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オウンドメディアのターゲット設定方法!手順を1から解説

こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。

「オウンドメディアを運営しているけど、成果が思うように上がらない」

「オウンドメディアのターゲット設定は本当に重要なの?」

オウンドメディアの運用担当となっている方の中には、上記のような悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、オウンドメディアのターゲット設定の重要性・方法について詳しく解説していきます。

ターゲット設定はなぜ重要なの?

オウンドメディアの運営ではターゲットの設定が重要だと言われますが、なぜターゲット設定はそこまで重要なのでしょうか。

ターゲット設定が重要なのは、ターゲット設定によって伝える情報や伝わりやすさが変化するからです。

例えば、「老若男女すべての人」をターゲットとした場合には、伝える情報はとても広くなりますが、色んなテーマを扱いすぎて、ユーザーは自分にとって関係のない情報だと認識してしまう可能性が高いです。

しかし、「小学生の子供がいる母親」というターゲットに設定した場合にはどうでしょうか。

小学校の行事の話やその年代の子供との向き合い方など、情報のテーマが絞られる上、それを見たターゲットユーザーは自分ごととして情報を認識します。

このように、ターゲットを適切に設定することで、伝える情報が変わることに加え、ターゲットへの伝わりやすさも変わってくるため、ターゲット設定は重要なのです。

ターゲットがあやふやだと起こってしまうこと

軽く触れさせていただきましたが、前述のようにターゲット設定があやふやだと、発信する情報に一貫性がなくなってしまったり、ターゲットとするユーザーに適切に情報が伝わらない可能性が高くなります。

適切に情報が伝わらなかった場合、ターゲットのユーザーと中長期的に信頼関係を築くことは難しく、情報発信はしているものの誰も見てくれないというメディアになってしまうでしょう。

誰も見てくれなければ、オウンドメディアを成功させることはできませんので、運営を続けていっても意味がなくなってしまいます。

ターゲット設定の方法

それでは、実際のターゲット設定の方法について見ていきましょう。

ターゲット設定は下記3つの手順を踏んで行います。

  1. オウンドメディアの目的を明確にする
  2. KGIとKPIを設定する
  3. ペルソナを設定する

1つずつ見ていきましょう。

手順1:オウンドメディアの目的を明確にする

まず最初に、オウンドメディアの目的を明確にしましょう。

オウンドメディアを運用しようと考えた背景には、何か得たい成果、つまり目的があるはずです。

見込み客の獲得であったり、認知の拡大であったり、様々な目的が考えられますが、目的を明確にしていなければ、狙うべきターゲット層にもブレが生じてしまいます。

ですので、ターゲットを明確にするためにも、まずはオウンドメディア運営の目的を明確にしましょう。

こちらの記事ではオウンドメディアの目的について詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

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手順2:KGIとKPIを設定する

次に、KGI・KPIを設定しましょう。

KGIとは、「Key Goal Indicator」の略で、簡単にいうと最終目標を指します。

一方KPIは、「Key Performance Indicator」の略で、最終目標に至るまでのプロセスのパフォーマンスを測るための指標を指します。

最終目標(KGI)に対する様々な施策をKPIを設定して測り、それぞれのKPIが達成されるとKGIが達成されるという関係性となっています。

  • KGIの指標:前期対比での売上
  • KGIの目標数値:150%
  • KPIの指標:CV数
  • KPIの目標数値:50件増加

上記の例のように、まずKGIの指標を決め、目標数値を決めます。

そして、KGIの目標数値を達成するためのKPI指標を決め、目標数値を決定していきましょう。

このKPIの目標数値を達成するために、様々な施策を行なっていくことになります。

手順3:ペルソナを設定する

目的が明確化し、KGI・KPIが設定できたら、最後にペルソナを設定しましょう。

ペルソナとは、端的にいうとターゲットをより深掘りしたユーザー像のことを指します。

KPIまで設定ができたら、どんなターゲットに対して情報発信を行なっていくかが見えてきているはずです。

そこからさらにターゲットを深掘りし、ペルソナを設定していきましょう。

ペルソナを明確に決定することができれば、コンテンツを作成する上での一貫性が保たれ、運営方針がぶれることは少なくなります。

具体的なペルソナ設定についてはこちらの記事で解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ターゲットが設定できたら

続いて、ターゲットが設定できたら、キーワードの選定に入っていくことになります。

キーワードの選定は下記の手順で進めていきます。

  1. ターゲットユーザーのニーズをイメージする
  2. ニーズに沿って、ユーザーが検索しそうなキーワードを洗い出す
  3. 洗い出したキーワードの関連キーワードも洗い出す
  4. 洗い出した全てのキーワードに対して、取捨選択を行う

キーワードの選定は、ターゲットが明確に設定できていれば、精度高く行うことが可能でしょう。

ターゲットとして設定したユーザーが何を求めて検索を行うのかを予想し、予想した答えを発信していくのです。

そうすることで、ユーザーから有益なコンテンツを発信するメディアとして認知され、中長期的な関係を築いていくことが可能になります。

まとめ

ここまで、オウンドメディアのターゲット設定の重要性についてご説明しました。

ターゲット設定は、メディアの方針に一貫性を持たせ、適切に運営していく上でとても重要です。

オウンドメディアの目的を明確にすることができれば、自ずとターゲット像が見えてきます。

適切なターゲット設定を行い、オウンドメディア運営を行いましょう。