今回は、webサイトを運営している方で、「直帰率と離脱率の違いとは?」、「直帰率を下げる対策方法とは?」という悩みを抱えていませんか。
集客を中心にwebサービス開発なども請け負い、SEOを意識したサイト運営を行っている、DX攻略部の経験をもとに、意味合いと活用するためのポイントを徹底解説しようと思います。
- 直帰率と離脱率の違いとは?
- 直帰率・離脱率が高いことの影響とは?
- 直帰率・離脱率を上げる方法とは?
などをできるだけわかりやすく、解説しようと思います!
直帰率とは?
「直帰率」とは、ユーザーが最初に訪れたページから他のサイト内のページには行かずに、そのままサイトを離脱した割合のことを言います。
直帰率が高いと、最初にそのページを検索流入から訪れた後に、そのまますぐに帰ってしまうので、記事の性質によっては、直帰率を下げる必要があります。
離脱率との違いとは?
「離脱率」は、ユーザーが訪問した全てのページにおいて、最終的にそのページでサイトから離脱した割合を表しています。
「直帰率」は最初に訪れたページにおいてのデータですが、「離脱率」は全てのセッションに
対してのデータです。
離脱率が高いということは、閲覧しているページの次に行って欲しいページがある場合は、離脱率を下げるために誘導経路をわかりやすくする、などの改善をする必要があります。
直帰率が高いことは良くないのか?
それでは、直帰率が高いことはそのサイトの質が低いことを示しているのでしょうか?
しかし、直帰率が高いこと自体は、一概に悪いとはいうことができません。
なぜなら、サイトの運営形態によって直帰率の目安が異なるためです。
例えば、機能サイトの場合その問題を解決さえしてしまえば、ユーザーは満足してそのままサイトを去ることになります。
つまり、そういったサイトでは滞在時間も加味して、直帰率の評価を扱わなければいけません。
そのため、運営している形態別の直帰率の目安を出して見たので、自分のサイトに当てはまるものと比較して、現在のサイトの状態を確認して見てください。
目安の数値より直帰率が高い場合は、改善方法を考えた方がいいかもしれません。
- ECサイト: 35~50%
- ブログ: 70~85%
- 辞書サイト:70~85%
- 企業サイト:75~90%
直帰率が高くなる原因は?
直帰率が高い原因には、どのようなものあるのでしょうか?
思い当たるものをピックアップしてみたので、自分のサイトに関連するものを分析に利用して見てくだい。
- コンテンツがニーズがあっていない
- コンテンツに満足して直帰している
- 導線が上手く機能していない
コンテンツがニーズにあっていない
最初に思い浮かぶのは、高い直帰率は検索ワードに対するコンテンツの内容があっていない、ユーザーの要望にあったコンテンツになっていないこと表している可能性が高いです。
わからないことを検索して、サイトを開き、少し記事を読んでから、「このサイトは何か違うな。。」と感じて他のサイトに行く経験をしたことがある人も多いはずです。
こういった人の割合が多い場合は、自然とそのコンテンツでの再帰率は上がってしまいます。
コンテンツに満足して直帰している
セッション数が多く直帰率が多い場合は、一つのコンテンツにユーザーが満足して離脱している可能性があります。
訪れたコンテンツの内容が濃い場合は、他のページを見に行く必要がありません。
しかし、この可能性は滞在時間が記事に対して相応の場合のみです。
再帰率が高い+滞在時間が短い、場合はコンテンツに問題があるため、目を背けずに検索ワードに対してコンテンツの内容がふさわしいかを再検討しましょう。
導線が上手く機能していない
セッション数が多く、滞在率もしっかりしているのに、再帰率が高い。そういった場合は、他の記事への誘導が上手く行っていない可能性が高いです。
再帰率を下げるためには、その記事に関連する記事を書き、ユーザーへのおすすめとして、導線を引く必要があります。
しかし、ここにもポイントがあり、ただ記事を勧めるだけでは効果的とはいえません。
どういったニーズに応えることができるかを添えたり、装飾を変えたりなど、ユーザーのアクセス率が上がるような工夫をするようにしましょう。
直帰率・離脱率を下げる方法とは?
サイト別の目安の数値より、逸脱して直帰率が高い場合は改善をする必要があります。また、サイトの方針上、直帰率を下げたいという方もいると思います。
そのため、直帰率を下げる方法を順を追って解説していこうと思います。
- キーワードとのコンテンツの相関性を見直す
- コンテンツの質を見直す
- ユーザーへの導線を見直す
- ユーザビリティを見直す
キーワードとコンテンツの相関性を見直す
検索キーワードに対するコンテンツの内容は、ニーズにマッチしているか、という場合はGoogleサーチコンソールなどを用いましょう。
クリエ(流入検索ワード)を分析して、それにあったコンテンツになっているかを再確認することで相関性を見直すことができます。
コンテンツの質を見直す
コンテンツの質自体を見直して見ましょう、直帰率が高く、十分な滞在時間がない場合は、コンテンツがユーザーにとってわかりにくい構成だったり、理解しにくい文章である可能性があります。
第三者からの視点も取り入れて、見直して見ましょう。
ユーザーへの導線を見直す
ユーザーに他のページにも訪れてもらえるように、誘導経路を確認しましょう。
誘導したいページの誘導経路を、装飾をつけてわかりやすくすることや、関連する悩みを解決できるようなコンテンツをレコメンドできているかなどをもう一度確認しましょう。
ユーザビリティを見直す
処理速度が遅いせいで、離脱してしまう人たちがいる可能性があります。
web解析ツールなどを用いて、サイトのシステムがスマートフォンにしっかり対応しているか、サーバーの容量が足りずに処理速度が落ちていないかなど、ユーザビリティが下がっていないか日々確認するようにしましょう。
直帰率・離脱率を下げるためには、企業と顧客の関係性を示す「エンゲージメント」について考えることも重要です。
エンゲージメントを高めるための施策や測定指標に関する情報は、下記の記事が参考になります。
参考:エンゲージメントの意味とは?顧客関係の重要性や向上させる施策を紹介 | DMMチャットブーストCV
まとめ
ここまで、サイトの直帰率について説明してきました。
- 直帰率とは、ユーザーが最初に訪れたページから他のサイト内のページには行かずに、そのままサイトを離脱した割合のこと
- 離脱率は、直帰率が最初に訪れたページにおいてのデータだが、離脱率は全てのセクションに対してのデータ
- 直帰率はサイトの運営形態によって目安が異なる点に注意する
- キーワードやコンテンツの相関性を見直し、サイトの質を高めることが重要
直帰率が高いこと自体は、サイトの業種によって目安が異なるため、一概に悪いこととは言えません。
しかし、直帰率を下げた方がユーザーが他のコンテンツにも目を通して、そのサイトからもっと情報を得たいと思っている可能性が高いことを示しています。
つまり、一概に直帰率が高いことが悪いとは言えまえんが、低いことに越したことはないということです。
直帰率を下げられるように、解析ツールなどを用いて日々ユーザを満足させられるコンテンツ作成をしましょう。
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