こんにちは、DX攻略部です。
今回は、「Salesforce」と「CraftChat(旧:Chatbook)」を連携させるとできることについて解説していきます。
業務で、マーケティングツールとしてWEBサイトやInstagramなどのSNSを使って、運営や活用方法で困った経験はないでしょうか。
そんな運営や活用方法のお困り事を解決してくれるのが、今回紹介する「CraftChat」です。
さらに「Salesforce」と連携させることで、CraftChat内で収集したデータを「Salesforce」内に自動登録・TODO作成などをすることが可能です。
本記事では、連携させるとできること以外にも、連携をおすすめしたい企業や人についても、紹介していきます。
この記事を読んで、マーケティングツール運営のお役に立てていただければ幸いです。
CraftChat(旧:Chatbook)とは?
CraftChat(旧:Chatbook)とは、WEB・Instagram・Facebook Messanger・LINEなどのチャネルを用いてマーケティングを促進するチャットボットツールです。
2023年4月3日付で、ChatBookから「CraftChat」へ名称変更しています。
具体的なチャネルごとの機能は下記となります。
それぞれの機能 | |
WEBチャットボット | ①会話が成立しやすいチャットシステム ②Googleカレンダーと連携し、ボットが自動で日程調整 ③訪問履歴を集計 ④流入履歴や効果も視覚化可能 ⑤様々なCRMと相互に連動 |
Instagramチャットボット | ①ライブ投稿へのコメント ②Instagramストーリーズのリアクションを基盤にコンテンツ配信 ③24時間自動で顧客応対できる ④DMでもブランド訴求が可能 |
Facebook Messangerチャットボット | ①プログラミングの知識なしで簡単にチャットボットを作成 ②カレンダーと同期して自動で日程調整 ③広告やサイトなどを自由に配置可能 ④有人での個別対応も可能 |
LINEチャットボット | ①多彩なメッセージ機能 ②Webサイト上に「友達登録ボタン」を設定することで、アクセスデータとLINEを統合できる ③プッシュメッセージ |
CRM機能 |
①有人での顧客対応 ②データ蓄積された来訪履歴・会話履歴から、より良い会話を引き出せる ③ユーザーステータスを設定し状況把握 ④ラベル機能 ⑤メモ機能 |
データ分析 |
①高度なシナリオ分析 ②離脱分析 ③アンケート回収・CSVでの出力 ④外部リンクの計測 |
API連携 | ①Salesforce ②Shopify ③Slack ④Hubspot ⑤Marketo ⑥SAP など |
上記はあくまでも機能の一部の紹介となり、まだまだ便利な機能がたくさんあります。
例えば、WEB・Instagram、Facebook Messanger ・LINEの4つのチャネルをCraftChatの1つの管理画面ですべて使用可能な点などです。
CraftChatは、様々なチャネルに組み込むことで、有人で顧客対応ができたり自動で見込み顧客の獲得をしてくれるなど日々のマーケティング活動を支えてくれます。
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CraftChatとSalesforceを連携させることでできること
「CraftChat」と「Salesforce」を連携させることで使える機能は主なものですと、下記のものがあります。
- 見込み顧客からの問い合わせ対応がチャットボットで自動化できるチャットボット内で会話したリードがSalesforceに自動登録できる
- チャット内で聴取した電話番号・氏名・メールアドレスなどもSalesforceに自動で顧客データとして登録できる
- チャット内で会話したデータをすべてアップデートしてくれる
- チャット内の活動履歴・Salesforceで保存・更新できる
- 今後の活動履歴のTODOを自動で作成・Salesforceに連携してくれる
見込み顧客からの問い合わせ対応がチャットボットで自動化できるチャットボット内で会話したリードがSalesforceに自動登録できる
見込み顧客からの問い合わせ対応をCraftChatでした場合、Sales Cloudに見込み客として自動登録できます。
この自動登録の機能により、24時間365日問い合わせ対応した履歴が残り、今後の営業活動に役立てることができます。
また、同じ人が再度来訪した場合でもそれを認識し、対応を一元化することも可能です。
チャット内で聴取した電話番号・氏名・メールアドレスなどもSalesforceに自動で顧客データとして登録できる
チャット内で聴取した個人情報も、問い合わせ対応と同様にSalesforceに自動で顧客データとして登録することが可能です。
また、チャット内で氏名やメールアドレスなどを聴取しなかった場合でも、CraftChatがIDを自動発行し管理してくれます。
何度も同じ人が来訪している場合にも、そのことを認識し対応を一元化してくれます。
チャット内で会話したデータをすべてアップデートしてくれる
1回のサイト訪問で掲示した質問事項に全て回答してくれなかった見込み客にも、IDで自動管理しているため再来訪時も同じ人物だと特定できます。
再来訪時に会話が前回よりも進み、情報に更新があれば複数のリードは作成されずに重要な情報は自動で更新してくれます。
同じ見込み客が複数リード生成されると管理が大変になり、目検で別途削除作業が不要となり単一で管理できるため、非常に便利です。
チャット内で会話したデータをすべてアップデートしてくれる
CraftChat内での会話の内容は、すべてCRMに活動履歴として表示できます。
複数訪問してくれた見込み顧客の会話内容もすべて更新し履歴として表示してくれます。
見込み顧客が、取引先になった場合でも、流入時の会話を確認できて今後の営業活動に活かすことや取引先の営業もスムーズに対応することができます。
今後の活動履歴のTODOを自動で作成・Salesforceに連携してくれる
チャット内での会話で電話番号を聴取した場合や、自動で次回のアポの予約をした場合には、自動でタスクを作成してくれます。
このTODOを自動で作成機能は、営業活動をスムーズにするために非常に便利な機能で対応漏れや、タスク作成の手間を省略することができます。
WEBサイト上や、InstagramなどのSNSで自動でやり取りしたデータをSalesforceにも自動でアップデートしてくれます。
自動でアップデートしてくれることで、人為的な記入ミスや反映漏れなどを防止できるため、大幅な業務効率化を見込めます。
CraftChatとSalesforceの連携をおすすめしたい企業・人
「CraftChat」と「Salesforce」の連携をおすすめしたい企業・人を紹介しておきます。
- DM(ダイレクトメール)・ホームページ・FAXなどの一方通行のアプローチではなく、LINEやInstagramなど利用者が多い媒体へのアプローチ移行を考えている企業・人
- マーケティングツールを活用する上で簡単なアンケートを取りたいと考えている企業・人
- スムーズな日程調整で日々の営業活動を活性化させたい企業・人
- チャットボットの会話履歴を有効活用したい企業・人
- 新規顧客への効率的なアプローチ方法を模索中な企業・人
- チャットボット機能を無人と有人対応どちらも使いたい企業・人
近年では、仕事でもLINE・Instagram・Facebookなどの販売促進をする企業が増えてきています。
理由としては、閲覧してくれるのをホームページなどを作成して待っているよりも企業・人自ら情報を発信することが増えているからです。
現在、マーケティングツールは活用していない企業・人でも、自社ホームページに「CraftChat」を設置するだけでもアポイントメントの日程調整や、顧客対応までしてくれます。
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まとめ
ここまで、CraftChatとSalesforceの連携について、解説してきました。
連携することで、CraftChatで収集したデータをSalesforceに自動登録・連携してくれるため、今後の新規顧客へのスムーズなアプローチ基盤を構築できることがお分かりいただけたと思います。
少しでも「CraftChat」に興味が出た方には朗報ですが、実は「CraftChat」は14日間のトライアルが可能です。
是非、この機会に「CraftChat」をお試しいただき、Salesforceの連携も検討してみてはいかがでしょうか。
また、DX攻略部ではSalesforceで連携できる他のツールについていくつか紹介しています。
気になった記事があれば、是非そちらも合わせてご一読ください。
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