こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。
「オウンドメディアを運営しているけど記事数はどのくらい必要?」
「成果を出すために、適切な記事数などはあるの?」
オウンドメディア担当者の中には、上記のような疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事では、オウンドメディアではどのくらいの記事数が必要なのかについてご紹介いたします。
オウンドメディアで必要な記事数の目安
オウンドメディアの運営において、必要な記事数の目安はどのくらいなのでしょうか。
結論から申し上げますと、記事数の目安はありません。
記事数によって成果が左右されるということはなく、大量の記事を作成しても成果に結びついていない場合もあれば、数記事で成果に結びついてる場合もあります。
では、何が違ってどんな点が大切なのでしょうか。
最も大切なことは、読者に有益な発信をすること、最初に策定したオウンドメディアの方針に沿っているのかという点です。
ただサービスを紹介しているだけではないか、購入のアクションに繋がる導線はしっかりと作れているかなど。
運営するオウンドメディアによって、方針や内容はバラバラなため、自社のメディアに沿った計画をしっかり立てることが大切です。
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必要な記事数の算出方法
記事数の目安はありませんが、目標から逆算することで、おおよその必要記事数を算出することは可能です。
それでは、記事数の算出方法について見ていきましょう。
目標セッション=目標CV数÷想定CVR
必要な記事数=目標セッション÷1記事あたりの想定セッション
まず、目標のCV数を決定、ジャンルごとの想定CVRで割り算を行い、目標のセッション数を算出しましょう。
その後、KWの検索ボリュームを調べ、1記事あたりの想定セッション数を算出します。
最後に、目標セッション数を1記事あたりのセッション数で割り、必要な記事数を算出しましょう。
※ セッション=サイト訪問者数 CV=コンバージョン(問い合わせや購入など)CVR=コンバージョンレート(サイト訪問者のうちどのくらいの割合でCVに至るか)
記事数を増やす際の注意点
おおよそ必要な記事数が見えたとは思いますが、場合によってはもっと記事数を増やすこともあるかと思います。
記事数を増やす際にはいくつか注意点がありますので、ご紹介いたします。
- 方針に沿っていない記事は作らない
- 類似コンテンツに気を付ける
- 読者に価値がない記事は作らない
1つずつ見ていきましょう。
方針に沿っていない記事は作らない
記事数を増やす要因はいくつかあるかと思いますが、どのような記事を増やすことになっても、最初に決定したメディアの方針に沿っていない記事は作ってはいけません。
情報の一貫性がなくなることで、読者に不信感を与えることになったり、方針がぶれてしまったりするからです。
特に、セッション数を集めたいからと検索ボリュームの高いKWについての記事を書いてしまうことが多いですが、メディアの方針に沿っていなければ、流入が集められたとしても意味のない記事になってしまいます。
類似コンテンツに気を付ける
記事数を増やす際には、類似のコンテンツにならないよう注意しましょう。
1つのメディアに重複コンテンツがあることは、Googleの評価が分散してしまう+読者にも迷いを与えてしまうことに繋がります。
記事を量産していくと、どうしても似たような記事が出てきてしまいますが、記事の管理体制を整えることで防ぐことは十分に可能でしょう。
1記事に対して、1テーマの原則を守り、コンテンツを作成することが大切です。
読者に価値がない記事は作らない
メディアの方針に沿っていない記事に加え、読み手に価値がない記事は作らないようにしましょう。
セッション数は集めることができるかもしれませんが、ユーザビリティの低下を招く可能性があり、せっかくファンとなってくれた顧客を逃してしまうかもしれません。
記事数、セッション数に捉われず、ユーザーファーストの記事を意識しましょう。
SEOで評価される記事を
オウンドメディアの記事は、様々な要素を考慮して作成する必要があります。
メディアの方針に沿っているか・読者にとって価値があるか、それに加え、検索エンジンに評価されるかが重要になってきます。
この検索エンジンからの評価は、明確な基準はないものの、読者にとって有益な記事というのはSEOでも評価は高いです。
読了率・離脱率などを元に、読者にとって読みやすく価値がある記事になっているか、PDCAを回していき、検索エンジンにも評価される記事を作成しましょう。
まとめ
ここまで、オウンドメディアの記事数についてご紹介いたしました。
記事数には明確な目安はないものの、目標や方針、ジャンルなどからおおよその記事数を算出することは可能です。
オウンドメディアを運用する上で、記事数はある程度必要になってきますが、一番大切なのはユーザーファーストを意識することです。
読者にとって有益なものは、自然と評価されていきますので、メディアの方針と照らし合わせながら適切なコンテンツを作成しましょう。