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オウンドメディアで事例記事を掲載する際のポイント!成功事例も紹介

こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。

「事例記事って何?」

「事例記事を書くときのポイントはある?」

オウンドメディアを運営している方の中には、事例記事についてよく知らないという方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

事例記事を適切に利用することができれば、自社サービス・商品へのお問い合わせを増加させられる可能性があります。

今回の記事では、事例記事について考え方や形式・書く際のポイントなどをご紹介いたします。

事例記事について知りたいという方はぜひご覧ください。

事例記事とは?

事例記事とは、自社のサービス・商品を購入したユーザーの生の声を伝えるコンテンツです。

導入事例などが代表例としてあり、実際に導入した顧客の感想・得られた効果などをまとめ、導入をしている顧客や新規顧客に対して、より鮮明なイメージを伝えることができます。

近年の購買プロセスでは、サービス・商品の情報を収集する際に、口コミや感想をはじめとしたレビューなどが重要視されており、事例記事は購入を検討している顧客に対して、最適なアプローチが可能でしょう。

販売元ではなく第三者からの意見は、信頼性や安心感が高く、ユーザーの購入を後押しすることが可能です。

また、事例記事は社内プレゼンや営業の際に利用されることもあります。

オウンドメディアで事例記事を書く際の考え方とは?

事例記事を書く際には、下記の2つの軸に構成を作成していきましょう。

  • 購入理由
  • 購入後の効果

購入理由では、どのような課題を抱えていたのか、なぜ購入を検討するに至ったのかに焦点を当て、購入に至るまでの流れ全体を整理します。

購入後の効果では、購入したことによって、抱えていた課題がどのように解決したのかに焦点を当てましょう。

導入前後での、具体的な数値の変化などもあるとより説得力が生まれ、ユーザーの背中を押すことが可能です。

また、事例記事を書く際には、商品・サービスのターゲットとなるユーザーに近い顧客を取り上げると良いでしょう。

実績として、有名な企業を取り上げることも良いですが、本来のターゲットと乖離がある場合にはイメージダウンにつながる可能性もありますので、注意しましょう。

オウンドメディアでの事例記事の形式

続いて、事例記事の形式について見ていきましょう。

事例記事には下記2つの形式があり、それぞれ特徴が異なります。

  • Q&A
  • ルポルタージュ

まずは、Q&A方式から見ていきましょう。

Q&A

Q&A形式は、インタビュアーの質問に対して、対象者が答えていく形式です。

回答された内容がコンテンツの中心となるため、生の声を多く伝えることが可能。

臨場感が伝わりやすい反面、インタビュアーの力量によっては話の流れ・まとまらないといった可能性もあります。

ルポルタージュ

続いては、ルポルタージュ形式です。

ルポルタージュ形式とは、インタビューする対象者の回答を交えながら記述する形式です。

コンテンツ作成者の思いや考えを伝えやすい反面、話をうまくまとめるために回答を適切にピックアップするスキルが必要。

インタビューをそのままコンテンツ化するわけではないため、要点を押さえつつ補足資料などを使用することで、より詳しく伝えることが可能な点も特徴です。

ターゲットユーザーが抱えている悩みと近いところに焦点を当てながら、購入までのプロセスをコンテンツ化することで、ユーザーへの説得力を持たせることができるでしょう。

オウンドメディアの事例記事を書く際のポイント

続いては、事例記事を書く際のポイントについて見ていきましょう。

  • インタビューの準備は入念に行う
  • インタビュー後はすぐに内容をまとめる
  • 構成を整え、発信前に校正

1つずつ見ていきましょう。

インタビューの準備は入念に行う

事例記事を行う際には、顧客にインタビューを行うことになります。

この際、質問を準備することはもちろん、アイスブレイクのための簡単な話題やより深い内容を聞き出すためのテクニックなどを学んでおきましょう。

具体的には、敢えて反論してみたり、もし購入していなかったらなど仮定の質問を投げかけてみたりなどです。

インタビュー後はすぐに内容をまとめる

インタビューが終了した後は、できるだけ早めに内容をまとめましょう。

もちろん録音も行いますが、インタビュー時に感じた自身の気持ちやインタビュアーの雰囲気などを簡単にでもまとめておくと、記事を作成する際に役立ちます。

その後、録音した内容を文字起こししていきます。

インタビュー時には聞き逃していた部分から記事にできそうな話が見つかることでしょう。

構成を整え、発信前に校正

記事を作成する際には、文字起こしした内容をもとに話の構成を整えましょう。

質問ごとに塊を作り、流れを考え順番の入れ替えを行います。

Q&A方式であれば、文字起こしした内容がそのまま事例記事の下書きになりますが、ルポルタージュ形式の場合には、内容をピックアップし適宜、補足資料を追加していく作業が必要になります。

記事が完成したら、発信する前に必ず校正しましょう。

日本語としておかしい点がないか、確認していきます。

作成側の確認が済んだら、最後にインタビューを受けていただいた顧客に確認してもらい公開しましょう。

主な事例記事の成功事例

最後に事例記事の成功例を2つご紹介します。

  • 武蔵コーポレーション株式会社
  • 株式会社ホームセレクト

武蔵コーポレーション株式会社

1つ目の事例は武蔵コーポレーション株式会社が運営するウェルスハックです。

ウェルスハックは、「富裕層向けの不動産投資メディア」として運営されおり、不動産投資に関する情報を中心に発信しています。

メディアの中で、武蔵コーポレーション株式会社を通して、不動産投資を実際に行ったからの事例記事が紹介されていました。

インタビュー形式のものが多く、感想や購入に至った経緯、購入後の効果などについて、生の声を見ることが可能です。

株式会社ホームセレクト

2つ目の事例は、株式会社ホームセレクトが運営するホームセレクトです。

ホームセレクトは、一軒家の販売・不動産査定を行っている会社で、オウンドメディアを通して物件の紹介や不動産の知識などを発信しています。

実際に購入者の声もインタビュー形式で掲載されていました。

年代ごとに、カテゴリー分けがされており、購入を検討しているユーザーが、自分に近い立場の人の名前の声を簡単に閲覧できる工夫もされています。

まとめ

ここまで、オウンドメディアにおける事例記事についてご紹介しました。

事例記事は、導入を検討しているユーザーの購買を後押しする・営業やプレゼンで使えるなど利用可能性が大きいコンテンツです。

記事の形式によって、伝えられる内容や特徴が異なるため、自社の商品・サービスに合わせて適切に利用しましょう。

今回の記事を参考に、事例記事について検討してみてはいかがでしょうか。