DX攻略部がリニューアルしました!

SalesforceとPHONE APPLI LINER Wの連携について解説!特徴や機能、連携するメリットは?

こんにちは、DX攻略部です。

今回の記事では、「PHONE APPLI LINER W」と「Salesforce」の連携について解説していきます。

「PHONE APPLI LINER W」は、近年会社でもコミュニケーションツールとして増えてきている「LINE」と「LINE WORKS」間のやり取りをSalesforceに連携させてくれるものです。

業種や職種によっては、日々のメールのやり取りが膨大という会社も多くありますが、そのやり取りを「LINE」や「LINE WORKS」などにすれば、コミュニケーションのしやすさに繋がります。

ただ、「LINE」や「LINE WORKS」でのやり取りは担当者のみが閲覧・対応できることが多く属人的してしまうデメリットもあります。

しかし、ここでさらに「Salesforce」とも連携させることにより顧客とのやり取りを社内で情報共有することが可能になります。

ここでは、PHONE APPLI LINER Wの具体的なサービスの内容や連携方法・連携させることでできることなどを解説します。

また、「PHONE APPLI LINER W」には「PHONE APPLI LINER」という同社が提供しているサービスがあり、そちらの違いについても解説していきます。

PHONE APPLI LINER Wとは?

PHONE APPLI LINER Wとは、顧客とやり取りしているLINEと企業側のLINE WORKSを連携させ、Salesforceに活動履歴を保存するアダプターサービスです。

ちなみに、LINE WORKSとはビジネス版LINEと呼ばれるビジネスチャットツールです。

LINE WORKSは、2017年に提供を開始して以来、35万社・400万ユーザーの規模(※2021年時点)にまで拡大しており、今後も拡大していくことが予想されるコミュニケーションツールです。

そのLINE WORKSとLINEを連携させることにより、営業活動の利便性の向上・LINE上にて活動履歴(既読の有無・予定の管理など)を確認することができます。

PHONE APPLI LINER Wを活用することでできるようになることは、主なものですと以下の2点となります。

  1. 営業側からのLINE経由での友達登録
  2. トーク履歴の自動登録

営業側からのLINE経由での友達登録

営業担当が顧客のLINEを友達登録すると、顧客のLINEアカウントSalesforce上に連携してくれます。

これにより、Salesforceの入力の手間や手入力による記載ミス・漏れなどを予防することが出来ます。

トーク履歴の自動登録

顧客とLINEを介してやり取りしたトーク内容と営業担当が利用しているLINE WORKSとの内容を保存・社内共有することが出来ます。

また、やり取りした内容は活動記録として履歴でも管理することができ、手入力作業は無しで自動的に追加されます。

活動量やエビデンスをレポート機能を活用して可視化することも可能なので、営業担当者の評価などにも役立てることができるでしょう。

PHONE APPLI LINERとの違いとは?

PHONE APPLI LINER Wには、「PHONE APPLI LINER」という名前が非常に似たサービスも提供しています。

ここでは、具体的なサービスの違いの紹介や各サービスはどういった企業・人にオススメなのか解説していきます。

まず、具体的なサービスの違いの紹介や活用をオススメする企業・人は、簡単に表にまとめました。

PHONE APPLI LINER W PHONE APPLI LINER
対象のデバイス LINE WORKS LINEの公式サイトやSNSアカウント
※一部利用にあたり制限あり
主な機能 友達登録/トーク履歴の自動登録/活動(ToDo)履歴/グループチャット 一括配信/1対1チャット/ビデオ通話機能※オプション
活用をオススメする企業・人 LINE WORKSでのやり取りを円滑に社内共有したい企業・人 LINEの公式サイトやSNSアカウントからの顧客とのやり取りを強化したい企業・人

名前は非常に似ていますが、活用したい対象や活用方法がまったく違うのは、お分かりいただけたかと思います。

簡単にまとめると、PHONE APPLI LINERは「BtoC」向けでPHONE APPLI LINER Wは「BtoB」向けのサービスです。

なお、「PHONE APPLI LINER」の詳しい情報を見てみたい人は、以下に関連記事を載せているので気になる方は是非あわせて読んでみてください。

関連記事

こんにちは、DX攻略部です。 今回は、「PHONE APPLI LINER」と「Salesforce」を連携させる方法について解説していきます。 会社で顧客を集客するために公式LINEやSNSアカウントを使用しているという方は、[…]

「Salesforce」との連携方法

PHONE APPLI LINER W と Salesforceとの連携方法については、以下の通りです。

  1. AppExchangeをクリックし、右上の「今すぐ入手」を選択する
  2. 「今すぐ入手」→「すべてのユーザのインストール」を選択する
  3. インストールが確認できたら、指示通りに連携や設定をしていく

    PHONE APPLI LINER W と Salesforceの連携は特に複雑な設定などはないため、指示に従い操作していけば簡単に連携することが出来ます

    しかし、Salesforceをまだ契約してないという方には、以上の方法では難しいですのでまずSalesforceの契約が整ってから実施することをおすすめします。

    DX攻略部のSalesforce導入/運用支援
    4.5

    DX攻略部ではSalesforceの導入/運用/開発を支援しております。初期導入をご希望の場合は、Salesforceの割引交渉を含めた支援も可能ですので興味がある方はチェックしてみてください。

    連携することでできること

    「PHONE APPLI LINER WとSalesforce」の連携でできることは主なものは下記の2つです。

    •  新規顧客をSalesforceに自動登録してくれる
    • 活動履歴をトーク履歴で管理可能

        新規顧客をSalesforceに自動登録してくれる

        自社の営業担当者のLINE WORKSとLINE上で友達登録して繋がった場合、チャットボットを活用してSalesforce 上のクライアント情報に紐づけすることができます。

        これにより、Salesforce上で社内共有を円滑にすることができますし、LINE WORKSとSalesforceのクライアント情報を一元管理することができます。

        一元管理できることにより、情報も統一化できるため情報検索などもしやすくなります。

        活動履歴をトーク履歴で管理可能

        営業活動をして発生した顧客とのトーク履歴をそのまま、Salesforce 上に活動履歴として残しつつ営業活動の履歴として管理することができます。

        活動履歴としてそのまま自動登録させるので、担当者不在時で別の担当者が急遽対応することになっても途中経過を追うことができます。

        また、活動履歴として残せれば別途営業報告としての報告書類の記載・作成も削減できるので、十分に営業活動に時間を割くことも可能です。

        まとめ

        ここまで、PHONE APPLI LINER WとSalesforceの連携について、解説してきました。

        連携させることにより、顧客とのトーク履歴を社内で共有できるようになり、営業活動を活動履歴としても活用することもできます。

        また、トーク履歴の蓄積は今後のサービスや商品の向上にも役立てることができ、顧客とのトーク履歴の蓄積は会社の重要な財産と言えるでしょう。

        こういった顧客からの生の声もしっかりと活かしていきたいものです。

        顧客とのコミュニケーションツールとして、「LINE」や「LINE WORKS」を活用していて、営業担当の属人化に困っている方などは是非この機会に検討してはいかがでしょうか。

        なお、現在DX攻略部では、Salesforceの導入支援(「値引き交渉」や「初期導入支援」など)を行っております。

        導入を検討されている方は是非、DX攻略部にお任せください。

        DX攻略部のSalesforce導入/運用支援
        4.5

        DX攻略部ではSalesforceの導入/運用/開発を支援しております。初期導入をご希望の場合は、Salesforceの割引交渉を含めた支援も可能ですので興味がある方はチェックしてみてください。

        また、DX攻略部ではSalesforceで連携できる他のツールについても多数紹介しています。

        本記事内でも何商品が紹介しておりますので、気になった記事は是非そちらも合わせてご一読ください。

        関連記事

        こんにちは、DX攻略部のトーヤです。 今回は、クラウド型予約管理システムであるChoiceRESERVEについて解説していきます。 ChoiceRESERVEは予約サイトを簡単に作成でき、予約者のデータなどを管理することができる[…]