こんにちは、DX攻略部のヨッシーです。
今回はデータマーケティングツールのb→dashについて解説をしていきます。
顧客データを活用して、効果的なマーケティング施策を実行したい企業にはぜひ導入してもらいたいサービスですが、詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。
今回の記事ではプランを中心にb→dashの魅力について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
b→dashとは?
まず、b→dashの基本と特徴について解説していきます。
b→dashの特徴
b→dashは、マーケター向けに特化したオールインワン型のデータマーケティングツールです。
データの取込・加工・統合・分析・活用まで、データマーケティングに必要なすべての機能をノーコードで実現し、マーケターがデータに基づいた意思決定を行い、顧客エンゲージメントを高めるマーケティング活動を行うことをフォローしてくれます。
b→dashのメリット・活用方法
b→dashの主なメリット・活用方法は以下の通りです。
b→dashのメリット・活用方法
- 顧客理解の深化
- マーケティング効果の最大化
- コミュニケーションの最適化
- リソースの効率的な活用
- データに基づく意思決定の支援
顧客理解の深化
一元化されたデータを活用することで、顧客の深層心理や行動パターンを理解することができます。
マーケティング効果の最大化
データに基づいた戦略的なマーケティング実施により、キャンペーンの成果を飛躍的に向上させることが可能です。
コミュニケーションの最適化
顧客一人ひとりに合わせたパーソナライズされたコミュニケーションにより、顧客満足度とロイヤルティの向上を図ることができます。
リソースの効率的な活用
オートメーション機能により、時間とコストのかかる作業を削減し、より戦略的な業務にリソースを集中させることができます。
データに基づく意思決定の支援
事業戦略やマーケティング戦略の立案において、データに裏打ちされた確かな情報を提供し、成功確率を高めることができます。
b→dashの標準機能・アプリケーション
次に、b→dashの標準機能・アプリケーションについて解説していきます。
b→dashの標準機能とは?
b→dashの標準機能は以下の通りで、どのプランに入っていても利用できるサービスです。
機能名 | 特徴 |
データパレット | マーケターにとって煩雑なデータ連携や加工を、専門知識不要のドラッグ&ドロップ操作で実現する革新的な機能
レゴブロックのようにデータを組み合わせる感覚で、高度な分析や施策実行が可能 |
ワークフロー | 顧客の行動や属性に基づいて、メール配信、プッシュ通知、Web接客メッセージなどを自動で配信する
顧客一人ひとりに最適なコミュニケーションを自動化し、マーケティング施策の効率化と顧客エンゲージメントの向上を実現 |
セグメントボックス | 顧客の属性、行動履歴、購買データなどを基に、高度なセグメントを作成
顧客をより深く理解し、個別最適なアプローチが可能になる |
コンテンツボックス | メール、プッシュ通知、Web接客メッセージなどに共通するデザインやレイアウトをテンプレートとして保存
チームで共有し、共同編集することも可能 |
b→dashのアプリケーションとは?
b→dashには以下のようなアプリケーションがあります。それぞれの概要についてみていきましょう。
機能名 | 概要 |
メール/MA | 顧客の属性や行動履歴に基づいて、個別最適なメール配信や自動化シナリオを実行する |
BI | Webサイトアクセス解析、顧客分析、売上分析など、様々なデータを収集・分析し、ビジネスに役立つ情報を提供する |
web接客 | 顧客のリアルタイムな行動を分析し、最適なタイミングで最適なメッセージを配信する |
LINE連携 | LINE公式アカウントと連携し、LINEメッセージ配信や顧客情報連携を行う |
レコメンド | 顧客の過去の購買履歴や閲覧履歴に基づいて、おすすめの商品やコンテンツをレコメンドする |
Push通知 | スマートフォンアプリのプッシュ通知機能を使って、顧客に情報を配信する |
SMS配信 | 期間限定セールなど、ユーザーに確実に伝えたい情報を、70文字前後のショートメッセージで配信する |
CMS(フォーム) | Webサイト上にお問い合わせページや資料請求ページなどを作成・公開する |
カスタマーウォッチ | カスタマージャーニーを確認し、レポート上の数字では読み取れないデータを得る |
これらのアプリケーションは、1つ目は基本プランのパッケージ内で提供され、2つ目以降は1アプリケーションごとに、オプションとして選定することが可能です。
b→dashのアプリケーションについては、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
b→dashのプランの種類
b→dashでは、以下4つのプランを提供しています。
- Start-up
- Basic
- Enterprise
- Professional
Start-upプラン
Start-upプランは、新しくビジネスを始めた企業や小規模なビジネスに適した入門プランです。
必要な基本機能を低コストで利用できるため、データ分析やマーケティングオートメーションを始めたい企業に最適です。
Basicプラン
Basicプランは、Start-upプランの次のステップとして位置づけられ、より高度な分析機能やマーケティングオートメーション機能が用意されています。
中規模のビジネスにとって、さらに深い顧客理解と効率的なマーケティング活動を実現するためのプランです。
Enterpriseプラン
Enterpriseプランは中規模〜大規模企業向けに機能を提供するプランです。
より広範なデータ分析とマーケティングオートメーション機能を提供し、ビジネスの成長を加速させるための機能が含まれています。
Professionalプラン
Professionalプランは、大規模なビジネスや複雑なデータ分析ニーズを持つ企業向けのプランです。
高度なカスタマイズ性やエンタープライズレベルのセキュリティ機能を提供し、大量のデータを扱う組織に対応するための豊富なオプションが特徴です。
どのプランを選ぶべき?
b→dashは、4つのプランを提供しており、それぞれ異なる機能、データ量、料金設定がされています。
最適なプランを選ぶためには、以下の3つのポイントを考慮しておきましょう。
- ビジネスの規模で決める
- 予算とコスト効率で決める
- サポートとサービス内容で決める
ビジネスの規模で決める
ビジネスの現在の規模と将来の成長を見据えて、適切なプランを選ぶことが重要です。
スタートアップや小規模なビジネスであれば、Start-upプランのようなエントリーレベルのサービスから始めると良いでしょう。最低限必要な機能を低コストで利用しながら、ビジネスの成長に応じてプランをアップグレードしていくことができます。
中規模のビジネスでは、BasicまたはProfessionalプランのように、より高度な分析機能やマーケティングオートメーションツールが必要になることが考えられます。
一方で、大規模なビジネスやエンタープライズレベルの組織では、Enterpriseプランのような最も包括的なサービスを選ぶことがおすすめです。
Enterpriseプランであれば、大量のデータを扱う能力、高度なカスタマイズオプション、そして最上位のセキュリティ機能を提供してくれます。
予算とコスト効率で決める
予算はビジネスの意思決定において重要な要素です。プランの選択にあたっては、利用する機能に対するコストと予算のバランスを考慮する必要があります。
Start-upプランは最もコストが低く、基本的な機能が用意されていますが、ビジネスの成長に伴い、より高度な機能を求める場合は、コストが増加することを覚悟する必要があります。
サポートとサービス内容で決める
サポートの質とサービス内容もプラン選択の重要な要素です。
サービス内容に関しては、プランによって提供される機能の範囲が異なるため、ビジネスの具体的な要件を満たすプランを選ぶことが重要です。
例えば、API統合、カスタムレポート作成、高度なセグメンテーション、マルチチャネルキャンペーン管理などの機能が必要な場合、それらを含むプランを選択する必要があります。
まとめ
今回はb→dashの基本とプランについて解説していきました。
b→dashの最大の特徴は、事業規模にあった柔軟な機能追加/削減ができる点にあります。
基本プランは下記の4タイプが存在しており、それぞれ事業規模や必要な機能に合わせてプランを選ぶことができるため、事業フェーズに合わせてツールもスケールしていくことができます。
- Start-up
- Basic
- Enterprise
- Professional
b→dashを導入する際は、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
DX攻略部では現在、b→dashの導入支援を行なっています。
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