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Salesforceの認定アドミニストレーター資格を取得してみた。

こんにちは、DX攻略部のラムネです。

先日の「Salesforce認定アソシエイト」資格の合格記事に引き続きまして本日は第二弾です。

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記事タイトルにもある通り、私ラムネが今回新しく「Salesforce認定アドミニストレーター」を取得しましたので、その感想や今後同じ試験を受験する方向けの対策方法などをまとめていきたいと思います。

ラムネ
Salesforce認定アドミニストレーターを取得しました!(祝)

Salesforce認定アドミニストレーター試験に合格してみての感想

結論としては、Salesforce開発の実務を行うエンジニアの方でも対策しないと普通に不合格になるレベルの難易度でした。

私ラムネも趣味がSalesforceのカスタマイズなので実務以外でも結構いじっているのですが、実際に本番テストを受けてみて難しいと感じました。

元々は認定アドミニストレーター資格が最も難易度が低いテストだったと思うとSalesforceの資格担当者はなかなかの鬼だと思います笑(今は認定アソシエイトが最も難易度が低く設定されています。)

とは言え、日々Salesforceを使っている人であれば5~10時間程度の勉強量でも合格できるかと思います。一方でSalesforceを全く触ったことがない初心者ですと15~20時間程度の勉強量は必須になってくるかもしれません。

Salesforce認定アドミニストレーターの概要

ここからはSalesforce認定アドミニストレーターの概要について簡単にまとめていきたいと思います。

実際に試験を受験する際は最新版の公式要項をチェックするようにしてください。

問題形式

アドミニストレーター試験の形式は「多肢選択/複数選択方式の60問出題」となっています。

実際には4つの選択肢から1つ選ぶタイプの問題が大半で、60問中10問ほど複数選択の問題があるといった形です。

いずれも問題毎にスコアは変わず、1問1点となっています。

対象レベル(公式情報)

Salesforce社の公式では「Salesforce のユーザーとしての経験が 0 から 6 ヶ月程度ある方」を対象としている試験となっています。

実際にはSalesforce社が提供しているサービス(商品)を一通り把握した上で、代表サービスであるCRM(Sales Cloud)の機能全般やユースケースを把握していることが合格する上で重要です。

合格点

合格には65%以上」の正答率が求められます。

全部で60問ですので39点以上獲得すれば合格です。

受験料

受験料は「20,000 円(税抜)」となっております。

再受験料

認定アドミニストレーターの試験では再受験料というシステムがなく、再度受ける際には通常の20,000円の受験料が発生します。

受験方法

受験方法は「オンライン/オフライン」の中から選ぶことができます。

オフラインの場合は全国にある試験会場に出向き受験を行う必要がありますが、オンラインの場合は自宅のPC環境で受験を行うことができます。

ラムネ
今回もラムネはオンライン受験で臨みました!慣れてしまえば非常に楽!

Salesforce認定アドミニストレーターの出題範囲とその対策

Salesforce認定アドミニストレーター試験の出題範囲は下記の7セクションに分かれています。

  1. 設定とセットアップ(20%)
  2. オブジェクトマネージャとLightningアプリケーションビルダー(20%)
  3. セールス&マーケティングアプリケーション(12%)
  4. サービス&サポートアプリケーション(11%)
  5. 生産性向上とコラボレーション(7%)
  6. データ管理&分析(14%)
  7. ワークフロー/プロセスの自動化(16%)

①~④はSalesforce CRMの基本的な機能や使い方を把握しておく必要があり、⑤~⑦は少しエンジニア向けの内容といった心象です。

普段SF開発などを行っている方は⑤~⑦の得点が取りやすいかと思います。

ラムネ
フローを使った自動化は実務でもよく使うから得点を取りやすい!

Salesforce認定アドミニストレーターの受験対策について

受験対策はざっと下記をやれば受かると思います。

  1. 認定アドミニストレーターの試験要項を確認する
  2. Sales Cloudの主要オブジェクト、FlowBuilder、承認プロセスを実際に使う
  3. トレイルの対策問題を解く
  4. Trailmixの対策問題を解く
  5. UdemyやJPNTESTなどの模擬試験教材を利用する

おすすめの受験対策は上の4つです。

特に①は非常に重要で、Salesforceの資格は試験勉強しただけではなかなかイメージがつきにくい上に、出題される大半の問題が毎回内容が変わるため暗記するだけでは合格できません。

そのため、どれだけ問題文が言っていることを理解し、適切な選択肢を選ぶことができるかが合格の鍵になります。特によくわからないワードは片っ端から調べることをおすすめします。

私が実際の行った試験対策の流れとしては、まずSalesforce公式の試験要項を確認し、その後に何も対策せずにUdemyの模擬テスト(JPNTESTでもOK)を解きました。初回の模擬テストの場合、おそらく大抵の方は壊滅的なスコアになると思いますが現時点でのスコアを知ることが目的ですのであまり気を落とさないでください笑

次にトレイルTrailmixの対策問題をそれぞれ解き、知識面や問題傾向を掴んだ後に、再度初回と同じ模擬テストを受けましょう。

Salesforceの本番試験では全く同じ問題はあまり出ないので、模擬テストで間違った問題については、回答が「なぜその選択肢になるのか」を実際のSalesforce画面とリンクさせながら振り返ることが非常に重要になってきます。

まとめ

本記事ではSalesforce認定アドミニストレーター試験を実際に受けたみた感想とテスト対策のコツについて解説していきました。

Salesforceの認定資格は全35種類以上あり、認定アドミニストレーターは資格の中で最もベーシックな位置づけとなっており、これをベースに自分が極めたい方向性の資格をどんどん取得していきます。

前回の記事でも触れた通り、私ラムネは今後もちょくちょくSalesforceの資格を取得していく予定でして、一旦はPardotの資格を取得したあとデベロッパー向けの資格を取ろうと目論んでおります。

また新しく資格を取りましたら記事化していこうと思いますので、このシリーズに興味がある方はぜひDX攻略部のメルマガ登録をしてみてください。

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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

次回はPardot(Account Engagement)スペシャリストあたりの資格を取ろうと思います!笑