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Salesforceの認定アソシエイト資格を取得してみた。

こんにちは、DX攻略部のラムネです。

記事のタイトルにもある通り、最近新しくSalesforceの公式の認定資格である「Salesforce認定アソシエイト」を取得しました。

ラムネ
Salesforceの認定アソシエイト資格に合格しました!

どのレベルの資格なのかでいえばSalesforce資格の中では一番下のビギナー資格です!!笑

資格取得の背景として、DX攻略部ではSalesforceの支援サービスを提供しているのですが、私は社内メンバーに対してSF資格の取得を促していたりするわけです。

しかし、私自身Salesforceの資格は持っていないわけで、さすがに口だけでは良くないということで私自身も取得に乗り出したというわけです。笑

今回この記事では、Salesforce認定アソシエイト資格を取得した感想具体的な対策方法についてまとめていければと思います。

それではよろしくお願いいたします。

Salesforce認定アソシエイト試験に合格してみての感想

私自身がSalesforce大好き人間なので、実務はもちろん、趣味でもApex(Salesforceの開発言語)を書いて遊んでいたりする甲斐あってか無事に合格することができました!

一応このSalesforce認定アソシエイトの資格難易度は一番低く、公式表記では「Salesforceを使い始めてから0~6ヶ月程度」のユーザーが対象とされています。

もちろん、この試験を受けるために必要な事前条件等はありません。

Salesforce 認定アソシエイトは、Salesforce のユーザーとしての経験が 0 から 6 ヶ月程度ある方を対象としています。

実際に受けてみた感想としては、「意外と難しい」でした。

テスト範囲については後ほど解説しますが、実務では滅多に扱わない製品情報などの出題量が割合として大きく、私の場合はそのあたりでスコアが伸びない傾向が強かったです。

ですので、既に他の認定資格を取っている方でもノー勉で受けると落ちるかもしれないです。

勉強量という点で言えば、私の場合は3~5時間くらいをテスト対策に使って合格することができました。

現時点で全くSalesforceについて知らない方の場合は、Sales Cloudを実際に触って基本的な使い方や用途を把握した上でテスト対策を行うのが良さそうです。

ラムネ
Salesforceを普段から使っている人は3~5時間程度の対策で合格できそう!

Salesforce認定アソシエイトの概要

ここからはSalesforce認定アソシエイトの概要について簡単にまとめていきたいと思います。

実際に試験を受験する際は最新版の公式要項をチェックするようにしてください。

問題形式

アソシエイト試験の形式は「多肢選択/複数選択方式の40問出題」となっています。

実際には4つの選択肢から1つ選ぶタイプの問題が大半で、40問中5問ほど複数選択の問題があるといった形です。

いずれも問題毎にスコアは変わず、1問1点となっています。

対象レベル(公式情報)

Salesforce社の公式では「Salesforce のユーザーとしての経験が 0 から 6 ヶ月程度ある方」を対象としている試験となっています。

実際にはSalesforce社が提供しているサービス(商品)を一通り把握した上で、代表サービスであるCRM(Sales Cloud)の機能全般やユースケースを把握していることが合格する上で重要です。

合格点

合格には62%以上」の正答率が求められます。

全部で40問ですので32点以上獲得すれば合格です。

受験料

受験料は「10,000 円(税抜)」となっております。

Salesforceの認定試験の多くは一回2万円ですので、アソシエイト試験の場合は半額で受けることができます。

再受験料

アソシエイト試験の再受験料は「無料」です。

Salesforce認定試験で再受験が無料なのはアソシエイトのみかと思います。その他の試験では再受験というシステムがなく、基本的に受験料を再度支払って受け直すのが普通です。

ラムネ
なんと!アソシエイト試験の場合は再受験が無料!!

受験方法

受験方法は「オンライン/オフライン」の中から選ぶことができます。

今回、私はオンラインで受験しましたが圧倒的にオンライン受験がおすすめです。

以前に社内メンバーのSalesforceエンジニアの方に「オンラインの場合は英語のやり取りがある」のようなことを教えてもらって覚悟していたのですが、コミュニケーションは一切ありませんでした。

オンライン受験の場合は、PCにソフトをインストールして、受験中は常にPCカメラをONの状態にして受験します。おそらく受験監督のような人がカメラを通して不正がないかチェックしているのだと思います。

なお、オフライン受験の場合は、全国にある受験会場へ行きテストを受ける形になります。身分証を持参する必要があるため、こちらは何かしらのチェックがあるかと思います。

(ほぼ引きこもり状態で仕事している身からすればオンライン受験が最高です!笑)

Salesforce認定アソシエイトの出題範囲とその対策

Salesforce認定アソシエイト試験の出題範囲は下記の4セクションに分かれています。

  1. Salesforceエコシステム(32%)
  2. ナビゲーション(28%)
  3. データモデル(25%)
  4. レポートとダッシュボード(15%)

①のエコシステムはSalesforce製品について、②のナビゲーションはどこで何の設定ができるかについて、③のデータモデルは標準オブジェクト間の関係性について、④のレポートとダッシュボードはレポートとダッシュボードの共有方法などの基本的な使い方についての問題がそれぞれ出題されます。

おそらく実務経験がある方は②③④は実務経験が一定以上ある方であれば特段問題ないかと思います。

問題は①ですね。

①はSalesforceの製品についての問題ですが、結構新しいものも問題として取り入れている雰囲気なので、最新の製品事情を把握しておく必要があります。

ラムネ
最新のSalesforceの商品事情も把握しておくのがおすすめ!

最近の話題でいれば「Einstein GPT」などの問題もそのうち出てくるかもしれません。

私が今回受験していて驚いたのは非営利団体向けの「Nonprofit Cloud」についての話題が出てきたことです。普段あまり耳にしない製品の問題でしたので案外つまずきました。。。

Salesforce認定アソシエイトの受験対策について

受験対策はざっと下記をやれば受かると思います。

まずはSales Cloudを実際に使って、ユースケースや基本的な使い方を把握することが重要です。

そもそも実際に使うことを想定したテストですので当たり前と言われればそれまでですが、特に先ほどの4セクションのうち②③④は実際にSales Cloudを使っている人であれば解ける問題かと思います。

その上でモジュールやTrailmixの対策問題をそれぞれ解くことで合格は十分狙えるかと思います。私の場合はTrailmixにはあまり手を付けなかったのですが、より確実に合格を狙いたい方はやった方が良いと思います。

まとめ

本記事ではSalesforce認定アソシエイト試験についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

実際に受験して思ったことは、やはりテスト対策は非常に重要という点です。

実際に開発の現場ですと実務が重視されがちですが、実務経験だけではSalesforceの認定資格に合格することは難しいです。

高校や大学受験もそうですが、やはり「テストに合格するための勉強方法」と「理論や仕組みを学ぶ勉強方法」というのは違ったりするものです。

もちろん、後者ができている人は前者もできますが、テストに受かるという点だけをゴールとするならば対策問題をたくさん解いた方が試験合格までの道のりは短かったりします。

さて、少し話が逸れそうなのでこのくらいにしておきたいと思います。笑

昨今Salesforceの開発ができるエンジニアは希少価値が高く、業界単価もどんどん上がってきています。そんな中でやはりSalesforceの認定資格というのは持っておくと何かと評価されやすいのでおすすめです。

これはスポーツや仕事などでも言えることですが、実務経験が豊富だから評価され立場が上がるのか評価されるから実務経験が豊富になり立場が上がるのか、これは意外と難しい議論だったりします。笑

実際にこのSalesforce支援の業界でも似たようなことは起こりまして、資格を持っている人は評価されやすいのが現実です。

これは評価する偉い人が現場の人間の実務能力を測れるとは限らないことが原因だと私は考えていますが、何にしてもSalesforceの資格というのは評価対象に入ってくることは間違いなく、持っておくと何かと便利です。

今回、私もSalesforceの認定アソシエイトの資格を取りましたので、次回は「認定アドミニストレーター」を取得したいと思います。

(追記:「アドミニ資格も取得できました!」)

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実際、DX攻略部はWEBメディアとAccount Engagement(Pardot)を使った支援が得意ですので、認定アドミニストレーターのあとはPardot周りの資格を攻めようと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。