
等級が1~3級まで設けられていますが、問題は全て共通しており、1級は80点以上、2級は70~79点、3級は53~69点を取ることで取得できます。
受験費用は、13,500円です。
SEO検定
SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が運営する、SEOについての知識を問う検定です。
- 1級:8,800円
- 2級:6,600円
- 3級:5,500円
- 4級:5,500円
ビジネス著作権検定
ビジネス著作権検定は、株式会社サーティファイが運営する、著作権についての知識を問う検定です。
ネットの隆盛に伴い、著作物の無断転載や悪用が増加しています。
また、知らず知らずのうちに著作権を侵害してしまう可能性もあり、著作権に関する知識は自分を守るためにも必要な知識です。
Webライターはクライアントから、仕事を受けてライティングを行うため、作成したコンテンツが著作権を侵害してしまうと、クライアントにも迷惑をかけてしまいます。
そのため、Webライターのなかでも受験する人が多い資格になっています。
初級と上級に分かれており、受験費用は初級が5,100円、上級が8,000円です。
日本語検定
日本語検定は、日本語検定委員会が運営する、日本語が母国語である人を対象として日本語の能力を測る検定です。
取得することで、正しい日本語が使え、正しい日本語でコミュニケーションが取れることなどを証明できます。
1級から7級まで用意されており、小学生から社会人まで自分の能力に応じた試験を受けることが可能です。
- 1級:6,800円
- 2級:5,800円
- 3級:4,300円
- 4級:3,000円
- 5級:2,300円
- 6級:2,200円
- 7級:2,200円
文章読解・作成能力検定
文章読解・作成能力検定は、公益財団法人日本漢字能力検定協会が運営する検定です。
論理的な思考力や、文章を組み立てる構成力が問われるため、文字で何かを説明する力やコミュニケーション能力を高めることができます。
文章の要約をはじめ、自分の考えをまとめるという試験内容もあり、Webライティングに役立つ知識を身につけることができるでしょう。
等級は、2級、準2級、3級、4級に分かれており、2級に近づくにつれ求められる能力・知識のレベルが高くなっていきます。
- 2級:4,000円
- 準2級:3,000円
- 3級:3,000円
- 4級:2,000円
ライター系以外の専門的な資格
続いて、ライター関連の資格ではないものの、Webライターとしてのレベルを高めるために役立つ資格を3つ紹介します。
- FP技能検定
- 宅地建物取引士
- 薬機法管理者資格
1つずつ見ていきましょう。
FP技能検定
FP技能検定は、日本FP協会が運営する、広くお金に関する知識を測る検定です。
3級・2級・1級に等級が分かれており、1級に近づくにつれて求められる知識・能力が高くなります。
検定に合格することができれば、ファイナンシャルプランニングについての知識の証明になります。
Webライターとしては、比較的単価の高い金融系の記事を書く際に有利になるため、スキルアップとともに収入アップを見込むこともできるでしょう。
クライアントによっては、FPの資格取得者しか採用しないところもありますので、競合と大きく差をつけることができます。
- 3級
学科:3,000円
実技:3,000円 - 2級
学科:4,200円
実技:4,500円 - 1級
学科:8,900円
実技:20,000円~25,000円
1級の受験費用のみ、受験する団体によって料金が異なりますので注意しましょう。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、一般財団法人不動産適正取引推進機構が運営する不動産に関する知識が問われる検定です。
国家資格のなかで、最大規模の受験者数を誇り、毎年約20万人もの人が受験しています。
宅地建物取引士は、主に不動産業界にいる人が取得を目指す資格で、取得することで独占業務を行うことが可能です。
Webライターとしては、専門性の高い不動産に関する記事を担当できるため、収入アップが目指せるでしょう。
受験費用は8,200円です。
薬事法管理者
薬事法管理者資格は、薬事法有識者会議が運営しており、薬事についての知識が問われる検定です。
薬事法に関わるヘルスケアなどの分野は、表現や表示方法に厳しい制約があります。
Webライティングにおいても制限は例外ではなく、コスメや薬に関する記事を執筆する際には、薬機法を遵守しなければなりません。
Webライターとして薬機法に精通している人は、そこまで多くないため、検定に合格することで競合との差別化が図れるでしょう。
また、専門性が高く単価も高いジャンルのため、収入アップも期待できます。
受験には、指定の講座を受講する必要があるため、総額で89,800円かかります。
まとめ
ここまで、Webライターの資格にまつわる疑問を中心に解説してきました。
Webライターとして活動するために必要な知識はありません。
しかし、Webライター関連の資格や専門性の高い資格を取得することで、Webライターとして活動の幅を広げることができます。
取得には、時間と費用がかかるため、今の自分に必要は資格を見極めて受験するといいでしょう。
本記事を参考にWebライターにおすすめの資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。