こんにちは、DX攻略部です。
今回は、広告効果測定プラットフォーム「AD EBiS(アドエビス)」の料金や評判について解説していきます。
「複数の媒体に広告を出しており、データの集計が大変」
「トラッキング制限によりコンバージョンが正しく計測できていない」
そんなお悩みを抱えている方にオススメなのがアドエビスです。
この記事では、アドエビスを導入するメリット・デメリットや、向いている会社・不向きな会社まで解説しますので、検討する際の参考にしてみてください。
アドエビス(AD EBiS)とは?
アドエビスは、「YRGLM(イルグルム)」が運営する広告効果測定プラットフォームです。
デジタルマーケティング施策の成果最大化・最適化に必要な機能をワンパッケージで提供しています。
日本マーケティングリサーチ機構による2021年6月期の指定領域における競合調査で広告効果測定ツール4部門でNo.1に輝きました。
また、導入実績は1万件以上を超えており、中小企業から大企業まで多くの企業をサポートしています。
アドエビスの特徴
アドエビスの特徴は以下の通りです。
- 外部サービスとの連携可能
- 初期費用無料
- 導入から活用までフォローアッププログラムが充実
外部サービスとの連携可能
Google、Yahooをはじめとした様々な外部サービスと連携させ、計測データを活用することができます。
初期費用無料
アカウント発行や、アドエビス内での設定作業に導入費用はかかりません。
導入から活用までのフォローアッププログラムが充実
フォローアップサポートチームによる支援のみならず、サポートサイトや、毎月のトレーニング等の導入後のサポートが充実しています。
アドエビスの料金
導入にかかる初期費用は無料です。
導入後の月額の金額は、運営会社に資料請求すると担当者から連絡がありますので、そこで確認する必要があります。
なお、料金は、クリック数・PV数に応じて段階的に変わる従量課金型となっています。
具体的なクリック数・PV数による料金プランは、以下の通りです。
- ライト:~50,000クリック数/月
- スタンダード:~400,000クリック数/月、~3,000,000pv数/月
- 個別見積もり:400,001~クリック数/月、3,000,001pv数~/月
また、以下の有料オプションもあります。
- インプレッション計測
- LP最適化
- カスタマージャーニー分析
- アンケート
- データエクスポート
インプレッション計測
ディスプレイ広告や記事広告のインプレッション数、ビュースルーコンバージョン数を計測することができ、一貫した効果測定が可能になります。
LP最適化
ランダムにランディングページに遷移させることができるため、より効果的なランディングページを見つけることができます。
カスタマージャーニー分析
View, Click, PV 等、デジタルマーケティングの顧客接点を横断して「人(オーディエンス)毎に」把握できるため、ユーザー個別の接触履歴を可視化・分析できるなど、ヒト軸でのマーケティング評価が可能となります。
アンケート
アドエビスで取得した行動ログデータに紐づくユーザーから「具体的な声」を収集し、Webサイトや広告の施策を今まで以上に具体的に改善可能となります。
データエクスポート
アドエビスの計測データを自由にカスタマイズし、CSV/Googleスプレッドシートにエクスポート可能となり、ドラッグ&ドロップの操作で必要なデータを選択するだけで、お好みのタイミングにデータ出力ができます。
アドエビス(AD EBiS)の評判・口コミ
アドエビスを導入したユーザーの口コミを調査してみました。
『良い評判・口コミ』
- 昔からあるツールだけあって高機能で、管理画面も見やすい
- 各種WEB広告の媒体を横断したレポートを簡単に出すことができる
- 直接CVだけでなく間接CVが計測できる
ダッシュボード画面だけである程度のサイトの状況が把握でき、気になる箇所は掘り下げて情報を確認できるので、必要な情報が直感的に得られる便利なサービスという評価が多かったです。
また、直接CVだけでなく間接CVも計測可能で、直接的なCVなのか、最終CVに到達するまでに必要な広告なのか、流入チャネル毎の効果が分かる点は良いポイントであるという口コミも多かったです。
さらに、有料広告だけでなく、SNSやオーガニックから流入との施策の関係がわかるため、今後どのコンテンツを強化すべきかを判断しやすくなったという声もありました。
『悪い評判・口コミ』
- 価格が従量制なので費用が高く感じる
- タグ埋めが面倒
- 使いこなせる人材の育成に時間がかかる
月額の料金は従量制であるため、アクセス数が増えるとそれに比例して費用も高くなります。例えば、広告や施策が上手くはまり、アクセス数が爆発的に増えた場合、コンバージョンに繋がらないようなアクセスが一時的に増えただけでも月額の費用が高くなってしまうので、この点は痛いところであるという口コミが多かったです。
また、広告1つ1つにパラメーターを作成する必要があり、クイックリンクの設定などに手間がかかるようです。ただ、手間がかかる分、その後の効果検証で圧倒的に差が出るという意見もありました。
アドエビス(AD EBiS)を導入するメリット・デメリット
アドエビスを導入するメリットは、以下の通りです。
アドエビスを導入するメリット
『メリット』
- 効果測定に要する作業時間を短縮することができる
- 間接的な効果も測定できる
- 充実したサポート体制
初期設定では広告1つ1つにパラメーターを作成する必要があるため手間がかかりますが、それさえ済んでしまえば効果測定に要する作業時間を短縮できます。
通常、複数の媒体に広告を出している場合、各媒体の管理画面からデータをCSVで落とし、それをEXCELに集約する作業が必要です。しかし、アドエビスがあれば、複数の媒体を横断したデータを取得可能であるため、手作業でEXCELに集約する作業が不要となり、作業時間を短縮することができるのです。
また、間接的な効果も測定できるので、最終CVに至るまでの途中経過も把握することが可能となり、本当に効果のある広告媒体の判別がし易くなります。
このように高機能であるため、ツールの使用方法も簡単なものではありません。しかし、導入後はフォローアップチームによるサポートに加え、様々なサポートでツールを使いこなせるようにフォローしてくれますので、その点は心配しなくて大丈夫です。
アドエビスを導入した際のデメリット
『デメリット』
- 月額費用が一定ではない
- 機能が多いので契約前に確認が必要
月額費用が従量制なので、アクセス数が増えると月額費用も比例して高くなります。
また、機能が多いため、デフォルトで付いていると思っていた機能が、実は有料オプションだったという勘違いによるトラブルが起こり得ます。そのようなトラブルを防ぐためにも、契約前に機能の確認をしっかりと行いましょう。
アドエビス(AD EBiS)が向いている会社と向いていない会社は?
アドエビスはどのような会社に向いているのでしょうか?
アドエビスが向いている会社
『向いている会社』
- 複数の媒体に広告を出している
- CVまでの経路を把握したい
- 広告の管理・分析用のツールを一本化したい
アドエビスは、複数の媒体を横断したデータ分析が可能であるため、複数の媒体に広告を出している会社には、各媒体毎にデータ分析を行う手間が省けるのでオススメです。
また、間接的な効果測定も可能であるため、CVまでの流入経路を分析し、どのコンテンツを強化していくかといった戦略を立てたい会社にも見向いています。
更に、アドエビス1つで広告の管理から分析までこなすことができるので、広告の管理・分析用ツールを一本化したい会社にもオススメです。
アドエビスが不向きな会社
『不向きな会社』
- 複数の媒体に広告を出していない
- 詳細なマーケティング分析を必要としていない
アドエビスは複数の媒体を横断したデータ分析を特徴としているツールですので、複数の媒体に広告を出していない会社では十分な効果を発揮しません。
また、単なるCV数やクリック数等の情報があれば充分で、それ以上の情報は必要ではないという会社にも、アドエビスは向いていないと言えます。
まとめ
今回は、アドエビスの料金や評判について解説しました。
アドエビスは、複数の媒体における広告効果を横断的に分析可能で、直接的な効果だけでなく間接的な効果も測定できる優秀なツールです。
口コミでも、コストはかかるがそれに見合う価値はあるという評価が多かったので、マーケティングに力を入れていきたいという方はぜひ導入を検討してみてください。