こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、Chatworkの退会方法について解説していきます。
現在Chatworkを利用しているけど、もう使わないという方や、ツールを乗り換えたいという方もいると思います。また、Chatworkを試してみたいけど、退会方法が分からないと不安な方もいるでしょう。
そういった方向けに、Chatworkの退会手順と退会後の影響をご説明します。
Chatworkを退会する方法を知りたい方は、ぜひご覧ください。
Chatworkの退会方法
Chatworkの退会方法は、利用中のプランによって異なります。ここでは、それぞれのプラン別に退会手順を解説していきます。
フリープランの場合
フリープランを利用している場合は、自分でChatworkを退会することができます。手順通りに進めれば、簡単に退会することができます。
まずはChatworkの画面右上のアカウント名をクリックし、「管理者設定」を開きます。
すると、サービス管理メニューが表示されます。「利用内容の確認」のタブを一番下までスクロールし、「サービスを解約する」を押します。
注意事項を読み、削除するユーザー情報を確認して「次へ」を押します。任意でアンケートに回答し、「サービスを解約する」をクリックすると、Chatworkの退会が完了します。
ビジネスプラン以上の場合
ビジネスプランやエンタープライズプランでChatworkを利用している場合、退会するには組織の管理者に連絡する必要があります。
ビジネスプラン以上は組織契約となっているため、セキュリティの都合でChatworkは関与しないことになっています。
組織内のユーザー削除について、弊社ではセキュリティの都合により関与いたしません。
管理者様へ直接ユーザー削除のご依頼をお願いいたします。
(引用:Chatworkの解約方法 – ヘルプ | Chatwork)
Chatworkを退会するときの注意点
Chatworkを退会すると、さまざまなデータが削除されます。退会した後に後悔することがないように、注意点を確認したうえで退会を行うようにしましょう。
チャットへの参加が不可能になる
Chatworkから退会すると、自分が参加していたダイレクトチャットやグループチャットすべてから自動で退席することになります。
グループチャットは一度退席すると、再び招待されない限りはそのチャットにアクセスすることはできません。
担当していたタスクが削除される
Chatworkから退会すると、自分が「担当者」として設定されていたタスクはすべて削除されます。グループチャットの他の参加者に対して影響が出る可能性があります。
一方、自分で作成したタスクであっても、担当していなければそのタスクは消えません。
アップロードしたファイルが削除される
自分がアップロードしてChatwork上で共有していたファイルも、Chatworkを退会すると削除されます。こちらも他の参加者に対して影響が出ることが考えられます。
ただし組織契約の場合は、退会したユーザーと同じ組織に所属するユーザーがチャットに参加しているのであれば削除されません。
その場合、ファイルのオーナーが「所属組織」に変更され、チャットに参加中の同じ組織のユーザーであれば編集や削除ができるようになります。
送ったメッセージは削除されない
Chatworkを退会しても、自分を含めて2人以上が参加していたグループチャットでは、送ったメッセージが削除されることはありません。
退会した場合、そのユーザーの表示名が「(ユーザーの表示名)(解約済)」に代わります。
Chatworkの退会後も、グループチャットに参加している他のユーザーは過去のやり取りを閲覧することが可能です。
データの復元は不可
Chatworkを退会する際に削除されたアカウントの情報やアップロードしたファイルなどのデータは、二度と復元することができません。
そのため、退会する際は退会後の影響をしっかりと考えたうえで行う必要があります。
フリープランを利用していたり重要な情報を共有していたりするのであれば、特に理由がない場合、退会はせずにアカウントをそのままにしておくことをおすすめします。
Chatworkの代替ツール
Chatworkを退会して他のツールに乗り換えようと考えている方もいると思います。そこで、ここでは、おすすめの代替ツールを3つご紹介します。
- Slack
- LINE WORKS
- Microsoft Teams
Slack
Slackは、Slack Japan株式会社が運営するビジネスチャットツールです。世界的な大企業も導入しており、人気のツールとなっています。
外部のサービスやツールとの連携機能が充実しており、多くのアプリをSlackで利用することができます。
チャットルームのデザインを自分好みに変えることもでき、自由度も高くなっています。
機能面が充実しているチャットツールを使いたい方におすすめです。
LINE WORKS
LINE WORKSは、ワークスモバイルジャパン株式会社が運営しているビジネスチャットツールです。LINEと同じUIを用いているので、カジュアルで使いやすいことが魅力です。
LINEを利用している人であればだれでも簡単に使うことができ、スタンプなどのLINEでおなじみの機能も使用可能です。
既読の確認もでき、ビジネス版のLINEと言えるでしょう。
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、日本マイクロソフト株式会社が運営するビジネスチャットツールです。多くの国や地域で利用されている実績があります。
他のMicrosoftアプリとの連携が強力であり、Officeアプリを利用したファイルの閲覧や共同編集などがやりやすくなります。
チャット、会議、通話をすべて使うことができ、ビデオ会議機能では自動文字起こし機能も備わっています。議事録の作成にも役立ちます。
まとめ
今回は、Chatworkの退会方法について解説してきました。
フリープランで利用している場合は自分でも簡単に退会することができますが、ビジネスプラン以上の場合は組織の管理者に問い合わせる必要があります。
退会して消えたデータは復元が不可能なので、よく考えたうえで退会するようにしましょう。
Chatworkには便利な機能がそろっているので、使わなくてもとりあえずアカウントは残しておくのもおすすめです。