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Sales Cloud Einsteinの活動キャプチャとは?AIによる自動同期ツール活用で営業力を底上げする!

こんにちは、DX攻略部のヘナトンです。

Sales Cloud Einstein 活動キャプチャを利用していますか?

Sales Cloud EinsteinとはSalesforceが提供する特に営業チームを支援するために開発されたAI(人工知能)プラットフォームです。

Sales Cloud Einsteinの概要に関してはこちらの記事で解説しておりますのでご参照ください。

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Sales Cloud Einsteinには様々な機能がございますが、Einstein活動キャプチャはSalesforce とメールおよびカレンダーアプリケーション間のデータを最新の状態に保つことができるようにする機能です。

例えばSalesforceとカレンダーアプリケーション間のデータを自動同期することで、二重で入力作業に時間と取られなくなったり、二重に予定確認をしなければならないとダブルブッキング等のリスクが生じなくなります。

これで、販売などのより重要な作業に集中できます。

Einstein 活動キャプチャのメリット

Einstein活動キャプチャを使用するメリットとして以下が挙げられます。

  • メールをSalesforceに自動で取り込む
  • 行動をSalesforceに自動で取り込む
  • 取引先責任者をSalesforceに自動で取り込む

詳しくは下記の章でご説明します。

Sales Cloud Einstein 活動キャプチャの主な機能とは?

Einstein 活動キャプチャは、Salesforce とメールおよびカレンダーアプリケーション間のデータを最新の状態に保つのに役立つ生産性向上ツールです。

アプリケーション間のメール、行動、取引先責任者3 種類のデータを最新に保つために同期します。

Einstein 活動キャプチャでこのデータの各種類がどのように処理されるかについて説明します。

メール

Einstein 活動キャプチャユーザが送信および受信したメールは、キャプチャされ、関連する法人取引先、個人取引先、取引先責任者、リード、商談、契約、および見積レコードの活動タイムラインに自動的に追加されます。

メールデータはメールインサイトの作成にも使用されます。

また、Inbox や Sales Engagement を使用している場合は、メールデータによってエンゲージメントデータが生成されます。

Salesforce から送信するメールは接続済みのメールアカウントを経由します。

キャプチャされたメールは Salesforce レコードではないため、標準レポートや他の Salesforce プラットフォーム機能では使用できません。

また、別名メールアドレスはサポートされていないため、ご注意ください。

行動

行動は、Salesforce とユーザの接続済み Microsoft アカウントまたは Google アカウントの間で同期されます。

同期された行動を Salesforce の取引先責任者およびリードレコードに関連付けて表示できます。

行動は接続済みアカウントから Salesforce に移動すると Salesforce レコードになるため標準のレポート機能や Salesforce Platform 機能で使用できます。

Salesforce の [私の行動] カレンダーに行動が表示されます。

設定に応じて、Einstein 活動キャプチャユーザが含まれている行動は、さらに商談、契約、および見積レコードの活動タイムラインに自動的に追加されます。

ただし、行動は Salesforce レコードではなく、レポートや他の Salesforce プラットフォーム機能では反映されません

取引先責任者

取引先責任者は、Salesforce とユーザの接続済み Microsoft アカウントまたは Google アカウントの間で同期されます。

メールと行動はSalesforceに表示されるだけでレコードとしてインサートされませんでしたが、取引先責任者は接続済みアカウントから Salesforce に移動すると Salesforce レコードになるため標準のレポート機能や Salesforce プラットフォーム機能で使用できます

Einstein 活動キャプチャの取引先責任者同期機能ではGoogleアカウントなどに登録されている人物をを取引先責任者として取り込む機能ですが、まだ登録されていないが、Einsteinがメールの署名等から判断して取り込む機能がEinstein自動取引先責任者にはあります。

Einstein自動取引先責任者に関してはこちらの記事をご参照ください。

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それぞれの同期方法

上記の章でも解説していますが、メールと行動、取引先責任者で同期結果が異なります

取り込んだメールと行動はSalesforce上に表示されるだけで、編集等のアクションはできません

一方、取り込んだ取引先責任者はSalesforceにレコードとして登録されるため、他の取引先責任者と同様に扱うことが可能です。

まとめ

Einstein 活動キャプチャについて大まかに理解できたでしょうか。

Einstein 活動キャプチャを活用することで、SalesforceからGoogleメールを確認しにいくことなく、Salesforceのしかるべきページに表示させられるようになるなど、手間を削減できます。

1日に何度も行う画面移動が削減できれば、長い目で見た時に大きな時間削減につながり、営業担当は営業担当にしかできないような作業等に集中できます。

Einstein 活動キャプチャを上手く利用して不要な手間を削減し、より効率良く商談に集中しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。