こんにちは、DX攻略部です。
今回は、DX(デジタルトランスフォーメーション)ツールの1つである『Marketo(マルケト)』について紹介していきます。
今現在、「Marketoを導入したいなと考えている方」「Marketo(マルケト)の特徴を知りたい方」には、特におすすめです。
また、Marketoを含めて、漠然と検討しているという方も、他のサービスの紹介記事も載せております。
是非、参考に最後まで読み、活用してみてください。
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Marketo(マルケト)とは?
Marketoとは、例えば、複数チャネルを所持、かつチャネル同士で顧客などを連携している場合には、顧客行動を分析できます。
そこから、既存客の購買プロセスを可視化し、自動化してくれるアプリケーションです。
Marketoを導入することにより、購入プロセスが把握できるため、顧客一人一人に合わせたマーケティングが可能となります。
的確な営業活動で獲得した顧客は、長期的に良好な関係を続けることが出来るでしょう。
Marketoの特徴
Marketoの特徴を紹介していく上で、具体的な機能を挙げておきます。
- マーケティングオートメーション機能
- チャネル別マーケティング機能
- リード/アカウント管理、分析機能
- AIを用いた機能
- 営業&支援機能
マーケティングオートメーション機能
マーケティングオートメーション機能では、顧客情報の収集・蓄積は、検索エンジン最適化(SEO)ツールで、行います。
集めた情報は、ソーシャルメディアに取り込むことで質の高いウェブサイト作成やランディングページの作成が可能になります。
そして、ソーシャルメディアを強化することは、顧客に的確な情報を提供することにも役立ち、マーケティング活動に役立ちます。
チャネル別マーケティング機能
ここでの機能は、モバイルマーケティング/メールマーケティング/デジタル広告/ソーシャルマーケティング/webパーソナライゼーションの5つあります。
自社の製品をアピールする方法は、会社によって様々です。
デジタル広告や、メールでのDM、ソーシャルメディアを用いてのマーケティング活動などもあります。
Marketoでは、チャネル別に分けて的確なマーケティングを行うことが可能です。
リード/アカウント管理、分析機能
この機能では、会社ごとに設定された送りたいメッセージを配信します。
配信されたカテゴリーの会社ごとに配信したメッセージが的確だったか、測定/分析することができます。
的確だったかを正確に理解することで、配信するメッセージの質を高めることができます。
その他にも、日々の従業員の業務の効果測定や、収益への貢献度などの測定も可能で、収益以外の測定にも役立てることができます。
AIを用いた機能
AIを用いることで、過去と現在を分析することで、未来を予測し、サイトの訪問者ごとに適切なコンテンツを自動的に提示してくれます。
この機能により、効果的なアプローチが可能となるため、訪問者が見たいコンテンツを探す時間を節約することができます。
営業&支援機能
この機能では、マーケティング活動に必要な営業活動をサポートしてくれます。
具体的に、Marketoに蓄積されたデータを基に、見込み客の優先度を表示したり、購入に繋がる顧客の行動を常に確認できたりします。
適切なアプローチをすることで、生産性を高めることができます。
Marketoの料金
パッケージ構成は、Select・Prime・Ultimate・Enterpriseの4つで構成されています。(2022年8月時点)
パッケージ種類 | Select | Prime | Ultimate | Enterprise |
サービス内容 | 基本的なマーケティングオートメーションと効果測定が可能 | リード管理とABM、カスタマージャーニーの分析、AIによるパーソナライゼーションが可能 | 包括的で強力なオートメーション機能とアトリビューション機能まで使える | 最大のスケーラビリティと柔軟性を兼ね備えたパッケージ |
主にできること |
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Marketoの具体的な料金は、データベースサイズにより価格が変動するため、問い合わせをして相談する必要があります。
Marketo(マルケト)の評判・口コミ
Marketoの良い口コミと悪い口コミなどを調べてみました。
『良い評判・口コミ』
- 社内の業務改善などのアプローチも可能
- メール開封の検知可能
- 見込み客の中で、優先度の高い順に対応が可能
- SalesforceSlack、Zoom、GoogleAnalyticsなどの様々なツールからデータを自動連携できる
Marketoは、メール配信機能だけではなく、社員の業務の効果測定などで業務改善も可能です。
マーケティング活動を改善する上で、日々の業務の改善も必要なことも多いので、一緒に改善できるのは一石二鳥です。
また、送付したメールを開封を検知できるため、開封が確認できた順からアプローチが可能なため、無駄なやり取りを削減できます。
『悪い評判・口コミ』
- MAツール初心者には、分かりずらい
- 担当者次第では、解決に困る
Marketoなどのツールを使い慣れていない方は、使用例などの記載がないため、分かりずらいという声がありました。
慣れている人が誰もいない場合は、慣れるまで時間を要したり、使わない/使えない機能が沢山あるという事になるかもしれません。
機能で分からないことがあれば、問い合わせも可能ですが、担当者によっては明確な回答を得られないので、自力での解決が必要です。
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Marketo(マルケト)を導入するメリット・デメリット
ここでは、Marketoを導入するメリット・デメリットについて、紹介していきます。
Marketoを導入するメリット
『メリット』
- どのようなアプローチが契約に繋がりやすいか探ることができる
- 会社側が獲得したい顧客・温度感にあわせてマーケティングが可能になる
Marketoを導入することによって、顧客情報などあらゆるデータが蓄積されます。
そのため、どのようなアプローチが契約に繋がりやすいか、把握しやすくなります。
Marketoの特徴で紹介した通り、沢山の機能があるため、活用できればクライアントの必要としている情報の把握が容易になります。
Marketoを導入した際のデメリット
『デメリット』
- 無料トライアル期間がない
- モバイル対応のテンプレートが柔軟ではない
無料で使用できるトライアル期間がないため、気軽に試すことができないので、導入は慎重に検討する必要があります。
また、モバイル版のライティングメールを改善したくて導入した場合、きちんとしたものを作成したい場合、作成が難しいようです。
HTMLやCSSで細かく制御を設定する必要があります。
Marketo(マルケト)が向いている会社と向いていない会社は?
Marketoを導入することが向いている会社と向いていない会社があります。
Marketoが向いている会社
『向いている会社』
- 送付したを開封しているか把握したい会社
- 業務フローも一緒に改善したい会社
Marketoでは、作成して送付したメールが開封されているか、把握することができます。
開封されている順に営業活動を進めていくことが可能になるため、話題のきっかけにもなり、見込み客の興味をひけまます。
なお、Marketoでは、日々の業務の効率/利益率などのデータも蓄積されているため、業務フローの改善にも活用できます。
Marketoが不向きな会社
『不向きな会社』
- メールを活用してのマーケティング活動を実施していない会社
- 具体的にMarketoをどのように活用したいか不明確な会社
Marketoの機能の特徴して、メールのライティングページの作成や開封の確認後のマーケティング活動での活用などがあります。
その機能を使用しないのであれば、もったいないことになります。
また、マニュアルの参考例が載っていないため、具体的な施策がない場合、解決策が思い浮かばず、良いマーケティングができない可能性があります。
まとめ
ここまで、Marketoについて紹介してきました。
Marketoは、メール作成や配信などではなく、SalesForceなどの連携も容易で、顧客管理や業務改善の利用も可能です。
メールの開封率の算出などは、他のMAツールでも可能なものがありますが、業務改善も可能なものは少ないです。
気になる方は、料金面は問い合わせしてみないと分からないので、合わせて検討してみては、いかがでしょうか。
また、他のMAツールについても、下記で紹介しておきますので、よかったら読んでみてください。
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