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LINE公式アカウントの認定資格を取得してみた!BasicとAdvancedの違いや合格するための勉強法について

こんにちは、DX攻略部のkanoです。

日常的に活用されている方が多いLINEですが、そのLINEには企業や店舗がお客様に情報を発信する方法として「LINE公式アカウント」というものが存在します。

こちらのLINE公式アカウントには、運用するための知識や運用スキルを証明するための、認定資格があるのです!

資格と聞くとハードルを高く感じるかもしれませんが、LINE公式アカウントの資格はチャレンジしやすい資格になっています。

そんなLINE公式アカウントの認定資格を取得した体験談を紹介しますので、資格を受験したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

LINE公式アカウント認定資格に挑戦!BasicとAdvancedの違い

机の上に載ったノートパソコンとタイピングする手

最初にLINE公式アカウント認定資格の概要について解説します。

大きく分けて4つの資格と2つの難易度がある

LINE公式アカウントと一括りにして説明していましたが、正式名称は「LINE Green Badge」という名称です。

LINE Green Badgeは「LINE公式アカウント」と「LINE広告」など、LINEの法人向けサービスに関する知識や運用スキルを学習し、証明を受けられる資格制度になります。

つまり、LINEに関する資格は2025年1月時点でLINE公式アカウント」と「LINE広告」の2つが存在するわけです。

また、それぞれ「Basic」と「Advanced」の2段階のレベルがあり、Basicが初級、Advancedが上級の試験・資格となります。

LINE公式アカウント LINE広告
Basic 初期設定から基本的な運用知識 初期設定から基本的な操作・運用知識
Advanced 基本的な仕様理解に加え、最適な運用・改善提案の知識やAPIの基礎知識 基本的な仕様理解に加え、最適な運用・改善提案の知識

ちなみに、Advancedを受けるためにはBasicの合格が必須条件なので注意してください。

さきほど解説したように、LINEでは、LINE Green Badgeとして「LINE公式アカウント」と「LINE広告」の2つの資格が用意されています。

それぞれの詳しいガイドについては下記の記事で紹介していますので、チェックしてみてください。

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LINE公式アカウント認定資格に挑戦したきっかけ

POINTと書かれた付箋

私がLINE公式アカウントの認定資格に挑戦したきっかけについて振り返りたいと思います。

知識や運用スキルの再確認と証明が欲しかった

日頃からLINEを活用しており、企業アカウントをフォローすることも多かったため、LINE公式アカウントにふれる機会は珍しくありませんでした。

また、弊社DX攻略部の業務として、LINE公式アカウントの運用をお客様に提案する機会が度々あったのです。

そういった背景もあり、LINE公式アカウントに関する知識や運用スキルを改めて再確認し、証明できる資格が欲しいと思ったのが、LINE公式アカウント認定資格を受けた理由になります。

何度でも受けられて無料なのも嬉しい

資格試験を受験するとなると「受験料が高い」というイメージがあるかもしれません。

私もLINE公式アカウントを受験する前は、「受験料を払って失敗したらもったいない」と考えていました。

しかし、LINE公式アカウントの場合は受験料は無料です!

また、何度でも受けることが可能なため、根気さえあれば合格するまで受け直し続けることができます。

LINE公式アカウントの受験は24時間ごとに1回という制限があります。

たとえば、「LINE公式アカウントの試験ってどんな感じなんだろう?」と考えている方は、ひとまず無料なので受けてみましょう!

いまの自分の知識で何点取れるか、どんな問題がでるのか、問題を解くペースはどの程度であればいいのかなどを知ることができます。

「大人になってしばらく試験勉強や試験を受けたことがない…」と悩んでいる方も、私のように気軽にLINE公式アカウントの認定資格を受験してみましょう!

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まずはBasicにチャレンジ!初心者でも気軽に受けられる

ノートパソコンとマウス

LINE公式アカウントは無料で受験できて、24時間に1回という制限はありますが、何度でも受けられる試験になります。

私も最初はノー勉強で受験してみました。

LINE公式アカウントの初めての受験から合格までの流れを振り返っていきましょう。

初めてのチャレンジは半分程度の正解数

初回の受験は、どういった問題が出るのかもわからず、試験時間が30分で40問ということを始めて知り、焦りながら問題を解いていきました。

問題の形式は1問につき、4つの回答が用意された選択式になります。

下記の画像はLINE公式アカウントの問題をイメージしたイメージ画像、実際にこの問題が出題されたわけではありません。

LINE公式アカウントの問題のイメージ画像

1つの問題に対して4つの回答が用意されているので、左側にある◯のところを選択して、回答を進めていく形になります。

1つだけを選ぶ場合もあれば、複数選択の場合もあるので注意しなければなりません。

正しいものを選ぶ場合もあれば、間違っているものを選ぶものもあるので気を付けてください。

複数選択できる問題でも実は1つだけが正しい回答ということも!?

LINE公式アカウントの試験を受けていて感じたことは、「運転免許の試験を思い出すなぁ」ということでした。

その理由は、問題が絶妙に分かりづらくなっており、「正しいような、間違っているような…」という気持ちになったためです。

詳しい問題内容を明かすことは禁止されているため紹介できませんが、LINE公式アカウントを使ってできることと、できないことをしっかり把握する必要があります。

また、LINE公式アカウントは複数のプランがあるため、それぞれでできることを把握しておいたほうが良いでしょう。

結局のところ、そういった部分が曖昧になっていた私は初めての試験で約半分の点数である25/40という結果でした。

正直、恥ずかしい点数!といえるのですが、一度チャレンジしたことでLINE公式アカウントの認定資格の内容がわかったのは大きな収穫でした。

ちなみに、認定資格の試験は問題をすべて回答して提出した段階で合否が表示されます

2回目以降は公式のLINEキャンパスで学習

LINE公式アカウントの試験内容を体験できたので、2回目以降は公式が公開している「LINEキャンパス」を使って学習することにしました。

LINEキャンパスはLINEが公開している、LINE公式アカウント・LINE広告に関するオンライン学習ツールです。

認定資格を受ける際にもアクセスするページになります。

もし、LINE公式アカウントの認定資格を受ける予定がない方でも学習ツールは利用できるので覗いてみましょう!

普段の業務でLINE公式アカウントを利用されている方や導入を検討している方にとっても、学びの多いツールになっています。

LINEキャンパスでは、テキストベースと動画ベースの学習が用意されています。

学習コースは目的や課題別に用意されており、好きなセクションから学べます。

シンプルにまとめられているので勉強が苦手な方でも学べるようになっています

LINE公式アカウントの認定資格を受けたい場合、学習コースを1つも学んでいなくても受験は可能です。

セクションの最後に模擬問題が1問用意されているので、実際の試験を受ける雰囲気を感じたい人にもおすすめします。

この問題が実際の認定資格に出題されることもあったので、正しい回答を忘れないようにしましょう。

LINEキャンパスのポイント

  • アカウント運用のコツが学べる
  • 学習から資格取得まですべて無料
  • LINEが定める認定資格を取得できる

LINEキャンパスをざっくりと一通りこなしたうえで2回目にチャレンジしたところ、結果は27/40でした。

少しだけ点数は上がりましたが、複数選択式の問題などで間違っている可能性が高いと感じました。

LINE公式アカウントの認定資格はBasicの場合、35/40が合格ラインといわれています。

はっきりとしたラインは明示されていないものの、この合格ラインを目指して再度学びを続けました。

3回目の受験と合格

2回の受験から得た経験を元に、LINEキャンパスの学習を続け、付随するコラム記事などもチェックしました。

正直、Basicであれば1発合格される方も多いので、さすがに3回目でクリアしたいという気持ちが強かったです。

そういった気持を抱えながら3回目にチャレンジしたところ、35/40で無事合格の画面が表示されました。

合格の文字が出た瞬間は、ほっとしました。

受験回数 点数
1回目 25/40
2回目 27/40
3回目 35/40 合格!

いくら無料で受けられるとはいえ、何回も落ちるのは気持ち的にも辛いです。

3回受けたと結果感じたのは、3回目といえども、過去に受けた問題と同じものが複数出題されていたことです。

感覚的なものになりますが、おそらく総問題数は100問あるかないかだと思います。

Basicは1回目の受験から1~2週間程度で合格できました!

LINE公式アカウントのBasicの合格は比較的カンタン!

Advancedの合格と勉強のポイント

ノートパソコンをタイピングする女性

無事、LINE公式アカウントのBasicに合格したので、引き続いてAdvancedにチャレンジすることにしました。

Basicと比較して、Advanced合格は厳しい道のりだとはこのときは気づいていなかったのです。

LINE公式アカウントのAdvancedは難しい!

LINE公式アカウントのBasicを合格した私は意気揚々とAdvancedを受験しました。

冒頭でお伝えしたようにAdvancedを受けるためには、Basicに合格している必要があります。

Advancedを受験してわかったのですが、確かにBasicを合格していないとAdvancedに合格するのは厳しいと感じました。

出題される範囲が広がり、実際の事例を想定した問題やAPIの基礎知識が問われるものになっていたのです。

実際の企業様の案件を受けるときと同じような問題になっており、架空の企業情報をもとに、その企業がLINE公式アカウントを活用して改善したい事案が提示されます。

その対応として、正しい対応はどれか?といった形で出題されるため、LINE公式アカウントの知識をしっかりと持っていて、アウトプットできるような方ではないと間違える問題でした。

また、問題文が長くなることで試験時間に対する余裕が無くなった感じもありましたね。

その結果、LINE公式アカウントのAdvancedの初受験結果は28/40でした。

Basicのときと同じような雰囲気だと想定していただめ、問題の形式が少し変わったことに戸惑いました。

正しい答えを模索する日々

Advancedを受けたことで、出題範囲や問題の傾向がわかったのでLINEキャンパスを使って学習を始めました。

Advanced向けのレッスンでは、「友だちデータの活用」や「配信の効果を計測する」、「APIの活用事例」などを学ぶことができます。

たとえば、LINE APIを使ってできることの中で、誤ったものを選ぶという問題がレッスンで出題されています。

この中の誤っているものは、LINE公式アカウントの基本機能として使えるものが正解で、その他はLINE APIを使わないとできないものが答えです。

このように基本機能で使えるものとLINE APIを使わないとできないものを、しっかりと把握しておく必要があります。

5回以上再受験することも想定しよう

1回目の受験を終えてから、LINEキャンパスで学習をおこないました。

その後の受験結果は、2回目が31/40、3回目が25/40、4回目が29/40、5回目が31/40と伸び悩んでいる状態でした。

1度見たことがある問題が増えたこともあり、回答時間にだいぶん余裕ができて30分の試験時間で20分程度で回答が終わるようになりました。

残った時間を使って、自分の回答で自信がないものをメモして、受験後にLINEキャンパスや関連リンクを調べて、正しい知識を入れ直すようにしました。

絶対合っているものはそのままで大丈夫ですが、あやふやなものはいままでの回答から別の選択肢を選ぶ必要もあると思ったためです。

自分が回答したものが正解なのか不正解なのかは教えてもらえないので、その点が辛い!

LINEキャンパスで受けられるレッスン内の模擬試験は、回答と解説がしっかりとあるので、本試験でも不合格後にそういったサービスが合ってもいいと思いました。

せめて、間違っている箇所がわかればいいのですが、それすらないので間違っている知識を訂正しにくいのが辛かったですね。

7回目で無事合格!

ひたすらくじけず受け続けて、6回目に31/40となり、次こそはと挑んだのが7回目でした。

7回目の結果は34/40で合格の表示が!

合格ラインは35だと思っていたので、少しおまけしてもらえた気分になりました。

受験回数 点数
1回目 28/40
2回目 31/40
3回目 25/40
4回目 29/40
5回目 31/40
6回目 31/40
7回目 34/40 合格!

LINE公式アカウントの認定資格は1年毎に期限切れとなるので、また来年受けると考えると少し憂鬱な気持ちになります…。

ちなみに、Advancedは1回目の受験から3週間程度で合格しています。

X(旧:Twitter)でもAdvancedは難しいという声が多い

LINE公式アカウントの認定資格を合格後に、X(旧:Twitter)で皆さんの感想をチェックしてみました。

Basicは楽に合格できている声が多かったですが、Advancedに関しては難しいという声が多かった!

日頃からLINE公式アカウントを運用している方でも、試験という形でAdvancedに挑戦するとなかなか合格できないという声が多くあったのです。

実務で運用できても、なかなか難しい試験だと思いました。

それだけに、お客様に導入支援サービスなどを行う場合はLINE公式アカウントのBasicやAdvancedに合格しているのは大きな自信やスキルを証明することにつながるでしょう。

LINE運用をもっと効果的に!認定資格取得で得た知識とメリット

机とノートパソコン

LINE公式アカウントのBasicとAdvancedを合格したことで、得られた知識やメリットを紹介します。

基本機能から応用までの知識を身につけられる

認定資格取得で得られたものとして、LINE公式アカウントの基本機能から応用までの知識を身につけられた点です。

実際に運用している人でも、認定資格を取得するうえであやふやになっていた部分を再確認できるのも大きなメリットになります。

基本的な部分では各プランごとの制限、応用的な部分ではLINE APIを使ってできる訴求などが挙げられます。

お客様にLINE公式アカウントの運用をご提案する際に、プランごとの違いやLINE APIを使ってできることを正しく伝えるのは重要です。

LINE公式アカウントのすべての機能をフル活用したい方ばかりではないので、適切なプランや機能を説明できる必要があります。

そういった部分において、LINE公式アカウントの認定資格を受験することは大きなメリットだといえるでしょう。

他の資格受験へのモチベーションが生まれる

正直、こういった試験を受験するのは久しぶりでした。

IT関係の資格勉強をするものの、実際に受験するところにまでは至らず、ということの繰り返しだったのです。

今回、LINE公式アカウントの認定資格を2つ受験したことで、何かを学ぶことと試験を受けることに対するモチベーションがアップしました。

私もLINE公式アカウントを合格後に、次はなにの試験を受けようか調査中です。

LINEではLINE広告の認定資格もありますし、IT関係の資格は非常に多く存在します。

たとえばDX攻略部では、ITパスポート取得までの体験談の記事も公開していますので参考にしてみてください。

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知識のアップデートは継続して必要!

LINE公式アカウントの認定資格の有効期限は1年間となっており、毎年更新が必要な資格です。

その理由はLINE公式アカウントのアップデートに応じて、資格保有者の知識もアップデートする必要があるためです。

たとえば、メッセージ配信の「A/Bテスト」機能が2024年10月2日から配信予約が負荷となり、段階的に提供終了となることが発表されました。

このようにLINE公式アカウントの機能の一部が提供終了となったり、新しく追加されたりと日々アップデートが実施されています。

LINE公式アカウントの認定資格の試験においても、出題される問題が更新されているため、1年毎に再度受ける必要があるわけです。

認定資格に合格しても、日頃からLINE公式アカウントに関するアップデート情報などはチェックするようにしましょう。

まとめ

LINE公式アカウントの認定資格を取得した体験談について紹介しました。

Basicを合格することは簡単ですが、Advancedになるとしっかりとした学習が必要になります。

難しい試験ですが、24時間に1回受けられることと、無料で受けられるという点は大きなポイントといえるでしょう。

LINE公式アカウントは実務で利用されている方はもちろんですが、IT関係の資格のスタートとして、チャレンジをおすすめしたい資格になります。

お客様にLINE公式アカウントの知識や運用スキルを証明することにもつながる資格なので、挑戦していただきたい資格です。

本記事ではLINE公式アカウントの認定資格を取得した体験談を紹介いたしましたが、Salesforceの認定アソシエイトを取得した体験談も紹介しております。

ぜひ、そちらの記事に関してもチェックしてみてくださいね!

また、DX攻略部ではSalesforceの導入支援サービスもおこなっておりますので、お問い合わせお待ちしております。

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