こんにちは、DX攻略部の二階堂です。
多くの企業がDXに取り組んでいると思いますが、デジタル化したデータを活用するにはどうしたらよいでしょうか?
デジタル化したデータを、「どこに保存し」「どう活用したら良いかわからない」ケースもあると思います。
デジタル化したデータを活用するには、クラウド化することが必要です。
そこで、クラウドの「必要な理由」や「メリット・デメリット」などを説明していきます。
DX攻略部では、さまざまなサービス・コラムについて解説しています。
関連記事も紹介しますので、参考にしてください。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用することで新たな価値・変革を見出すことです。
刻々と変化していく社会状況や顧客のニーズにいち早く対応するためにも重要になります。
企業はDXに取り組むことで、企業価値・競争力を向上でき、企業間の競争で優位に立つ事が可能です。
DXについて詳しく解説している記事があるので参考にしてください。
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クラウドとは?
DXを進めるためには「クラウド」は重要な役割を担っています。
DXとは、「デジタル技術を活用することで新たな価値・変革を生み出す」ことです。
デジタル技術を活用することはIT化になります。
デジタル化したデータを、クラウドで管理することによりIT化が可能です。
IT化することで、これらのデータを活用する事が可能になります。
たとえばテレワークにて業務をする場合、IT化ができていないと業務上の必要な資料などを利用できません。
近年進められている、「働き方改革」を実現するためにも、クラウドについて理解する事は重要です。
関連記事として、デジタル化の第一歩となる「ペーパーレス」について解説している記事がありますので、参考にしてください。
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クラウドが必要な理由
クラウドが必要な理由としてこれらの点があげられます。
- 情報共有
- ブラックボックス化の解消
情報共有
クラウドが必要とされる理由として、情報の共有があげられます。
デジタル化したデータをクラウドで管理することで、いつでもだれでもデータを閲覧することが可能です。
クラウド管理することで、顧客情報なども有効に管理できるので、業務の効率化も可能になります。
IT化に取り組むためにも、クラウドの役割は非常に重要なのです。
ブラックボックス化の解消
ブラックボックス化になるとトラブルが発生した時に素早く対応できず、業務に支障をきたすことになります。
企業の基幹システムをクラウド化することで、企業全体で管理・共有が可能になり、ブラックボックス化を防ぐことが可能なのです。
クラウドの種類
クラウドを導入する際に、どのようなクラウドを選べば良いのでしょうか。
クラウドの種類として以下のものがあげられます。
- パブリックウラウド
- プライベートクラウド
- ハイブリッドクラウド
パブリッククラウド
自社でサーバーを用意する必要がないので、コスト面で非常に優れているクラウドになります。
容易に導入する事ができ、すぐに使う事ができる点がメリットです。
クラウド事業者が提供するサービスなので、カスタマイズ性が低い点はデメリットになります。
プライベートクラウド
目的に合わせた柔軟なクラウド設計が可能で、高いセキュリティを実現できます
自社内にシステムを構築する必要があるので、コストが高い点がデメリットになります。
ハイブリッドクラウド
パブリッククラウドとプライベートクラウド、これらの2つを組み合わせたクラウドになります。
目的に応じて使い分ける事がメリットになりますが、構造が複雑なので使いこなすのが難しい点がデメリットです。
クラウドのメリット・デメリット
クラウドを導入する際のメリット・デメリットにはどのような点があるのでしょうか。
クラウドのメリット
メリットとして以下の点があげられます。
- 低コスト
- 導入ハードルが低い
- 利用状況に応じて対応
- 業務効率向上
- さまざまな働きかたに対応
低コスト
クラウドサービスは、企業規模や利用者数に応じてさまざまなプランが用意されていますので、ランニングコストを抑える事が可能です。
しかし、クラウドの種類によってコストが違ってくるので、その点は注意が必要になります。
自社のニーズにマッチしたサービスを選ぶことが重要です。
導入ハードルが低い
クラウドサービスを利用する際は、ネット環境があればすぐに導入できます。
既に用意されているサービスを利用するので、スムーズに導入でき社内システム環境を構築できる点は大きなメリットです。
利用状況に応じて対応
自社に合ったサービス内容を柔軟に選択できるので、必要に応じてプランを変更できる点はメリットになります。
柔軟にシステム運用できることで、生産性の向上が期待できるでしょう。
業務効率向上
デジタル化したデータをIT化で活用することで、業務の効率化が期待できます。
各部署で保管されていた情報が、クラウドにデジタルデータとして管理されることにより、情報の共有や検索が簡単にできるでしょう。
さまざまな働きかたに対応
ネット環境があればどこからでもアクセスが可能です。
リモートワークでもクラウドサービスを利用することが可能なので、さまざまな働き方が可能になります。
少子高齢化から働き手不足が懸念される現代において、さまざまな働き方に対応できる点は非常に魅力的です。
クラウドのデメリット
デメリットとして以下の点があげられます。
デメリット
- ベンダー任せになる
- 既存システムとの相性
- セキュリティ問題
ベンダー任せになる
クラウドの管理や運営は、基本的にベンダー任せになります。
トラブル対応などはベンダーに任せる必要があるので、緊急の場合は思うように利用できない場合もあるのです。
既存システムとの相性
カスタマイズの範囲がクラウド側で決められているので、自社の既存システムとうまく連携できない場合があります。
導入前にクラウドサービスの仕様などを確認し、自社のシステムとの相互性を確認することが必要です。
セキュリティ問題
サービスを提供している事業者の管理体制や、利用者における運用上のセキュリティ対策が必要になります。
クラウドサービスを利用する際には、IDやパスワードでログインし運用する事になるでしょう。
またサービスを提供している事業者の、サイバー対策も重要です。
セキュリティ対策が不十分だと、情報漏洩のリスクが高まるでしょう。
DXでクラウドを活用するポイント
クラウドを活用する際のポイントとしてこれらの点があげられます。
- 導入する目的を明確に
- 社内ルール
- スモールスタートで運用
- 目的に合うクラウドサービスを
導入する目的を明確に
クラウドサービスを利用する際には、どのような目的で導入するか明確にする必要があります。
導入する目的によって、選択するクラウドサービスも異なってくるからです。
目的を明確にし、自社にマッチしたクラウドを選択することで運用コストも削減できます。
社内ルール
クラウドを安全に利用するためには、社内ルールを明確にする必要があります。
使い方を間違えば、情報漏洩などが発生し企業の信頼性が失われるからです。
社内で定期的に研修などを実施することで、社員のITリテラシー向上させる環境整備が重要です。
スモールスタートで運用
クラウドを導入するにあたって、社内全ての業務をクラウド化すると混乱を招く恐れがあります。
まず、段階的にクラウド化を進めスモールスタートで運用することが必要です。
セキュリティ面の観点からもスモールスタートで運用することで、社員のITリテラシーを徐々に高められます。
目的に合うクラウドサービスを
さまざまなクラウドサービスがあるなかで、自社のニーズにマッチしたサービスを選択する必要があります。
サービスの種類や内容により、運用にかかる費用も異なってくるからです。
クラウド化の課題
クラウド化する際には、以下の課題があります
- 社員が活用できない
- クラウド化の進め方
社員が活用できない
クラウド化することでさまざまなメリットを得る事ができますが、社員が使いこなす事ができなければ意味がありません。
うまく活用できないと、業務に混乱が生じ業務に支障がでるでしょう。
アナログ思考の従業員が多い場合は、その点も踏まえて使いやすいクラウドの導入を検討することも必要です。
クラウド化の進め方
経営層がITやデジタルに理解が乏しいと、どのようにクラウド化を進めたら良いかわからないケースもあります。
その際には、専門のコンサルタントに相談することを検討してみましょう。
まとめ
クラウド化するためには、自社のニーズにマッチしたサービスを導入することが重要になります。
導入方法や進め方がわからない場合には、専門のコンサルタントに相談することが必要です。
クラウド化には、さまざまなメリットがありますがデメリットもあります。
それらのことを総合的に判断して、自社に適したクラウド化を目指しましょう。
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