こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。
「オウンドメディアとコンテンツマーケティングって違うの?」
「それぞれどんな役割なの?」
マーケティング担当の方の中には、上記のような疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オウンドメディアとコンテンツマーケティングは、そもそもの役割に違いがあります。
今回の記事では、両者の違いについて、役割紹介などを含めてご紹介します。
コンテンツマーケティングとオウンドメディアの違いを知って、両者を有効に使えるようになりましょう。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、自社が保有する全てのメディアの総称で、SNSをはじめ、社外向けのパンフレットなどもオウンドメディアに該当します。
しかし、近年のWebマーケティング業界では、「自社で保有・運営するブログ型のサイト」のことを指して、オウンドメディアという言葉が使われることが一般的です。
オウンドメディアでは、情報発信を通じて、新規顧客の開拓や認知度の向上・ブランディング・リクルーティングなどを行うことが可能。
インターネットの隆盛に伴って、消費者の行動が変化し、テレビや新聞ではなく、インターネットにおける情報発信が重要視されています。
企業側でも、消費者の購買行動に合わせた行動を取る必要があり、オウンドメディアが注目されるようになりました。
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングは、マーケティング方法の一種で、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供し、顧客の獲得を目指す方法です。
コンテンツの種類は、文章・画像をはじめ、動画・音声などさまざまなものがあります。
また、発信方法もメルマガやセミナー・You Tubeなどオンライン・オフラインを問わずさまざま。
最終目的である購買行動を促すため、顧客の状態(潜在・顕在・既存)に対して最適な種類・方法を選択して情報発信を行います。
オウンドメディアとコンテンツマーケティングの違いは?
では、オウンドメディアとコンテンツマーケティングは何が違うのでしょうか。
簡単に申し上げると、オウンドメディアは媒体で、コンテンツマーケティングは手法であるという違いがあります。
コンテンツの発信を通して顧客の購買行動を促す手法であるコンテンツマーケティング、その中の1つの情報発信媒体としてオウンドメディアが位置してるのです。
つまり、コンテンツマーケティングという大きな枠の中に、オウンドメディアが内包されているという状態。
手法と媒体という違いがあるため、そもそも両者を比べることはできないのですが、コンテンツを扱うという共通点があるため、混同してしまう方が多いのでしょう。
確かに、オウンドメディアという言葉が使用される場面では、マーケティング要素を含んでいる場合も多く、明確な違いが分かりにくくなっています。
両者の違いを理解して適切に使い分けましょう。
コンテンツマーケティングとオウンドメディアのそれぞれの役割
コンテンツマーケティングを行う目的は、顧客の購買行動を促すために、ニーズを育てていくことです。
もちろん、コンテンツマーケティングの中に内包されている要素であるため、オウンドメディアにもニーズを育てるという目的はあります。
しかしより詳しく見ていくと、オウンドメディアはニーズを育てる中でも、「ブランディング」・「潜在顧客へのアプローチ」という役割に特化しているのです。
- ブランディング
- 新規顧客の開拓
1つずつ見ていきましょう。
ブランディング
ブランディングは、文字通り「ブランド」を形成するためのさまざまな行動を総称する言葉です。
ブランドは数多くある商品の中で、別と区別して認識するための要素を指します。
ブランディングとは、消費者にブランドを認知させ、市場における立ち位置・強みを明確化するために行われる活動です。
オウンドメディアでは、顧客に長期間にわたって有益な情報を提供することで、顧客からの信頼を高めていきます。
そこからオウンドメディアだけでなく、自社の商品・サービス、ひいては会社自体の価値を高めることにつなげていくのです。
新規顧客の開拓
オウンドメディアのもう1つの役割として、新規顧客の開拓があります。
まとめ
ここまで、オウンドメディアとコンテンツマーケティングの違いについてご紹介いたしました。
コンテンツマーケティング(手法)という大きな枠の中に、オウンドメディア(媒体)が内包されています。
両者の違いをしっかりと理解し適切に使い分けましょう。
今回の記事が、皆さんの理解のお役に立てましたら幸いです。