こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、オンライン営業システムであるbellFaceおよびbellFace for Salesforceについて解説していきます。
bellFaceは多くの企業での導入実績があるツールで、オンラインでの商談などの営業を効率化することに役立ちます。
また、bellFaceはSalesforceと連携させて利用することが可能であり、連携によってSalesforceをさらに便利に活用することができるようになります。
この記事ではbellFaceの特徴に加えて、bellFaceとSalesforceを連携させるためのbellFace for Salesforceもご紹介します。
SalesforceとbellFaceを連携させたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
bellFaceとは?
bellFaceとは、ベルフェイス株式会社が提供するオンライン営業システムです。銀行・証券リテール営業シェアNo.1を獲得しており、多くの企業で導入されています。
営業の際、アプリのインストールやURLの発行などの準備は不要です。使い慣れた電話と、パソコンなどの端末を組み合わせることで簡単に利用できます。
bellFaceの利用に必要なのは初期費用と月額費用のみであり、その他のサポートやセミナーの受講は無料で利用することができます。
月額費用は利用するIDの数によって変わります。詳しくは以下のページから資料をダウンロードしてご確認ください。
bellFaceの特徴
ここからは、bellFaceの特徴をご紹介していきます。bellFaceには、主に以下のような特徴があります。1つずつ解説します。
- 商談のための豊富な機能
- 商談後に内容の確認が可能
- 高いセキュリティ
商談のための豊富な機能
bellFaceでは、商談を効率化するためのさまざまな機能が提供されています。他社の同じようなサービスと比べても、機能数が多くなっています。
類似ツールとしてMicrosoft Teamsが挙げられますが、顧客側で準備が必要です。商談目的であれば、商談に特化した機能を多く持つbellFaceをおすすめします。
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Salesforceをはじめとした各種ツールとの連携も可能であり、利便性を向上させることができます。
また、音声は電話接続に対応しているので、安定した面談が可能です。
商談後に内容の確認が可能
bellFaceを利用すると、商談後に内容を確認することが簡単になります。商談後の記録の手間を省き、実際の商談の様子の確認が可能です。
商談内容が自動で保存されるので、営業の担当者は商談後の履歴の作成・保存が不要となります。Salesforceと連携していると、Salesforce上に自動で取り込まれます。
また、営業マネージャーは録音・録画機能を活用して商談の内容を把握できます。実際の商談の様子を見ることができるので、話し方などを確認してフィードバックを行うことが可能となります。
営業担当者の育成期間の短縮が期待できます。
高いセキュリティ
bellFaceは大手金融機関でも導入されている実績があり、それだけ高いセキュリティ水準であるといえるでしょう。
実際に情報セキュリティマネジメントについての国際標準規格である「ISO 27001(ISMS)」と「ISO 27017(CLS)」の認証を取得しています。
機密情報は暗号化して保管されており、bellFaceへ接続するIPアドレスを制限することも可能です。
また、bellFaceとの通信は常に暗号化されており、第三者に盗み見られることが無いようになっています。
bellFaceの主な機能
先ほど、bellFaceには豊富な機能があるとご説明しました。そこで、ここではbellFaceの主な機能をいくつかご紹介します。
- リモートコントロール機能
- スマホ画面サポート機能
- 録音録画機能(レコログ)
- デジタル名刺の自己紹介機能
リモートコントロール機能
リモートコントロール機能とは、ホスト側のブラウザ画面における特定の操作を、顧客が行うことができる機能です。ホスト側が操作権限をゲスト側に渡すことで操作が可能となります。
操作するページのURLを指定できるため、セキュリティ面でも安心できます。
この機能を使うことで、対面での営業と同じように、契約や顧客の同意などのさまざまな手続きを、オンラインで行うことができるようになります。
スマホ画面サポート機能
スマホ画面サポート機能とは、ゲストがスマートフォンのブラウザ上で閲覧している特定のWebサイトを、ホスト側に表示する機能です。
契約者向けの操作フォローや、インターネット販売における契約手続きのサポートに活用することができます。
録音録画機能(レコログ)
レコログと呼ばれる録音録画機能では、その名の通り商談などの会話内容を録音・録画し、データで保存や共有を行うことができます。
会話中、誰が、誰に、何の資料を何秒間表示したかまで一目でわかるシークバー機能も付いています。
また、会話内容を自動でテキスト化することもできます。商談の教材としての活用も可能です。
デジタル名刺の自己紹介機能
bellFaceには、オンラインで簡単に自己紹介を行うことができる名刺機能もあります。デジタル名刺には自分に関するさまざまな情報を載せることができます。
この機能を活用することで、営業担当者の情報をオンラインで送信することが可能です。
また、アイスブレイクを行うことで商談をよりスムーズに進められることも期待できます。
Salesforceと連携させるメリット
bellFaceはSalesforceと連携させて利用することができます。この2つのツールを連携させることで商談をさらに効率化することが可能です。
bellFaceとSalesforceを連携させることには、以下のようなメリットがあります。特にSalesforceを利用している方は連携をおすすめします。
『Salesforceと連携させるメリット』
- 商談後の履歴投入を簡単化
- 商談内容の把握が可能に
- データを連携して分析
商談後の履歴投入を簡単化
Salesforce上から商談を開始するだけで、商談中に表示した資料名やページの時間、共有メモに残した打合せ内容も自動で保存することができます。
商談後に1から履歴を作成する必要がなくなり、営業担当者の負担を減らすことができます。
また、商談後に顧客が回答したアンケート結果や営業担当者の商談後の手応えといったデータも連携されるので、振り返りが行いやすくなります。
商談の議事録作成が目的の場合、以下のようなツールもあります。
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商談内容の把握が可能に
録音・録画機能を使うと、商談データがURLで保存されます。これを活用することで、実際の話し方を含めて、商談内容を確認することができます。
また、Salesforceの業種や従業員数、フェーズ等の情報がbellFaceに連携可能であり、商談ナレッジを共有することも可能です。
営業マネージャーはフィードバックを実際の商談を確認して行ったり、商談の見本を共有したりして担当者の育成期間を短縮することができます。
データを連携して分析
商談終了後の顧客に対するアンケートや、商談に対する営業の手応えなどのbellFaceで得られるデータをSalesforceと連携し、Salesforce上のデータと組み合わせて分析することもできます。
顧客に表示した資料の名前だけではなく、ページ情報の連携も可能です。
bellFaceのデータとSalesforceのデータを連携して分析を行うことで、より効果的な営業ができるようになるでしょう。
bellFaceとSalesforceの連携方法
bellFaceとSalesforceを連携させる方法は簡単です。以下のページからbellFace for Salesforceをダウンロードしましょう。
Salesforce AppExchangeにログインして「今すぐ入手」をクリックするとダウンロードの手続きに進みます。
別途bellFaceの契約は必要となるので、その点には注意してください。
まとめ
今回は、bellFaceおよびbellFace for Salesforceについて解説してきました。
bellFaceを利用することで、オンラインでの営業をより簡単かつ効率的に行うことが可能になります。
また、bellFace for Salesforceをダウンロードすることで、Salesforceと連携させて利用することもできます。
連携させてデータを用いて分析を行うことで、営業のさらなる改善が見込めます。
現在Salesforceを利用している方や利用を考えている方は、ぜひbellFace for Salesforceを活用して営業の効率化を目指してみましょう。