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オウンドメディア運営に重要なマイクロコンバージョンとは?メリット・デメリットやポイント

こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。

オウンドメディアの運営において、コンバージョン設定はとても重要な要素ですが、マイクロコンバージョンまで設定できている企業は少ないのではないでしょうか。

「マイクロコンバージョンについて知らない」

「設定することでどんなメリットがある?」

などの疑問を解決するため、今回の記事ではマイクロコンバージョンについて詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、マイクロコンバージョンの重要性・設定の仕方が分かりますのでぜひご覧ください。

マイクロコンバージョンとは

マイクロコンバージョンとは、最終地点であるコンバージョンにたどり着くまでの、中間地点に設定する目標のことを指します。

一般的には、コンバージョンについてより深く分析する際に使用されますが、設定していない企業も多い指標。

具体例:購入をコンバージョンとした場合 マイクロコンバージョン=CTAボタンのクリック・必要情報の入力など

マイクロコンバージョンは、その時点では売り上げに影響しませんが、後々のコンバージョンに繋がる可能性を持っています。

マイクロコンバージョンを正しく設定し、改善点を探すことができれば、売上の向上などを見込むことができるでしょう。

マイクロコンバージョンを設定するメリット

続いて、マイクロコンバージョンを設定するとどんなメリットがあるのかご紹介いたします。

メリットは以下の3点。

『メリット』

改善点を見つけることが可能になる

運用戦略を細かく設定することが可能になる

広告運用における自動入札に活用可能

1つずつ見ていきましょう。

改善点を見つけることが可能になる

マイクロコンバージョンを設定することで、中間地点におけるユーザー行動を分析することが可能となります。

そのため、ユーザーの離脱ポイントなどがわかり、改善すべき点が見えてきます。

コンバージョンに至るまでの過程を細かく見ていくことで、最終的なコンバージョンの確度も向上していくでしょう。

運用戦略を細かく設定することが可能になる

マイクロコンバージョンを設置することで、目指すべき成果目標が細かく設定されます。

アクセス数・問い合わせ数の増加やクリック率向上など、それぞれの指標によって運用戦略を変えながら成功を目指していく必要があります。

その中では、今まで行っていなかった行動も生まれてくるでしょう。

広告運用における自動入札に活用可能

広告運用には、AIを利用した自動入札機能というものがあります。

自動入札機能とは、ジャンルや目的・予算に合わせてAIが自動で入札し、成果の最大化を図ってくれるシステム。

この自動入札機能を利用するためには、一定以上のコンバージョン数が必要となります。

しかし予算が低かったり、基準が厳しかったりすると、一定数以上のコンバージョン数をあげることができない場合も。

そんな時に、マイクロコンバージョンを活用することで、コンバージョン数を補うことが可能です。

マイクロコンバージョンを設定するデメリット

続いて、デメリットについて解説していきます。

マイクロコンバージョンを設定するデメリットは以下の2点。

『デメリット』

管理しなければいけない項目が増加する

自動入札に影響が出るため、定期的な見直しが必要となる

1つず見ていきましょう。

管理しなければいけない項目が増える

マイクロコンバージョンを設定することで、追いかける目標の数が増加します。

問い合わせ数の増加・クリック率の向上などの複数の目標に対して、日々の数値管理はもちろんのこと、戦略を立て、検証を繰り返していく必要があります。

コンバージョンを1つだけ設定していた時とは異なり、管理工数がかなり増えることになりますので、適切な設定がより大切となるでしょう。

自動入札を定期的に見直す必要がある

コンバージョン数をクリアするために、マイクロコンバージョンを利用している場合、自動入札を定期的に見直す必要が出てきます。

あくまで、自動入札機能を使うために活用しているだけなので、本来のコンバージョンが全然上がらないという事態は避けなければなりません。

そのため、コンバージョン数をクリアできるだけの成果を上げれたら、マイクロコンバージョンに対する入札を中止するなどの対応が必要となるでしょう。

マイクロコンバージョン設定の際のポイント

最後にマイクロコンバージョンの設定ポイントについて解説します。

コンバージョンと連動する指標を設定する

設定して終わりではなく、定期的に見直しを行う

マイクロコンバージョンは、コンバージョンの中間目標となるため、コンバージョンと連動する指標を設定しましょう。

1つのコンバージョンに対し複数設定することも可能ですが、コンバージョンとの関係が一番深いものを選択すると良いです。

例えば、購入というアクションを最終地点と定めている場合には、ページへのアクセス数・CTAボタンのクリック率・フォーム入力率など様々な指標を想定できますが、その中で最も購入アクションとの連動性が高いものを選びましょう。

また、設定して終わりではなく、定期的な見直しを行いましょう。

その際、マイクロコンバージョンの数値だけではなく、設定したことで変わった行動・結果までを見直すことで、どの部分を改善すべきかが見えてきます。

何事も、最初から全て適切に行うことは難しいので、定期的に見直し、改善を経てより完成に近い状態にしていきましょう。

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まとめ

ここまで、マイクロコンバージョンについてご紹介いたしました。

マイクロコンバージョンの設定には、今まで見えてこなかった改善点が見つけれられるなどのメリットがあります。

しかし、適切に設定できないとただ管理が大変になるだけなどデメリットもあります。

オウンドメディア運営において、マイクロコンバージョンは重要な指標となりますので、特徴を理解した上で適切に設定しましょう。