こんにちは、DX攻略部です。
「見積り書のディレクション費って何の費用?」
「ディレクションの業務内容を教えて欲しいです!」
「ディレクション費用の相場が知りたい」
今回の記事では、こういった疑問を持ったサイト制作を検討している方のために、WEB制作におけるディレクションについて徹底解説していきます。
ディレクション費用は制作会社によって意味合いが異なり、その会社のバックグランドや実績によっても変わってきます。しかし、何も知識がないことを理由に相場とかけ離れた金額を請求されることもあります。
この記事を訪れた方には、そうならないための知識を見に付けてもらえればと思います。
- ディレクション費用の相場
- ディレクションとは?ディレクションの作業概要
- WEBディレクターの役割
などをできるだけわかりやすく、解説しようと思います!。
ディレクション費用の相場
ディレクション費用とは、主にWEBディレクターのプロジェクトに対する作業コストのことを指します。
WEBディレクターの作業内容や役割については後ほど詳しく解説するので、先にディレクション費用の算出方法について解説しようと思います。
ディレクション費用の算出方法には、主に二つの形式があります。
- 工数・作業日数に応じた算出方法
- 制作コストなどに比例した算出方法
工数・作業日数に応じた算出方法
一つ目は、ホームページ・WEBサイトを制作するために必要な日数を考え、それに対してWEBディレクターの1日あたりのコストを掛けたものをディレクション費とする方法があります。
この算出方法は、ディレクション費用だけでなくサイト開発における、エンジニアの費用においても利用される可能性が高いです。いずれにしても、内訳を確認できる場合は、どのような作業日数と費用を制作会社側が見積もっているのかを確認しましょう。
相場としては、一日あたり3~6万円ほどの費用が見積もられる可能性が高いです。
制作コストに比例した算出方法
二つ目は、ホームページ・WEBサイトの制作コストに対して一定の割合を設定し、それをディレクション費用として見積もる方法です。
この算出方法では、サイトの制作規模が大きいほどWEBディレクターの作業量が増えるという考えから算出されています。
相場としては、サイト制作費用の10~30%がディレクション費用として見積もられることが多いです。
ディレクションとは?ディレクションの業務内容
それでは、ディレクションの業務内容について解説していこうと思います。
先ほども述べましたが、ディレクション費用はWEBディレクターの作業コストを考えて算出されることが多いです。それは、制作・開発会社の開発の流れが管理するチームリーダーとエンジニアという構成が主流なためです。
ディレクション業務を行うWEBディレクターの役割は、クライアントの要件を整理し、それをまとめたものを開発部署に開発させる、この流れを取りまとめる仕事です。
つまり、プロジェクトにおける、指針であり方向性(direction)を決めるリーダー的役割を担います。
詳しい業務内容としては、
- 企画作成
- 要件定義
- 工程管理
- 品質管理
これらの業務について一つ一つ解説していきます。
企画作成
WEBディレクターの最初の業務は、クライアントの要望を開発技術を考慮しながら固めていくことから始まります。
クライアントがどのような目的でサイトを運営していきたいのか?その目的を達成するために必要なことをクライアントが理解できるように認識を一致させます。
要件定義
クライアントとのヒアリングをもとに、サイト作成に必要な要素を資料としてまとめていきます。
どのようなデザインのサイトにするのか?どのような機能を付属させるのか?、サイト制作のための詳細な費用内訳などを具体的に詰めていきます。
工程管理
開発作業におけるスケジューリング管理を行います。
WEBディレクターはWEB開発に参加しながら、クライアントとの進捗連絡や開発チーム全体の作業チェックを行います。
品質管理
開発が行われていく中で段階的にテストを行ったり、要件とのズレがないかなどの品質を管理します。
また、バグや不具合が発覚した際は全体の作業を考慮して修正を指示したりします。
WEBディレクターが必要不可欠な理由
ディレクション費用はなぜ削ることができないのか?WEB制作を依頼しようとしている方の中には、どうにかディレクション費用は削ることができないだろか?と考える方もいるかもしれません。
そのような方のために、WEBディレクターが必要不可欠な理由を説明したいと思います。
- 制作をスムーズに進めるため
- 品質を守るため
- 開発サイドとのズレをなくすため
制作をスムーズに進めるため
WEBディレクターは、スケジュールを開発チームと共に作成しあらゆる問題に対応します。
もし、WEBディレクター的立ち位置の役割がいなかった場合、意見を取りまとめる立場が明確になっていないため、プロジェクトが空中分解する可能性や問題が起きたときにどういった工程を優先的に進めるべきかなどの判断が遅れる可能性があります。
全体の状態を常に把握している立ち位置は、クライアントの要望をもとに開発を進めている以上欠かせない存在です。
品質を守るため
要件を完全に把握し、品質の管理をする人がいなかった場合、開発している過程で方向性が変わってしまうなどの問題が生じる可能性があります。
クライアントの要望を何度も確認し、開発工程で方向性が間違っていないことを第三者的視点から確認する立場をおくことで、制作しても予定と違うものができてしまったといった問題が起こるのを防ぐことができます。
クライアントと開発サイドとのズレをなくすため
依頼者とエンジニアとの間の連絡役が何人もいては、まとまる要件もまとまらず認識にズレが生じる可能性があります。
効率よく話をまとめるには、開発側とクライアント側との二つの立場の要望を上手くマッチできるようなスキルを持っている必要があります。
そのため、WEBディレクターは開発陣ではわからないクライアントのサイトを制作した後のビジネス的な領域にも知識がある人でないとを務めることはできません。
まとめ
今回は、WEB制作におけるディレクションの役割について解説しました。
正直、WEBディレクターの立ち位置はそこまで硬いものではなく、エンジニア統括かつクライアント調整というのが端的な説明だと思います。
クライアントの要望を把握し、スムーズに開発を進めていくためには必要不可欠な存在ということを把握した上で、制作を依頼する際はディレクション費用が適切な値段であるかどうかを判断できるようにしておきましょう。
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