こんにちは、DX攻略部です。
今回は、「Salesforce」と「Calsket(カルスケット)」を連携させる方法について解説していきます。
Salesforceを聞いたことがある・利用している・利用したことはあるという方は多いと思いますが、「Calsket」というSalesforce専用カレンダーはご存知でしょうか。
「Salesforce」と「Calsket」を連携させることで、日々の仕事の行動計画・分析・改善まで簡単に把握できるようになります。
この記事では、SalesforceとCalsketの連携方法・使い方・どんな事ができるのかを具体的に解説していきます。
最後まで読んでいただき、今後の更なる業務改善・向上のお役に立てれば幸いです。
Calsket(カルスケット)とは?
まず最初に、Calsket(カルスケット)について解説していきます。
Calsketとは、Salesforceを利用している企業に向けたSalesforce上で行動登録促進を支援してくれるアプリケーションです。
パソコンでもスマホでも確認・使用ができるため、どこにいても追加・編集なども容易に対応できます。
Calsketは、Salesforce専用カレンダーなので、Salesforceと非常に相性が良く視認性が高いカレンダー機能です。
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Calsket と Salesforceの連携方法
次に「Calsket」のインストールから「Salesforce」を連携させる方法の手順で解説します。
大前提として、連携する前に必ず「Salesforce」を契約・利用しているかご確認ください。
そして、Calsket からSalesforceを連携する上での注意事項が下記となります。
- Calsketは、Saleforceがサポートしているブラウザの使用が推奨。
- Salesforceエディションは、Enterprise/Unlimited/Force.com/Developer/Performanceのいずれかであれば利用可能。
- Calsketは、日本国内での利用を前提としたアプリのため、日本以外のタイムゾーンで利用することが出来ない。
- Calsketの利用にはSalesforce APIにアクセスできる必要があり、動作しない場合はプロファイルの「システム権限」の「APIの有効化」にチェックが入っているか確認。
上記の点に問題がないか確認し問題がなければ、Calsketを「システム管理者」プロファイルが割り当てられたユーザがインストールします。
インストールは、AppExchange内の「Calsket」ページにアクセスし、「今すぐ入手」を選択後、AppExchangeにログインしてください。
契約条件(利用規約)に同意すると、 Salesforceのログイン画面に遷移しますので、Salesforce組織にログインします。
ログインする際に、さらに重要な注意事項が2点あります。
- Calsketをすべてのユーザーに利用させたい場合でも、「管理者のみのインストール」を選択。(※「すべてのユーザのインストール」「特定のプロファイルのインストール」の選択はNG。)
- Salesforceは、インストール対象のSalesforce組織のアカウントでログインすること。
ログイン後は、サードパーティアクセスの承認に関するポップアップが表示されるので、同意にチェックを入れ、「次へ」を押したら対応は完了です。
また、Calsketへのアクセスは、Salesforceの「Calsket」アプリケーションに移動することで利用可能です。
CalsketとSalesforceを連携させるためには、いくつか制約がありますので連携に問題がないかしっかり確認した上で連携を進めることをおすすめします。
Calsket と Salesforceを連携させるとできること
ここでは、Calsket と Salesforceを連携させることでできることを解説します。
- 日々の行動計画が立てやすくなる
- スケジュール調整後のメール送付が容易になる
- Googleカレンダーとも同期できる(※オプション機能)
日々の行動計画が立てやすくなる
日々の行動スケジュールを漏れなく入力するためには、使い勝手がよいかは重要なポイントになります。
Calsketは、日・週・月ごとの表示切り替えや日程調整機能、アイコン表示機能、リストビュー連携などができ、クリックするだけでスケジュール入力ができるなど操作性に優れています。
また、行動登録をするとき、頻繁に訪問する取引先や活動中の商談などをリストで表示してくれるのでドラック&ドロップで行動を追加する機能も搭載しています。
1日のスケジュールや空き時間なども一目で確認できるため、日々の行動計画が立てやすくなります。
スケジュール調整後のメール送付が容易になる
商談や会議などのスケジュールを調整した後、メンバーに周知するためにメール送付をする場合、工程が意外と多く面倒です。
Calsketには、面倒な日程調整メールを簡単に作成する機能が備わっています。
作成方法は、非常に簡単で複数の候補日時を選択だけです。
選択することで候補日時を羅列したテキストが自動生成されるので、それをメール等に貼り付けして利用すれば、日にちや曜日の入力ミスなども減り迅速に対応できます。
これによりクライアントへの対応速度もあがり、信頼性の向上にもつながります。
Googleカレンダーとも同期できる(※オプション機能)
この機能は、オプションでの契約となりますが、CalsketはGoogleカレンダーとも同期することができます。
Googleカレンダー同期機能を利用すると、Salesforceの行動オブジェクトとGoogleカレンダーの双方向同期が可能となります。
また、Googleカレンダーの連携機能を利用することによって、Googleカレンダーの情報をCalsket上で参照・転記することもできます。
このGoogleカレンダーとCalsketを同時使用することにより、Salesforceユーザーの行動データの把握と、Salesforceを利用していない人のGoogleカレンダーの予定をCalsketで確認出来るようになります。
Calsket と Salesforceを連携させるメリット
Calsket と Salesforceを連携させることの主なメリットは下記の4点です。
『メリット』
- Salesforce上のスケジュール登録を促すことができる
- 行動登録により社員の日々の活動の管理が容易になる
- 行動把握による営業部など各部署の生産性の向上の足掛かりになる
- 社員の1日のスケジュール確認が容易になる
上記のようなメリットがあり、行動登録の入力漏れやなどの軽減をサポートしながら行動把握・分析まで行えます。
Salesforceを利用している方は、是非Calsket を連携させることをおすすめします。
まとめ
ここまで、「Calsket」と「Salesforce」の導入方法、使い方・メリットなどについて解説してきました。
Calsketは、Salesforceを利用している方の行動記録の入力を支援してくれるアプリケーションで、操作性に優れ簡単にインストールできる点をご理解いただけたと思います。
しかし、その一方で日本時間以外には非対応(※2023年6月時点)、Salesforceエディションの制約などもあり、Salesforceの利用者全員が利用できる訳ではないデメリットもあります。
Calsketは、Salesforceを利用していて利用条件をクリアしている方であれば、連携するのをおすすめするアプリケーションです。
Calsketは、30日間の無償トライアルが可能で公式ホームページの「今すぐ入手」をクリックしていただくとインストールが開始となり、自動的にトライアル状態になります。
非常に簡単に開始できますので、是非この機会に「Calsket」をお得に始めてみてはいかがでしょうか。
また、本記事内ではSalesforceで連携できる他サービスの紹介記事も載せていますので、連携して更に業務効率化を目指したいという方は合わせて読んでみてください。
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