こんにちは、DX攻略部です。
今回この記事ではビジネスチャットツールとして人気のSlackとChatworkを比較し、それぞれの特徴や機能面を評価していきたいと思います。
これからChatworkやSlackの導入を検討している方が、自社の業態や規模に合ったビジネスチャットを選択できるよう、少しでもわかりやすく解説できればと思います。
具体的に、本記事では下記のポイントについて特に重点的に解説できればと思います。
- ChatworkとSlackの機能差
- 各料金とプランの比較!何が違うのか?
- 少しでもお得に導入するコツとは?
SlackとChatworkどちらにするべきか
重視するポイントでおすすめのチャットツールが変わります。
- 少しでもコストを抑えたい、低コストでコスパ重視ならChatwork
- 多機能でカスタマイズ性や外部ツールとの連携重視ならSlack
それぞれ、最安利用料金や代表的な機能について説明します。
低コスト!コスパ重視ならChatworkがおすすめ!
Chatworkは最安プランだと、1ユーザー500円/月(年契約)で利用できます。
Slackの最安プランは、1ユーザー925円/月(年契約)なので、2倍近い差があります。
どちらも1ユーザーごとに利用料金が必要なので、利用する人数が増えれば増えるほど、低コストで運用できるのは魅力的です。
多機能!機能重視ならSlackがおすすめ!
Slackはスレッド表示やリマインダー機能、画面共有など、Chatworkには無い機能が多数あります。
また、外部ツールとの連携も豊富でGoogleカレンダーやZOOMなどが利用可能です。
多機能のため、操作に慣れるまで時間がかかる可能性がある反面、使いこなせれば痒いところに手が届くのは魅力的です。
まずは無料プランでの検討もあり!
Chatwork、Slackそれぞれ無料のフリープランがあるため、まずは無料で検討してみるのもありです。
メッセージ履歴に保存期間(Chatwork:40日/5,000件、Slack:90日)がありますが、基本的な機能はほとんど使えます。
Chatworkは、無料プランとは別に「有料プランの1ヶ月間無料トライアル」があります。
無料トライアルは機能制限が一切無く、1ヶ月間無料で有料プランの利用ができます。
もちろんトライアルなので、無料期間終了後に解約もできます。
「こちらのリンク」からChatworkの無料トライアルに申し込みをして終了後、有料プランに移行すると最大15,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施中です。
Chatworkの無料トライアルとSlackの無料プランで1ヶ月検討してみて、気に入った方を利用するのが1番オススメの方法です。
Slackの特徴や機能
Slackは、グループの透明性や全体像の把握をして業務を効率化することをベースに設計されています。
- 多機能で画面共有や外部ツールとの連携が豊富
- オープンな交流を思想に設計「掲示板+SNS」のようなイメージ
- チャンネル機能でページを分けられ、基本的に全員がチャンネルの観覧・コメント可能
- コメントのスレッド表示ができ、会話の流れがわかりやすい
- プライベートチャンネルの作成やDMもあり、クローズドな場も作成可能
実際に利用して感じたのは「掲示板+SNSのようなイメージ」でした。
全体での情報共有がメインで、グループ全体で何をしているのかが把握でき、安心感を覚えながら業務に取り組むことができます。
Slackのメリット・デメリット
Slackを導入するメリットとデメリットは下記の通りです。
- 多機能で拡張性が高い
- 基本的に全てのチャンネルが観覧可能で情報がオープン
- スレッド表示のおかげで、会話の流れがわかりやすい
- 全体に向けた発信ができる(有料プランのみ)
- GoogleカレンダーやZoomなど外部ツールとの連携が豊富
- Chatworkと比べると料金が高く、コストパフォーマンスが悪い
- オープンな反面、外部との連絡ツールとしては使えない
- 自分に無関係な情報も見られるので、どこを見ればいいのか混乱する
Slackのメリット・デメリットをまとめてみると、コミュニケーションツールというよりは情報共有ツールとしての利便性を強く感じました。
有料プラン限定ですが、「全員宛て」でメッセージを発信すればグループ内の全員に通知を送れる機能が便利で、「全員に漏れなく伝えたい」場合に役立ちます。
逆に自分とは無関係な情報も見られるので、慣れるまでは情報が多すぎて混乱してしまう場合も。
オープンにグループ内で情報共有がしやすい反面、外注先や協力先との連絡ツールとして使うのは難しいので注意が必要です。
多機能な反面「メンション」「スレッド」「インテグレーション」など独特な用語が多いので、ITが苦手な人は使いづらさを感じるかもしれません。
Slackの料金プラン・使える機能
Slackの料金プランと各プラン毎の機能差は下記の通りです。
プラン | フリー | プロ | ビジネスプラス |
料金 (1ユーザーごと) |
0円 | 年払:925円/月 月払:1,050円/月 |
年払:1,600円/月 月払:1,800円/月 |
メッセージ履歴アクセス期限 | 90日 | 無制限 | 無制限 |
音声/ビデオ通話 | 1対1 | 15人 | 15人 |
外部ツールとの連携 | 10個まで | 無制限 | 無制限 |
ファイル共有 | 5GB/チーム全体 | 10GB/1ユーザー | 20GB/1ユーザー |
画面共有 | ✕ | ◯ | ◯ |
ゲストユーザー | ✕ | ◯ | ◯ |
サポート | スタンダード | 24時間365日 | 24時間365日 4時間以内に返信 |
一括で払う年払いと毎月払う場合で金額が変わり、年払いのほうが毎月払いより1ヶ月分ほどお得になります。
基本的に上記にある機能以外はフリープランと有料プランで違いがないので、基本的な機能を試すだけならフリープランで十分可能です。
Chatworkの特徴や機能
Chatworkは日本初のツールで、チームやプロジェクト単位のクローズドな環境で円滑にコミュニケーションをとることをベースに設計されています。
- 1ユーザー500円/月の低コストで利用可能
- クローズドな交流を思想に設計「メール+チャット」のようなイメージ
- 招待されたグループ内チャットのみ観覧・コメント可能
- 社外の人との連絡ツールとしても利用可能
実際に利用して感じたのは「メール+チャットのようなイメージ」です。
グループ単位でのコミュニケーションがメインで、招待されたグループチャットしか見えないため、目の前のプロジェクトに集中して取り組むことができます。
Chatworkのメリット・デメリット
Chatworkを導入するメリットとデメリットは下記の通りです。
- 価格が安く、コストパフォーマンスが高い
- タスク管理機能がある
- 日本製で直感的に使いやすい
- プロジェクト単位の管理がしやすい
- 無料プランだとメッセージの保存履歴が短い
- 会話が流れやすく、見落としてしまう可能性がある
- 招待されたグループ以外は見えない
Chatworkのメリット・デメリットをまとめてみると、コミュニケーションに特化したツールという印象です。
「メール+チャット」のようなイメージで、グループやプロジェクト単位でのコミュニケーションが得意なツールです。
自分が所属するグループ内しか見えず目の前のことに集中できる反面、他にグループがあるか見えないので、全体像の把握がしづらいです。
日本製なだけあって「返信」「リアクション」「引用」など分かりやすい名称が多く、ITが苦手な人でも違和感なく使える人が多いでしょう。
Chatworkの料金プラン・使える機能
Chatworkの料金プランと各プラン毎の機能差は下記の通りです。
プラン | フリー | ビジネス | エンタープライズ |
料金 (1ユーザーごと) |
0円 | 年払:500円/月 月払:600円/月 |
年払:800円/月 月払:950円/月 |
メッセージ履歴アクセス期限 | 40日 | 無制限 | 無制限 |
音声/ビデオ通話 | 1対1 | 14人 | 14人 |
外部ツールとの連携 | 10個まで | 無制限 | 無制限 |
ファイル共有 | 5GB/チーム全体 | 10GB/1ユーザー | 10GB/1ユーザー |
最大ユーザー数 | 100人 | 無制限 | 無制限 |
ゲストユーザー | ✕ | ◯ | ◯ |
サポート | なし | メール | メール、チャット |
一括で払う年払いと毎月払う場合で金額が変わり、年払いのほうが毎月払いより1ヶ月分ほどお得です。
上記にある機能以外はフリープランと有料プランで違いはありません。
ただChatworkには「有料プランの1ヶ月間無料トライアル」があり、1ヶ月間無料で機能制限無しの有料プランが利用できるので、フリープランより無料トライアルのほうがオススメです。
今ならChatworkの新規導入または無料プランから有料プランに移行すると、最大15,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施中です。
SlackとChatworkの比較
それぞれの特徴やメリット・デメリットを並べて比較していきます。
どちらを導入するかの判断材料の参考にしてみてください。
Slackの特徴 | Chatworkの特徴 |
オープンな交流を思想に設計 「掲示板+SNS」のようなイメージ |
クローズドな交流を思想に設計 「メール+チャット」のようなイメージ |
全体での情報共有がメイン | グループ単位でのコミュニケーションがメイン |
|
|
コスト以外では「全体で情報共有がしたい」「グループ単位で円滑にコミュニケーションを取りたい」のどちらが目的かで判断するのがオススメです。
メリット・デメリットを比較
# | Slack | Chatwork |
メリット |
|
|
デメリット |
|
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多機能の代わりにコスパが悪かったり慣れるのに操作がかかるSlack、使いやすくてコスパが良いChatworkといった感じです。
もちろん、使いこなせればSlackのほうが多機能ゆえに色々なことができますが、全員が使えないとかえって非効率になってしまいます。
少しでも不安を感じるなら、導入のハードルが低いChatworkのほうがいいかもしれません。
料金プラン・使える機能を比較
比較項目 | Slack | Chatwork |
料金 ()内は月額払い料金 |
フリー:0円 プロ:925(1,050)円/月(1,050) ビジネスプラス:1,600(1,800)円/月(1,800) |
フリー:0円 ビジネス:500(600)円/月 エンタープライズ:800(950)円/月 |
メッセージ履歴アクセス期限 | フリープラン:90日 有料プラン:無制限 |
フリープラン:40日 有料プラン:無制限 |
音声/ビデオ通話 | フリープラン:1対1 有料プラン:15人 |
フリープラン:1対1 有料プラン:14人 |
ファイル共有 | フリープラン:5GB/チーム全体 有料プラン:10~20GB/1ユーザー |
フリープラン:5GB/チーム全体 有料プラン:10GB/1ユーザー |
最大ユーザー数 | 無制限 | フリープラン:100人 有料プラン:無制限 |
画面共有 | フリープラン:✕ 有料プラン:◯ |
✕ |
タスク管理 | ✕ | ◯ |
スレッド表示 | ◯ | ✕ |
サポート | フリープラン:スタンダード 有料プラン:24時間365日 |
フリープラン:無し 有料プラン:メール、チャット |
Slackはスレッド表示が便利で、会話が流れてしまうことが少なく、全体の流れを追いやすい仕組みになっています。
Chatworkはタスク管理が便利で「誰がいつ何をするか」を設定できるので、チームの管理に役立ちます。
音声・ビデオ通話に関してはどちらも大差ないため、必要に応じて外部ツールを使う必要がありそうです。
トライアルや無料プランを利用して検討するのもあり!
コスパで選ぶか、必要な機能で選ぶのか悩むところですが、それぞれフリープランがあるため、まずは無料で検討してみるのもありです。
ただChatworkには「有料プランの1ヶ月間無料トライアル」があり、1ヶ月間無料で機能制限無しの有料プランが利用できるので、フリープランより無料トライアルのほうがオススメです。
もちろんトライアルなので、無料期間終了後に解約もできるので安心です。
「こちらのリンク」からChatworkの無料トライアルに申し込みをして終了後、有料プランに移行すると最大15,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施中です。
まずはChatworkの無料トライアルとSlackの無料プランで1ヶ月利用してみて、検討してみてはいかがでしょうか。