こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。
オウンドメディアを運営していく上で、キーワードの選定はとても重要です。
運営するオウンドメディアのテーマに合わせて、何を発信していくか、どんな情報をユーザーが欲しているか。
様々な観点からキーワードを選定し、コンテンツを作成していきます。
今回の記事では、キーワードの洗い出し方について解説していきますので、ぜひご覧ください。
キーワード選定で基本的な考え方
キーワード選定の基本的な考え方は2種類あります。
まず1つ目が、オウンドメディア全体としてどのようなキーワードで上位表示を狙いたいかを選定すること。
2つ目が、コンテンツを作成する際にどのキーワードについて作成するか選定することです。
1つ目で、メディアで扱うコンテンツの全体像を見極め、2つ目で中身を固めていくようなイメージとなります。
どちらも非常に重要ですが、特に1つ目は適当に進めてしまってからでは後戻りが難しい項目となりますので注意しましょう。
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キーワードの洗い出し方
それでは具体的なキーワードの洗い出し方ついて見ていきましょう。
キーワード選定は下記の流れで進めていきます。
- ユーザーをイメージする
- ユーザーが検索しそうなキーワードを挙げる
- キーワード選定ツールで洗い出す
1つずつ見ていきましょう。
ユーザーをイメージする
まずはじめに、オウンドメディアのターゲットとなるユーザーをイメージしましょう。
そのためにも、オウンドメディアの目的をしっかりと整理、何を目的として、どんな効果を望むのか。
そのためには、どのようなユーザー層にアプローチすることが最適なのか。
ここまでを前提とした上で、想定したユーザー層はどのような人たちなのか。
つまり、ペルソナを想像していきます。想定したユーザーはどんな生活環境で、どんなことに課題を抱えていそうなのか。
具体的にユーザーをイメージすることで、そのユーザーが求める情報についての解像度を高めていきます。
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ユーザーが検索しそうなキーワードを挙げる
ユーザーをイメージすることが出来たら、次にユーザーが検索しそうなキーワードを挙げていきましょう。
先ほど、細かく設定したペルソナを元に、ユーザーが検索しそうなキーワードをどんどんと挙げていきます。
この際、いきなりキーワードを挙げていくのではなく、ユーザーが抱えていそうな悩みを挙げていくことからはじめると良いでしょう。
挙げた悩みに対して、ユーザーはどんなキーワードで検索を行うのか。
この部分が、オウンドメディアで扱うべきキーワードと直結するのです。
キーワード選定ツールで洗い出す
思いつく限りのキーワードを挙げることが出来たら、キーワード選定ツールを使用してキーワードを洗い出していきましょう。
キーワードの選定ツールは様々ありますが、無料で使える「キーワードプランナー」・「ラッコキーワード」などがおすすめです。
先ほど挙げたキーワードをキーワード選定ツールにかけ、関連キーワードを徹底的に洗い出します。
キーワード選定ツールでは、実際に検索されているキーワードの中から、ツールにかけたキーワードと関連度が高い順に表示されます。
この過程の中で、挙げることが出来なかったキーワードや、キーワードの奥にあるユーザーのニーズに気づくこともあるでしょう。
洗い出したキーワードは整理しよう
関連キーワードを含め、多くのキーワードを洗い出すことができたら洗い出したキーワードを整理していきましょう。
整理の仕方は様々ありますが、今回は下記の流れでキーワードを整理していきます。
- 検索ボリュームが大きいKWを選定
- ①のキーワードの関連キーワードを選定
- SEO戦略に基づき、優先度を決定
検索ボリュームが大きいキーワードを洗い出し、狙うキーワードを選定
洗い出したキーワードは恐らく相当数ある思いますが、いきなりここから手動で選定していくのは現実的ではありません。
メディアの戦略にもよりますが、企業規模でオウンドメディアを運営していく場合には、必ず検索ボリュームの大きいKWでの上位表示という目標があると思います。(目的のための手段として)
そこでまずは、検索ボリュームで足切りを設定し母数を減らしましょう。
その上で、残ったキーワードの中からオウンドメディアとして、狙っていきたいキーワードを選定していきます。
関連キーワードを選定
検索ボリュームが大きく狙っていきたいキーワードが決まったら、そのキーワードの関連キーワードを選定していきましょう。
検索ボリュームの大きいキーワードは、別の単語と組み合わせた複合キーワードとして検索されることも多いため、1つのボリュームの大きいキーワードに対して複数の関連キーワードが洗い出せるはずです。
先ほどと同じように、関連キーワードが洗い出せたら、手動で取捨選択をしていきましょう。
この作業が完了すると、1つのキーワードに対して、捕捉的なキーワードが複数個ある状態。
最近のSEOで意識されているトピッククラスター構造のような状態が整理できていると思います。
SEO戦略に基づき、優先度を決定
上記が完了したら、SEO戦略に基づいて優先度を決定していきましょう。
検索ボリュームが大きいキーワードでの上位表示は難しい状況でも、ボリュームが小さいキーワードであれば順位を狙っていくことが可能など、自社オウンドメディアの状況によって、SEO戦略は変わってきます。
SEOはとても時間がかかる作業ですので、コンテンツを発信してから効果を得られるまでにはラグがあり、どのキーワードを先にフォローしていくかという優先度は非常に重要な項目となります。
自社の戦略に沿って、優先度を決めコンテンツ制作を進めていきましょう。
まとめ
ここまで、キーワードの洗い出し方、選定方法について解説いたしました。
オウンドメディア運営で重要な役割を担うキーワード選定。
注意するべき点が多く、すぐに答えが出ない難しい作業ではありますが、成功した瞬間の効果・喜びはとても大きいです。
今回の記事を参考に、適切なキーワード設定を行なっていきましょう。