こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、世界中で利用されている電子署名サービスであるDocuSignについて解説していきます。
DocuSignは世界中で広く利用され、法的に有効な電子署名を提供することで、業務プロセスの効率化と迅速化を実現します。
また、Salesforceと連携させて使うこともできます。
この記事では、DocuSignの特徴と、Salesforceと連携してできることやそのメリットをご紹介します。
社内でDXを進めていて電子契約を行う機会が多い方や、Salesforceを活用した電子署名サービスを利用したいという方はぜひご覧ください。
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DocuSignとは?
DocuSignとは、DocuSign Inc.が提供する電子契約・署名サービスです。世界中で導入実績があり、180以上の国や地域で利用されている電子署名ソリューションとなっています。
100万社を超える組織・団体で使われており、ユーザーは10億人以上います。多くの言語に対応しているのが特徴で、44の言語で署名が可能です。
DocuSignを導入することで、さまざまな文書を安全かつ効率的にやり取りできるようになります。コストの削減やコンプライアンスの強化が期待できます。
電子署名に関する知識のコンテンツ発信についてはDocuSign公式ブログが参考になりますので、興味がある方はあわせてチェックしてみるといいでしょう。
DocuSignの特徴
まずはDocuSignの特徴について説明していきます。世界中で利用されているDocuSignには、以下のような特徴があります。
- 多彩な機能
- 高いセキュリティ
- 豊富な連携先
- 電子署名の適法性
- 柔軟性の高い電子印鑑
- 使いやすいインターフェース
多彩な機能
DocuSignには、業務を効率化するためのさまざまな機能が搭載されています。ワークフローを自動化することで手作業を削減し、業務の効率化を実現します。
契約のプロセスにおける各段階を円滑につなぎます。
高いセキュリティ
DocuSignはセキュリティを最優先事項の1つにしています。世界中の厳しいプライバシー基準とセキュリティの要件を満たしており、とても高いセキュリティを誇ります。
ISO 2700やSOC1 Type2、SOC 2 Type2といった第三者機関による認証も取得しています。
豊富な連携先
SalesforceやMicrosoft、Googleなどといった400以上の事前構築済みインテグレーションがあり、合意や契約のプロセスを合理化することができます。
APIとして受賞歴があり、ワークフローの接続性と拡張性を向上させられます。
電子署名の適法性
DocuSignで行った電子署名は、日本やアメリカをはじめとする世界中の多くの国と地域において、法的な有効性を持っています。
DocuSignを使って電子署名を与えた電子文書は、日本国内の裁判所で証拠として提出することができます。
柔軟性の高い電子印鑑
名前、会社名、および部署名を入力するだけで、電子印鑑が自動的に生成されます。また、印影のイメージをアップロードすることもできます。
さまざまな文書に適用可能であり、用途に応じて利用できます。
使いやすいインターフェース
DocuSignはパソコンのみならず、スマートフォンやタブレット端末からも利用できます。直感的なインターフェースを搭載しており、使いやすくなっています。
文書の作成から署名や捺印まで、ガイドに従うだけで簡単に操作できます。
DocuSignとSalesforceを連携させてできること
DocuSignはSalesforceと連携させて利用することができます。連携により、契約プロセスを自動化し、プロセスの短縮、コストの削減、そして顧客体験の向上が期待できます。
DocuSign eSignatureとSalesforceの連携でできる具体的なことは以下の通りです。
- カスタムボタンの設置
- フィールドデータをレコードと同期
- エンベロープのステータス確認
カスタムボタンの設置
Salesforceのオブジェクト上に、DocuSignで送信するカスタムボタンを設置することができます。これにより、ワンクリックで署名依頼を送信できるようになります。
また、各DocuSignのテンプレートごとに異なるボタンを設置することが可能です。
ユーザーはDocuSignにログインする必要がなく、契約書の送信ができます。
フィールドデータをレコードと同期
社名や商品名、数量、金額、住所などといったSalesforceのレコードの内容を、自動でドキュメントのフィールドに埋め込むことができます。
また、フィールドに記入された内容をSalesforce上のレコードに書き戻すことも可能です。
エンベロープのステータス確認
連携により、エンベロープのステータスもSalesforceから確認できるようになります。エンベロープの送信者や送信日時、そしてステータスが確認できます。
当該プロジェクト上でやり取りされた過去のエンベロープも確認可能です。
また、完了したエンベロープは自動でSalesforceオブジェクト上にPDF形式で保存されます。
DocuSignとSalesforceを連携させるメリット
DocuSignとSalesforceを連携させることにより、業務の効率化や生産性の向上など、さまざまなメリットを享受することができます。
電子署名の依頼をSalesforceから直接送信できるようになるため、契約締結までにかかる時間を短縮でき、時間の節約につながります。
また、業務の一部を自動化することで面倒なマニュアル作業を削減し、エラーやリスクが起こる可能性を減らすことができます。
ワークフローを自動化することにより、Salesforce から離れることなく効率的に業務を進められ、生産性の向上を狙えます。
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DocuSignとSalesforceの連携方法
DocuSign eSignatureとSalesforceを連携するには、DocuSign eSignature for SalesforceというSalesforce用のアプリをインストールする必要があります。
以下のサイトからインストールすることができます。
「今すぐ入手」をクリックするとインストールが始まります。画面に表示される指示に従ってインストール作業を進めてください。
まとめ
今回は、DocuSignについて解説してきました。
DocuSignは高いセキュリティを誇り、導入することで多彩な機能を活用して業務を効率化することができます。
Salesforceと連携することにより、Salesforceの画面上からDocuSignの機能を利用することが可能となります。
電子署名を利用する機会が多い方や、Salesforceと連携できる電子署名サービスに興味のある方はぜひDocuSignの導入や、Salesforceとの連携をご検討ください。
また、現在DX攻略部ではSalesforceの導入支援を行っております。こちらもあわせてご活用ください。
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