こんにちは、DX攻略部です。
今回の記事は、「Webライターをやってみたいけど、Webライティングってどうすればいいのかわからない。」という人に向けて、Webライティングの基本を解説しています。
Webライティングの書き方やコツ、やってはいけないことなどを紹介していますので、初心者WebライターやこれからWebライターを始めてみたい人はぜひ参考にしてみてください。
Webライティングとは?
Webライティングとは、インターネットのサイトに掲載される記事を執筆することです。
Webライティングの特徴は、「わかりやすさ」を求められるということでしょう。
Googleなどの検索エンジンを使って、疑問を解決したいユーザーは、答えを求めています。
難解な専門用語や芸術的な表現を使った分かりにくい文章では、ユーザーは簡単に離脱して別のサイトに移ってしまいます。
そのため、Webライティングでは、「わかりやすい」文章が求められます。
Webライティングの基本の構成
Webライティングで求められることは、ユーザーのニーズをわかりやすく伝えることです。
そのため、Webライティングのコツとして、結論を先に提示してあげてから、その理由を述べ、最後にまた結論を述べて締めるという文章構成があります。
ユーザーが欲しい情報を1番最初に伝えてあげることで、サイトからの離脱率を下げられるのです。
このようなWebライティングに適した文章構成法として、「SDS法」と「PREP法」が挙げれます。
Webライティングの基本的な型として身につけておきましょう。
SDS法
SDS法とは、短時間で情報を伝えることに適した文章構成法です。
SDS法のSDSの意味は以下の通りです。
- S=Summary(要点)
- D=Detail(詳細)
- S=Summary(要点)
SDS法とは、最初に要点を述べて、次に要点の詳細を伝え、最後にまた要点を述べるという文章構成法です。
最初に要点を述べることで、相手に伝えたいことを意識させ、詳細で情報の補足をし、また最後に要点を伝えることでユーザーの記憶に定着しやすくなる文章構成法で、短時間で情報を伝えたいときに向いています。
PREP法
PREP法もSDS法と同じく1番伝えたいことから先に述べる文章構成法です。
しかし、SDS法よりも詳細な情報を伝えることで、文章にストーリー性を作りやすく、ユーザーの共感も得られやすくなっています。
PREP法のPERPとは、以下の通りです。
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(具体例)
- P=Point(結論)
PREP法は、先に結論を述べ、ユーザーに伝えたいことを印象付けます。
そして、その結論に至った理由を述べ、さらに具体例を付け加えることでSDS法よりも文章に説得力が増す文章構成法になります。
Webライティングの基本的な手順
次にWebライティングの基本的な手順を紹介いたします。
ペルソナを決める
ペルソナ(persona)とは、サービス・商品の典型的なターゲットとなるユーザーのことです。
同じような言葉でターゲットがありますが、ターゲットとペルソナは少し意味が異なり、ペルソナはターゲットより深く人物像を設定します。
比較項目 | ターゲット | ペルソナ |
---|---|---|
年齢 | 20〜30代 | 山田 花子 28歳 |
性別 | 女性 | 女性 |
職業 | 主婦 | 専業主婦 |
その他 | 料理好き | 都内に住む
夫・長男・次男の4人家族 料理、カフェ巡りが趣味 |
ペルソナを細かく設定することでよりユーザーの思考を理解でき、ニーズを満たせます。
タイトルを決める
ペルソナが絞れたら、次はユーザーの目をひくタイトルをつけましょう。
ユーザーの多くは、検索エンジンからサイトに流入してきます。
検索エンジンを使用すると、サイトのタイトルだけがズラッと並んで表示され、ユーザーはそのタイトルだけをみて、どのサイトを閲覧するかを判断するのです。
それだけタイトルは重要な要素になってきます。
検索する際に、入力するであろうキーワードはタイトルに入れるようにしましょう。
構成を決める
タイトルが決まったら、次は構成を決定していきます。
とりあえず、大まかな見出しを考えるだけでも大丈夫です。
タイトルを見て、サイトを閲覧しにきたユーザーに対して必要な情報を与えられるような構成にしましょう。
記事の執筆
先に述べたSDS法やPREP法を参考に、記事を執筆していきます。
ユーザーにとって、わかりやすい文章を書くことを心がけましょう。
校正チェック
記事が書けたら、校正のチェックをしていきましょう。
誤字脱字はサイトの信用度に関わります。
校正のチェックは、主観的な視点になっていてミスに気づきにくいため執筆を終えてすぐではなく、記事の執筆を終えてから数時間〜1日おいてから行うことをおすすめします。
時間をおいて客観的な視点で見ることで、ミスに気づきやすくなり、より良い文章に修正できます。
EnnoやTomarigiのような校正ツールを使ってチェックするのもおすすめです。
Webライティングでうまく書けるようになるコツ
Webライティングでうまく書けるようになるコツは、ユーザーのイメージを明確にすることです。
競合記事をたくさん読む
ユーザーのイメージを明確するには、競合記事をたくさん読むことが大切です。
検索エンジンで上位に表示されるサイトには、ユーザーが欲しい情報があるといえるでしょう。
競合記事をたくさん読むことで、記事の書き方も学べます。
ユーザーはすぐに離脱してしまうと意識する
ユーザーは、記事がつまらないとすぐに離脱しています。
Webサイトを見ているユーザーは理解が難しいと感じたら、すぐに別の記事に移ってしまうということを常に意識して文章を構成することが重要です。
画像や写真などを使い、流し読みや飛ばし読みでもわかりやすい記事を作れるようになりましょう。
Webライティングで気をつけたいこと
Webライティングで気をつけたいことは、他サイトをコピーすることと、サイトのルールを守らないことの2つです。
他サイトをコピーする
他サイトのコピーは、絶対にしてはいけません。
サイトのコンテンツには著作権がありますので、サイトのコピーは著作権侵害で訴えられてしまう可能性が出てきますし、検索エンジンにミラーサイトとして認識されてしまいます。
ミラーサイトとして認識されてしまうと、検索されても表示されなくなってしまいますので、注意しましょう。
サイトのルールを守らない
サイトにはトンマナというものがあります。
トンマナとは「トーン&マナー」の略で、文章の一貫性、統一性を保つためのルールです。
1つのサイトに複数の記事がある場合に、その文章に一貫性がなければ、サイトの雰囲気や世界観も崩れてしまいます。
サイトごとにルールをきちんと把握してライティングをするようにしましょう。
まとめ
Webライティングで大切なことは、ユーザーのことを考えて文章を書くことです。
ユーザーが記事に求めているもの、どんなユーザーがこの記事を読んでくれるのかなどを常に考えながらランティングをするようにしましょう。
そして、基本に則って継続して執筆していけば、うまく書けるようになっていきます。
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