こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、オウンドメディアを運営していくうえで必要不可欠となるコンテンツマップについて解説していきます。
コンテンツマップを作成することにより、サイトの全体像の把握が容易になり、オウンドメディアの顧客獲得につなげることができます。
コンテンツマップの作成を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
コンテンツマップとは
コンテンツマップとは、サイトの目次や設計図にあたり、コンテンツ構造を図で表したものとなります。
コンテンツマップはページを種別や項目別に分け、階層構造で表現します。
コンテンツマップを作成することにより、サイトの全体像が把握しやすくなり、ページの重複を防ぎながら必要なページを作成することができます。
全体像が分かることで、メンバー間での方針を一致させることもできます。
コンテンツマップ作成の目的
オウンドメディアにおいてコンテンツマップを作成する目的は以下の通りです。
- サイトの全体像を把握する
- 導線の構造を把握する
- 運用メンバー内で情報・戦略を共有する
サイトの全体像を把握する
オウンドメディアにおいてコンテンツマップを作る一番の目的は、サイトの全体像の把握です。
必要なコンテンツの優先順位をつけることができ、効率良くページを作成することができるようになります。
新たなサイトを作るときだけではなく、サイトのリニューアルを行う際にもコンテンツマップは威力を発揮します。
また、サイトの規模が大きくなればなるほど全体像の把握にコンテンツマップは必要不可欠になります。
導線の構造を把握する
コンテンツマップを作成すると、サイトの内部構造を確認することができるようになります。
オウンドメディアでは、内部リンクによってメディア内の複数ページを関係づけ、ユーザーの導線を設計しておくことが重要になります。
ユーザーにサイト内を移動してもらうことにより、顧客へとつなげていきます。
コンテンツマップにより、ユーザーに顧客となってもらうために効果的なサイトを作成することができます。
運用メンバー内で情報・戦略を共有する
オウンドメディアには複数のメンバーが関わっていることが多いです。
コンテンツマップを作成することで、そのメンバー間でサイトの方針や戦略を共有することができるようになります。
もしコンテンツマップがなければ、メンバーによって方向性が異なり、サイトの統一感がなくなってしまう可能性があります。
コンテンツマップで情報を共有することで、そうしたことを防ぐことができます。
コンテンツマップの作成方法
コンテンツマップの作成手順は以下の通りです。
- ゴール・目標の設定
- ペルソナの設定
- カスタマージャーニーマップの作成
- キーワードの選定
- 連想キーワードの洗い出し
- キーワードのカテゴリ分け
- コンテンツマップを作成
ゴール・目標の設定
まずはオウンドメディアとしてのゴールや目標を設定します。
ゴールは、半年~1年の短期的なものと、1~3年の中長期的なものの2つを設定しましょう。
ゴールや目標を設定しておくことで、メンバー間でのズレを防ぎ、軌道修正も簡単になります。
ペルソナの設定
ゴールの次にはペルソナを設定します。
ペルソナとは、自社の商品やサービスを利用する典型的なユーザーを仮想の人物像として描いたもののことであり、オウンドメディアを運営していくうえで重要なものとなります。
ペルソナについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
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カスタマージャーニーマップの作成
次にカスタマージャーニーマップを作成します。
カスタマージャーニーとは、ユーザーが商品やサービスの購入に至るまでのプロセスのことであり、それを図に表したものがカスタマージャーニーマップです。
ペルソナ設定で決めたユーザーがどのように行動するかを時系列に沿って把握します。
ユーザーの行動に応じたアプローチを考えることが可能となります。
キーワードの選定
ペルソナ設定やカスタマージャーニーマップの作成によって決まったサイトの方向性に沿って、ユーザーが検索すると考えられるキーワードを選定します。
ここではメインとなるキーワードを考えます。
連想キーワードの洗い出し
メインキーワードが決まったら、そこから連想されるキーワードを洗い出していきます。
サジェストツールなども活用しながら、キーワードを集めます。
キーワードのカテゴリ分け
連想キーワードが集まったら、それぞれカテゴリことに分類していきます。
同じようなキーワードは1つにまとめ、大きなカテゴリや小さなカテゴリに分けます。
コンテンツマップを作成
カテゴリの分類が終われば、図に表してコンテンツマップを作成します。
この際、抜け漏れや重複がないか注意するようにしましょう。
まとめ
今回は、オウンドメディアにおけるコンテンツマップの重要性、そして作成方法について解説してきました。
コンテンツマップを作成することで、オウンドメディアの全体像や内部構造を把握し、方針も定まることで多くの顧客獲得が期待できます。
ぜひコンテンツマップを作成して、オウンドメディア運営に生かしてみてください。