こんにちは、DX攻略部です。
今回は、freeeとSalesforceを連携することで利用することができる「freee for Salesforce」について、解説していきます。
会社で「freee」や「Salesforce」を使っている・使ってないけど聞いたことはあるという方は多いのではないでしょうか。
この「freee」と「Salesforce」を連携させることで、大幅な業務効率化を図ることができるのです。
freee for Salesforceの「導入方法」や「導入するメリット」なども本記事では解説していくので、業務効率化や営業部門と管理部門の生じる課題に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
freeeとは?
まず最初に、freeeについて解説していきます。
freeeとは、個人事業主から中小企業などを対応した、事務管理を効率化するためのSaaS(サーズ)型のクラウドサービスです。
freeeは、代表的なサービスは下記の2つです。
- 「会社設立 freee」・・・会社の設立に必要な書類を出力し、法人登記や設立後に必要な手続きを行うことができる
- 「人事労務 freee」・・・給与計算や労務手続き、勤怠管理を行うことができる
利用事業者数は100万社を突破し、人事労務ソフト・クラウド会計ソフト導入シェアはなんと、No1(2018年3月時点)になっています。
freee for Salesforceとは?
freee for Salesforceは、上記で紹介した「freee」と「Salesforce」を連携させることで使用することができます。
主な機能として、Salesforceの受注情報を元にfreee会計で、見積書・請求書、取引を自動発行、 Salesforceでは入金・決算のステータスをリアルタイムに反映させることができます。
また、連携・自動化することで管理や記入ミスの手間を削減し、営業から管理部門などのコミュニケーションコストを削減できます。
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freee for Salesforceの導入方法
ここでは、具体的なfreee for Salesforceの導入方法について解説していきます。
まず、freee for Salesforceを導入するためには「freee会計」と「Salesforce」の両方を契約する必要があります。
「freee会計」と「Salesforce」で利用可能なプランに制限がありますので、契約条件にプランが満たしているか事前の確認が重要となります。
法人プランの
- プロフェッショナル
- エンタープライズ
※Sales Cloud、Service Cloud契約の場合
- Professional
- Enterprise
- Unlimited
※Lightning Platform契約の場合
- Lightning Platform Starter
- Lightning Platform Plus
※SalesforceのSales Cloud、Service Cloud の Essentials は対象外です。
上記の契約プランを満たしていることが確認できたら、契約が可能です。
次に、freee for Salesforceの運用開始までの大体の流れを紹介しておきます。
- Salesforceかfreeの営業担当を介して契約締結
- freee for SalesforceのインストールURLの提供
- 自分でfreee for Salesforce インストールを実施
- ①の営業担当者にfreee for Salesforceインストール完了の連絡をする
- freee for Salesforceの管理担当者により、freee for Salesforceを有効化してもらう
- ①の営業担当者より、freee for Salesforce有効化の完了の連絡がくる
- プロファイル「システム管理者」ユーザーによる初期設定をしてもらう
- 自分でfreee for Salesforceの初期設定をする
初期設定をする上で分からない点が発生した場合には、初期設定の仕方は各サイトのホームページにも記載がありますし、問い合わせをすれば回答してもらうことが可能です。
freee for Salesforceを導入するメリット
freee for Salesforceの導入方法を解説したところで、freee for Salesforceを導入するメリットについても解説していきます。
freee for Salesforceを導入することでできること(メリット)は主なものだと、下記になります。
『メリット』
- freee会計では銀行口座のデータを自動で取得できるので、入金状況をSalesforceでも自動連携できる。
- 請求書などの情報を自動連携・自動作成、その他にも合算発行機能と収益振替スケジュール機能により、請求書作成業務と計上処理を自動化できる。
- 請求書は自動化で連携・作成してくれるので、WEB上で登録・仕分計上が可能になる。
- 集めたデータで分析や管理を行える。
- Salesforceにfreee会計の損益計算書を連携すると、SalesforceのダッシュボードでP/L表現が可能になる。
このように、freee for Salesforceを導入することでできること(メリット)はたくさんあります。
freee for Salesforceは、自動化やデータ分析の活用もできるため、業務効率化を図ることができるのです。
まとめ
freee for Salesforceの導入方法、freee for Salesforceでどんな事ができるのか・導入することのメリットなどについて解説してきました。
freee for Salesforceを利用することで、入金状況確認から請求書の自動作成、仕訳入力・計上など一連の業務、データ分析も可能なため、効率化できる範囲は広範囲になると言えます。
営業部は管理部門に確認しにくい、管理部門は確認作業やコミュニケーションが手間など、お互いが連携で困っている会社は少なくないのではないでしょうか。
freee for Salesforceは営業部や管理部門間の業務を円滑にしてくれるサービスです。
freeeもSalesforceも導入している企業が多く信頼と実績がある会社ですので、導入することで営業部や管理部門間の問題を大きく解決することが見込めます。
freeeとSalesforceを既に契約している/業務効率化のため「freee for Salesforce」の導入を検討したいという方は、この機会にお見積りや資料請求をしてみてはいかがでしょうか。
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