こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、インタラクティブ動画編集プラットフォームのMILとSalesforceとの連携について解説していきます。
MILは動画をクリック・タップするなどの視聴者が触れる仕掛けを組み込んだ、「Webサイト」と「動画」のハイブリットを実現したインタラクティブ動画を作成することができます。
視聴者との双方向コミュニケーションを可能とすることで、動画上で興味喚起からコンバージョンまでを完結させることができます。
また、視聴動態のデータを集めることができ、Salesforceに自動同期させることも可能です。
この記事では、MILの特徴から、SalesforceとMILを連携させてできることやメリットまでをご紹介します。
SalesforceとMILを連携させたいと考えている方はぜひご覧ください。
MILとは?
MILとは、MIL株式会社が提供するインタラクティブ動画編集プラットフォームです。累計法⼈会員1,100社以上の実績があります。
インタラクティブ動画とはユーザー参加型の動画のことで、ユーザーが動画内でクリックなどのアクションを行うことでユーザーと動画発信者の双方向のやり取りが可能です。
Salesforceと連携させることで視聴データを活用した分析を行うこともできます。
料金プランは要望に応じて変化します。料金プランや活用方法について知りたい方は、公式サイトから問い合わせや資料請求を行う必要があります。
MILの特徴
MILはインタラクティブ動画を用いた次世代の動画マーケティングツールです。従来の動画と異なり、動画上で興味喚起から購買行動までを完結可能です。
ユーザーの視聴動向の分析も可能であり、動画のPDCAサイクルを素早く回して成果につなげることができます。
- 新しい視聴体験を実現
- 動画レポート解析
- 制作パートナーがサポート
- UXデザインチームが監修したインターフェース
- カスタマーサクセスの支援
新しい視聴体験を実現
MILでは、従来の動画と違い、視聴者が動画上でタップやクリックといったアクションができるようにすることで、今までになかった動画表現が可能となります。
「埋め込みタグ」と「公開用URL」が自動で生成されるので、Webサイトやメール、QRコードなどでインタラクティブ動画を配信することができます。
広告との連携によって、アプリやメディア、SNSの面に配信することも可能です。
動画レポート解析
インタラクティブ動画は公開した後、視聴動向を動画レポートから50以上の項目で分析することができます。
分析後は、管理画面から素早く編集や改善を行うことが可能です。
動画視聴に関するデータに加え、埋め込み元の再生状況、動画上のタップやクリックといったデータも把握することができます。
マーケティングデータとして活用することができるでしょう。
制作パートナーがサポート
MILは動画制作のリソースが無くても利用することができます。内制または制作パートナーが解決したい課題や目的に応じて、企画構成から動画素材の準備、インタラクティブ編集までを対応してくれます。
納品後もカスタマーサクセスの支援を受けることができます。
UXデザインチームが監修したインターフェース
MILでは、インタラクティブ動画のナレッジを体系化した「インタラクティブ動画デザインのためのガイドライン」を制作し、運用しています。
制作パートナーやカスタマーサクセスと連携し、品質の向上を行っています。
カスタマーサクセスの支援
MILのカスタマーサクセスが、インタラクティブ動画を活用した目的の達成を支援するプランもあります。
KPIの設定、独自のフレームワークのレポート作成と分析、動画改修のコンサルティングを行ってもらえます。
課題や目的に合わせて行う実務のサポートを行い、PDCAサイクルを回すことができます。
SalesforceとMILを連携させてできること
MILはSalesforceと連携させることで、さらに便利に利用することができます。ここでは、SalesforceとMILを連携させることで何ができるのかをご紹介します。
- 個人や全体の視聴動態を可視化
- 「MILスコア」で温度の高い顧客を調べる
- 顧客の興味に合わせたコミュニケーション
個人や全体の視聴動態を可視化
インタラクティブ動画を見た人がクリックした箇所や回数、視聴完遂数などをリードや取引先責任者ごとに可視化することができます。
リードについては、インタラクティブ動画内に立ち上げたフォームに入力されたデータをSalesforceのリード情報に直接反映させることができます。
顧客が興味を持っている箇所やその度合いを知ることが可能です。
「MILスコア」で温度の高い顧客を調べる
インタラクティブ動画の視聴データをもとにしたスコアである「MILスコア」を設定することで、顧客の状態に応じたアプローチが可能となります。
「MILスコア」は顧客の視聴状況に合わせて、インタラクション数別に自由にスコアを設定することができます。
顧客の興味に合わせたコミュニケーション
リード個人単位での「インタラクティブ動画視聴レポート」によって、視聴回数や視聴率、インタラクション数、視聴日時など、個人単位で動画への興味関心度を把握することが可能です。
視聴属性をもとにしてメルマガリストを作成し、より効果的なメルマガ配信を行うことも可能です。
顧客の興味関心にあったコミュニケーション、アプローチができるようになります。リードナーチャリングの精度向上にも役立つでしょう。
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SalesforceとMILを連携させるメリット
SalesforceとMILを連携させることには、さまざまなメリットがあります。具体的な活用シーンごとのメリットをご紹介します。
- マーケティングにおけるメリット
- インサイドセールスにおけるメリット
- フィールドセールスにおけるメリット
- カスタマーサクセスや顧客サポートにおけるメリット
マーケティングにおけるメリット
マーケティングにおけるメリットは、リードの獲得コストを抑えられることです。動画内フォームからシームレスに資料請求を行うことができるため、ユーザーの離脱を防ぐことができます。
獲得したリードの情報はSalesforceに自動で同期されます。
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インサイドセールスにおけるメリット
インサイドセールスにおけるメリットは、エンドユーザーのインタラクションデータを把握できることです。メルマガでMIL動画を送付することで、メルマガの開封率アップにも貢献します。
データを把握することで、ユーザーの潜在的な興味関心に応じて架電やメール配信が可能となります。
フィールドセールスにおけるメリット
フィールドセールスにおけるメリットは、エンドユーザーが商談前にMIL動画を視聴することによって、サービスの理解促進につながることです。
また、インタラクションデータを商談前に分析することによって、ユーザーのサービスに対する興味関心を事前に把握することができます。
カスタマーサクセスや顧客サポートにおけるメリット
カスタマーサクセスや顧客サポートにおけるメリットは、サクセスやサポートを効率化できることです。エンドユーザーはサービスを利用する時にMIL動画を視聴します。
こうすることでエンドユーザーのサービスに対する理解を促進することができます。
また、エンドユーザーの理解度を把握することも可能です。
SalesforceとMILの連携方法
SalesforceとMILを連携させるには、MIL for Salesforceをダウンロードする必要があります。以下のサイトからダウンロードすることができます。
画面右上の「今すぐ入手」をクリックすることでダウンロードを行うことができます。
別途MILの契約も必要です。
まとめ
今回は、SalesforceとMILの連携について解説してきました。
MILを活用することでインタラクティブ動画を使った双方向のコミュニケーションが実現できます。
また、視聴に関するデータを集めてSalesforceと同期することにより、データの分析を行うことができます。
サポートも充実しており、動画制作ができる人がいなくても、動画制作からインタラクティブ編集、運用までを対応してもらうことが可能です。
興味のある方は、ぜひMIL for Salesforceを利用してみてください。