こんにちは、DX攻略部です。
今回は、「Fleekform」と「Salesforce」の連携について解説していきます。
日々の業務をこなしていて、帳票の作成・出力業務がメインの業務を圧迫しているなどでお困り事はありませんか?
一口に帳票と言っても、様々な会社によって作成のルールが変わっていたり、数十種扱っていてレイアウトの変更やデザインで手間が増えているという方もいると思います。
そんなお困り事がある方におススメなのが、今回紹介する「Fleekform」です。
この「Fleekform」にさらに「Salesforce」を連携させることで、出来る機能が増えより業務の効率化を図ることができます。
今回は、Fleekformの主なサービスの紹介・Salesforceとの連携方法・連携させることでできることなども解説していきます。
Fleekformとは?
Fleekformとは、ExcelやWordで作成した帳票に自由度の高い帳票が完成できるクラウド帳票作成サービスです。
発売元は、株式会社Fleekdriveになります。
帳票を作成する作業は、仕事をしていれば誰かが必ずやらなければならない業務の一つです。
しかし、担当者からすると帳票のデザインを新しく考えたり・覚えたりするのは、他の業務をしながらやると業務効率を下げることになるため、極力考えたくないですよね。
配色を考えたり、見やすさを重視したりすると思いの他、重労働な業務になるでしょう。
Fleekformでは、約200種類を超える帳票テンプレートを完備しているため、最初から帳票をデザインをするという手間を省くことが出来ます。
テンプレートは、そのまま作成しても構いませんし、カスタマイズして作成することもできます。
Fleekformとは、どんなサービス?
ここでは、Fleekformの主な機能とサービスを活用することでできることについて解説していきます。
最初に、Fleekformの主な機能について解説していきます。
主な機能 | 機能の詳細 |
インターネット回線での印刷 | 専用の回線や各拠点でのプリントサーバの構築は不要。インターネット回線があれば、世界中のあらゆるプリンタに自動印刷することが可能。 |
既存のExcel仕様を活用したフォームの作成 | 帳票を作成するために、高度な帳票設計ツールは不要。現在使用しているExcelの仕様もそのまま運用すること可能。新たなシステムの追加も不要。 |
Fleekform関数、変数、演算子を利用した帳票の作成 | 帳票データの集計や加工をするために、Fleekformの独自の関数や変数、演算子が存在。この機能により高度なデータマッピングを実現。 |
Excelグラフ機能 | Excelのグラフ機能が帳票にも記載が可能に。伝わりやすさ・見やすさともにアップ。 |
次に、Fleekformを活用することでできることについて解説します。
- プログラミングの活用なしで、簡単に帳票を作成することが可能
- セキュリティ面もカバー
プログラミングの活用なしで、簡単に帳票を作成することが可能
Fleekformのサービスを活用するにあたり、プログラミングの知識は不要です。
出力データのマッピング作業や、Excelの複数のシートに異なった帳票デザインを設計しても複数の帳票を融合しての出力もしてくれます。
その他、Wordでも契約書などは簡単に作成でき、PDFなどへの出力変換も可能です。
また、明細行の合計の欄には「Fleekform」のSUM関数を使用して表現するため、別途での計算は不要のため計算ミスも防止できます。
セキュリティ面もカバー
クライアントによっては、帳票のやり取りはパスワードを設定してのやり取りを指定されることも少なくありません。
漏洩することになっては、会社の一大事ですので、セキュリティ面もしっかりとカバーしたいところです。
Fleekformでは、PDF出力の際、パスワード設定や記載内容の変更の許可・注釈文の挿入などPDFの運用に必要なセキュリティ設定も実行できます。
「Salesforce」との連携方法
次に、FleekformとSalesforceの連携方法について解説していきます。
連携する手順は以下のとおりです。
- AppExchangeにアクセスする
- 右上に表示されている「今すぐ入手」を選択
- 「管理者のみのインストール」を選択
- 画面に従ってインストールをする
上記の手順を守ってインストールすれば、難しい操作などはなく簡単に連携することが可能です。
FleekformとSalesforceの連携でできること
Salesforceで帳票を作成しようとした際、Salesforceでは作成することが出来ないデザインが多数存在します。
そんなデザインは「Fleekform」と連携することで、簡単にWord、ExcelやPDFの帳票を作成することができます。
- Salesforceの項目から挿入したい項目を設定し、作成が可能
- データのマッピングが簡単
- 出力履歴機能がある
Salesforceの項目から挿入したい項目を設定し、作成が可能
Salesforceと連携することで、Salesforceに記載してある項目から、帳票に挿入したい項目(見積書の明細部分やクライアントに掲載したい部分)のみを設定しすることができます。
この機能により、クライアントには見せたくない粗利率の情報などを選択しなければ、帳票に載ってしまうことがありません。
また、Salesforceのレコード数に応じて明細の行が自動で増減する可変帳票になっているので、デザインを整えるなどの手間もありません。
データのマッピングが簡単
Salesforce上のオーバーレイとのマッピングは、予め項目名を一致させておけば、ドラッグ&ドロップするだけで挿入したい項目を設定できます。
操作に慣れていない方でも、Salesforceのデータを帳票フォームに容易にデータマッピングすることができます。
このデータマッピング機能により、手入力作業によるミスを防止することもできます。
出力履歴機能がある
Salesforce上では、いつ・誰が・どの帳票を出力したのか。を全て記録することができます。
この機能により、同じ会社には同じフォーマットでの帳票を作成し続けることや、再度作成することが可能になります。
急な引継ぎ対応で、帳票を作成することになってもひな形が全て記録されるので安心です。
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まとめ
ここまで、Fleekformのサービスの紹介やSalesforceと連携することでできることなどについて、解説してきました。
Fleekformを利用することで、帳票デザインの幅を広げるだけではなく、ExcelやWord・PDFなどのクライアントに合わせた対応や出力が可能となります。
また、Salesforceと連携させることで、ドロップ&ドロップでの作業が増え、業務効率をより高めることが出来るようになることなどが終わりいただけたと思います。
なお、現在DX攻略部では、Salesforceの導入支援(「値引き交渉」や「初期導入支援」など)を行っております。
導入を検討されている方は是非、DX攻略部にお任せください。
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また、DX攻略部ではSalesforceで連携できる他のツールについても多数紹介しています。
本記事内でも何商品が紹介しておりますので、気になった記事は是非そちらも合わせてご一読ください。
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