こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、Salesforce向けのアプリケーションであるmitoco Workについて解説していきます。
mitoco Workはmitocoの新たな機能として提供されているアプリであり、経費精算や勤怠管理のための機能を搭載しています。
この記事では、mitoco Workの特徴や、Salesforceと連携してできることについてご説明します。
Salesforceやmitocoをすでに利用されている方や、興味のある方はぜひご覧ください。
mitoco Workとは?
mitoco Workとは、株式会社テラスカイが提供するSalesforceアプリケーションです。勤怠管理機能や経費精算機能を利用することができます。
mitoco Workには、mitoco Work 勤怠とmitoco Work 経費があり、それぞれでSalesforceと連携した機能を使うことができます。
株式会社テラスカイはもともとmitocoを提供しており、その新たな広がりとして提供されたのがmitoco Workとなります。
こんにちは、DX攻略部です。 Salesforceとmitocoの連携を考えているものの、いまいち全体像や機能、メリットなどが不明確な方もいるのではないでしょうか。 mitocoは「あれこれやらず、これだけ」をキャッチフレーズに[…]
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mitoco Workの特徴
mitoco Workには、mitoco Work 経費とmitoco Work 勤怠があります。ここではそれぞれの特徴をご説明します。
mitoco Work 経費の特徴
mitoco Work 経費は、経費管理の効率化やペーパーレス化に役立ちます。mitoco Work 経費の特徴は、以下の通りです。
- 入力・チェック業務の大幅削減
- 登録データを一元管理
- ペーパーレス化を実現
入力・チェック業務の大幅削減
mitoco Work 経費を導入すると、経費精算の際の手入力やチェック業務を大幅に削減することができます。これにより、申請から承認までの時間を短縮することが可能です。
たとえば、交通費精算では利用経路を選ぶだけで自動的に情報が申請画面に反映されます。運賃を計算したり、入力したりする手間が省け、入力業務を減らすことができます。
また、ワークフローを活用して申請から承認までの工程を1つのプラットフォームで実施でき、承認者はすべての申請を一元管理可能です。
モバイルでの承認もできるため、場所にとらわれず承認業務を行えます。
登録データを一元管理
mitoco Work 経費では、登録データを一元管理することができ、経理担当者の経費管理業務を軽減することが可能です。
レポートやダッシュボード機能を活用することで、システム上で簡単に科目別、部門別、担当別などの区分で経費管理ができます。
期間を指定することもでき、分析に必要な情報を可視化してレポートにまとめられます。
取引先ごとの経費情報を与えることにより、取引先別の経費情報も可視化でき、コストの最適化を図ることができます。
ペーパーレス化を実現
有償のmitoco電子帳簿保存法対応オプションを組み合わせることで、電子帳簿保存法の保存要件を満たした経費精算を行え、ペーパーレス化の実現が可能です。
経費精算時に領収書などの証憑書類を、電子帳簿保存法の保存要件を満たすようにデータ化し管理、運用することができるようになります。
タイムスタンプを付与することで非改竄証明も可能です。
原本の保管コストを削減することができます。
mitoco Work 勤怠の特徴
mitoco Work 勤怠は、健全で安全な職場環境づくりや生産性の向上に役立つアプリです。mitoco Work 勤怠の特徴は以下の通りです。
- mitoco上で勤怠打刻
- 社員が自分の労働状況を正確に把握
- 健全な職場環境づくり
- 休暇情報をカレンダーに自動で反映
mitoco上で勤怠打刻
mitoco Work 勤怠を導入すると、mitoco上で勤怠打刻や申請ができるようになります。ログインした時に出社打刻と社内の情報確認を一緒に行うことが可能です。
承認待ちの勤怠申請の確認もでき、勤怠関連の承認をスムーズに進めることができます。
社員が自分の労働状況を正確に把握
mitoco Work 勤怠によって、社員一人ひとりが自分自身の毎日の残業時間、休日出勤日数などをチェックし、働き方を正確に把握することができます。
自分の勤怠状況を確認して休暇申請を行うことも可能です。
マネージャーは社員の勤怠状況を把握し、健全な労働時間管理ができるようになります。
健全な職場環境づくり
mitoco Work 勤怠では最大30種類の休暇種別と最大10種類の働き方を設定することができます。独自の休暇やテレワーク勤務の申請などもでき、健全で安全な職場環境を作る際に役立ちます。
勤怠実績を確定した後は、独自に設定した集計ルールに基づいて自動で計算された勤怠データをCSVファイルで出力可能です。
休暇情報をカレンダーに自動で反映
mitoco Work 勤怠で休暇情報を申請すると、mitocoカレンダーに自動でリアルタイムに反映されます。カレンダーに登録する手間を省けます。
休暇申請を出した後、再度カレンダーに自分で予定を登録する必要がなくなり、業務を減らすことができます。
mitoco WorkとSalesforceを連携してできること
ここでは、mitoco WorkをSalesforceと連携させるメリットや連携してできることについてご紹介します。Salesforceと連携させることによって以下のようなことができます。
- ライセンスの追加購入無しで情報共有
- 予定が一目で把握できるカレンダー
- ワークフローの進化
- Salesforceで情報を一元管理
- モバイルアプリでSalesforceと同期
- 他のアプリとの連携
なお、これらはmitoco自体のSalesforce連携でできることとなっています。
ライセンスの追加購入無しで情報共有
mitocoの導入により、Salesforceのライセンスを追加購入せずに、Salesforceのカレンダーや取引先、取引先責任者などの情報共有が可能となります。
Salesforceとスケジュールやワークフローシステムと情報共有でき、営業部門と全社員との間での分断がなくなります。
情報の一元管理によって業務が効率化され、Salesforceの活用が促進できます。
予定が一目で把握できるカレンダー
従業員や会議室など施設の空き状況も管理可能なカレンダーが利用可能です。Salesforceのカレンダーとも同期できます。
mitoco Work 勤怠で休暇申請を行うとこのカレンダーに自動反映され、Salesforce上でレポート化することによって報告書類を簡単に作成することができます。
ワークフローの進化
見積書や経費申請などの申請や承認業務を電子化し、ペーパーレス化を促進して書類でのやり取りを減らすことができます。
承認ワークフローをSalesforceに集約することが可能です。
Salesforceで情報を一元管理
mitocoで登録したデータはすべてSalesforceに反映されるため、情報を簡単に一元管理でき、定着化を促進できます。
mitocoで全社情報や顧客情報を含んだ情報共有が可能なため、Salesforceのログイン率を向上させられます。
また、Salesforceは入力内容を基にレポート出力や分析を行います。mitocoのデータを反映することでその精度を高めることができます。
モバイルアプリでSalesforceと同期
mitocoにはモバイルアプリケーションが標準で用意されています。移動中や外出中でも入力ができ、円滑にSalesforceと同期することが可能です。
場所に縛られず情報の確認や登録ができるため、移動時間などを利用して効率的にSalesforceオブジェクトを管理できます。
他のアプリとの連携
mitocoはSalesforceを基盤としており、Salesforce上で利用できるアプリと連携して利用することが可能です。
さまざまなシステムと連携して必要な機能をSalesforceに集約できるため、Salesforceの利便性がさらに高まります。
mitoco WorkとSalesforceの連携方法
mitoco Workは利用の申し込みを行い、アプリをインストールすることでSalesforceと連携して利用することができます。
まずは利用するライセンス数を決め、申し込みを行います。申し込み後、以下のサイトよりアプリをインストールします。
「今すぐ入手」をクリックするとインストールが開始します。画面に表示される指示に従ってインストール作業を進めてください。
まとめ
今回は、mitoco Workについて解説してきました。
mitoco Workはmitocoの派生アプリであり、Salesforceと連携して経費精算や勤怠管理を行うことができます。
すでにSalesforceやmitocoを利用している方や、Salesforceを使った経費や勤怠の管理を行いたい方におすすめです。
興味のある方は、ぜひmitoco Workの導入を検討してみてください。
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