こんにちは、DX攻略部です。
今回は、「Rootstock」と「Salesforce」の連携について解説していきます。
日々の業務をこなしていて、業務のプロセス管理を複数のシステムで対応していて管理が煩雑・業務のプロセス管理が属人化していて確認が手間などでお困りな方はいませんか?
上記などでお困りの方におススメしたいのが、今回紹介する「Rootstock」になります。
さらに「Rootstock」と「Salesforce」を連携されることで、更なる業務効率化も期待できます。
この記事では、Rootstockの紹介や特徴・Salesforceとの連携方法や連携させることで出来ることなども解説していきます。
Rootstockとは?
Rootstockとは、Salesforceのプラットフォーム上で運用する製造業向けのクラウドERPです。
ERPは、Enterprise Resources Planning の略称であり、企業経営の基本である人的・物的・金銭的などの経営資源を効率的に配分し、有効活用するための考え方のことです。
上記の考え方を実現するためのITシステムを、「ERPシステム」などと呼び、人事・生産・生産・会計・販売・物流などの幅広い業務分野の機能を備え、自社が保有する情報の一元管理を簡単にします。
一元管理により、見込生産・受注生産・個別受注生産・プロジェクト管理など様々なビジネスモデルと生産方式への対応が可能です。
さらに、Salesforceと連携することで、経営管理を行うことが可能となります。
Rootstockの特徴
まず、Rootstockが提供している標準機能について紹介していきます。
- 受注管理
- 在庫管理
- セールスCRM
- 注文管理(購買管理)
- 生産計画
- 製造管理
- 出荷管理
- 原価管理
- 財務管理/会計
- 複数コード管理(複数言語/複数通貨/複数拠点)
- プロジェクト管理
- 見積り管理
- スケジューラー(負荷計画) など
上記の機能は標準機能の一部紹介となっており、まだ様々な機能を保有しています。
こちらを確認いただいただけでも、保有機能の多さはお分かりいただけたと思います。
次にRootstockの特徴について、解説します。主にRootstockの特徴は以下となります。
- 機能が豊富
- 業務管理レベルの大幅な向上
機能が豊富
Rootstockは、End-to-Endの製造システムに、中央集中型の包括的管理を提供します。
そのため、購買から作業指示管理、フィールド・サービスとメンテナンス、部品表などビジネスのほとんどRootstockだけですべてをカバーできます。
業務管理レベルの大幅な向上
Rootstockは、高度な作業分析と人工知能を使用して作業パターンや傾向を特定し、次の最適な行動改善を提案してくれます。
そのため、今までの属人的な業務プロセスから変革し業務全般の質や管理レベルの向上などに役立てられます。
現に、Rootstockを活用することでITの諸経費を40%削減し、一般的なERPの導入を6ヶ月以上加速させることがデータとして証明されています。
「Salesforce」との連携方法
Rootstock と Salesforceとの連携方法については、以下の通りです。
- AppExchangeにログインする
- 中央付近にある水色の「今すぐ入手」を選択する
- 「今すぐ入手」→「すべてのユーザのインストール」を選択する
- インストールが確認できたら、指示通りに連携や設定をしていく
Rootstock と Salesforceの連携は特に複雑な設定などはないため、指示に従い操作していけば簡単に連携することが出来ます。
Salesforceと連携させるとできること
ここでは具体的に、Rootstock と Salesforceを連携させることでできることについて解説します。
- 注文している品の発送状況や変更管理が容易になる
- 問い合わせへの回答のスピードと質の向上
- 一連の業務プロセスが連携により完結
注文している品の配達状況や変更管理が容易になる
Rootstock と Salesforceを連携させることで、プロセスを推進する発注または作業指示などが連携するため、問い合わせがあった場合でも対応者はその情報を掘り下げて確認することができます。
注文していた品が予定通りに届かない・特定部品の資材の不足などは、仕事をしていれば発生する事象です。
事前に配達の遅延を確認したり、最新の納品日を確認作業が属人化せず全体がアクセスをすれば確認できる状態にできます。
問い合わせへの回答のスピードと質の向上
Rootstock と Salesforceを連携させることで、全ての従業員は顧客のすべての情報を1つの画面から情報を獲得できるようになります。
複数のシステムに同時にアクセスして情報を探すという手間を省くことができるようになります。
これにより、初回の問い合わせのみでの問題解決と対応までの時間を向上させることができます。
一連の業務プロセスが連携により完結
Salesforceのプラットフォーム上で、製造業の業務プロセス例である商談→受注→購買→在庫→製造→出荷までの一連の業務プロセスが完結できます。
これは、顧客との商談などやり取りの詳細・商談に至った経緯・履歴への容易なアクセスと、自動化されたプロセスを組み合わせることで、迅速に解決できます。
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まとめ
ここまで、RootstockとSalesforceの連携について、解説してきました。
Rootstockを活用することで、製造業の業務プロセスを一元管理することが可能となり業務効率や業務管理レベルを向上させてくれます。
また、さらにSalesforceと連携させることですべての工程の管理をSalesforceのプラットフォーム上で行えるようになります。
これにより、社内の業務向上だけではなく、取引先・顧客対応の問い合わせやクレーム対応のスピードや質を高めることにも繋がります。
現状、業務工程を様々なシステムで管理していて、確認作業が複雑化していてお困りの方は是非、Rootstockの活用/Salesforceとの連携を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、現在DX攻略部では、Salesforceの導入支援(「値引き交渉」や「初期導入支援」など)を行っております。
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また、DX攻略部ではSalesforceで連携できる他のツールについても多数紹介しています。
本記事内でも何商品が紹介しておりますので、気になった記事は是非そちらも合わせてご一読ください。
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