こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、帳票ポータルサービスであるdocutizeについて解説していきます。
docutizeは帳票業務をシステム化することができるサービスであり、帳票関連の作業を一元管理できます。
また、Salesforceとの連携により、Salesforceから帳票をさまざまな形式で出力することが可能です。
この記事では、docutizeの特徴やSalesforceとの連携についてご説明します。
帳票業務のシステム化やSalesforceを使った帳票出力に興味がある方は、ぜひご覧ください。
docutizeとは?
docutizeとは、株式会社オプロが提供する帳票ポータルサービスです。帳票業務のために開発されたサービスであり、ドキュメント出力に必要なアプリケーションと帳票出力機能が備わっています。
作成した帳票はさまざまな形式で出力することができます。また、情報共有の自動化も可能です。
帳票の作成だけに限らず、紙文書の取り込みや配信の自動化、外部ユーザーとの情報共有に出力履歴に至るまで、帳票に関する作業を一元管理することができます。
利用料金は1IDあたり月額980円となっており、10IDから利用できます。なお、年間契約となっているので注意してください。
docutizeの特徴
まずはdocutizeの主な特徴についてご説明します。docutizeには、帳票業務を効率化できる以下のような特徴があります。
- 業務アプリを標準で準備
- さまざまな形式のファイルに対応
- 簡単にフォーマットを作成
- 配信作業の自動化
- 外部との相互コミュニケーション
- 柔軟かつ多様な自動配信
業務アプリを標準で準備
docutizeでは、請求書や契約書、指示書、経歴書、アンケートなどを作るための業務アプリと帳票フォーマットを標準で準備しています。導入後、すぐに運用を始めることができます。
アプリケーションの作成やカスタマイズも簡単にできるため、自社の業務に合った帳票システムへカスタマイズ可能です。
Salesforceやsoarize、ERPなどを利用している場合は、WebAPIを使った帳票出力も利用できます。
さまざまな形式のファイルに対応
docutizeはExcel、Word、PowerPoint、PDFといった豊富なファイル形式での帳票・カタログ出力に対応しています。PDFはVisualforceで作成できます。
出力数には制限がないため、枚数を気にする必要がなく、大量の帳票出力が可能です。
簡単にフォーマットを作成
docutizeの帳票フォーマットはExcel、Word、PowerPointといったMicrosoft Officeを使って簡単に作成することが可能です。
専用のWebデザイナーも準備されており、ドラッグ&ドロップで操作することができます。用途に合わせた柔軟なフォーマット作成が可能です。
配信作業の自動化
帳票の作成と一緒にメールやFAXと標準連携することで、手間のかかる配信作業をワンクリックで行うことができます。
即時配信だけでなく、日時を指定して配信を行うスケジュール設定も可能です。
外部との相互コミュニケーション
オプション機能であるdocutize Communityを契約することで、帳票や管理データを顧客やパートナーに情報共有することが可能です。
帳票単位でアクセス権を付与でき、セキュリティの高い共有ができます。
SNS機能であるChatterを使うことで、メールに頼らず緊密なコミュニケーションも確立できます。
なお、docutize Communityは1IDあたり月額640円で利用可能です。
柔軟かつ多様な自動配信
docutizeをクラウド帳票サービスであるoproartsと連携することで、柔軟かつ多様な自動配信を実現することができます。
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バッチを使った大きなデータの一括取得やドキュメントの作成、封入封緘での配信、プリンタへのダイレクト印刷、文書管理、電子署名サービスとの連携などを実現できます。
oproarts連携により、マルチクラウドな業務環境を構築することが可能です。
Salesforceとdocutizeを連携してできること
docutizeは、顧客管理プラットフォームであるSalesforceと連携して利用することができます。連携により、Salesforceからさまざまな形式の帳票出力ができます。
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また、docutize Communityを利用すれば、Salesforceのシステムにデータを使って情報共有環境を構築することも可能です。
Salesforceとdocutizeの連携方法
Salesforceとdocutizeを連携するには、docutizeを契約し、Salesforceアプリケーションをインストールする必要があります。
「今すぐ入手」をクリックするとインストールを開始します。画面に表示される指示に従ってインストール作業を進めてください。
docutizeとoproartsの違い
株式会社オプロが提供するサービスに、クラウド型電子帳票システムのoproartsがあります。ユーザー単位で契約するdocutizeに対し、oproartsは組織単位での契約となります。
利用できる機能についてはoproartsの方が圧倒的に多いです。oproartsにはデータベースの機能が無く、基幹システムとつなげることが可能です。
一方docutizeにはデータベースがあり、docutize単体でデータ登録から帳票作成までを行うことができます。
いろんな帳票を作りたい方にはoproartsが向いていますが、気軽に帳票をシステム化したいという方にはdocutizeが向いています。
まとめ
今回は、docutizeについて解説してきました。
docutizeを導入することで、帳票をさまざまな形式で出力したり、作成した帳票の自動配信を行ったりすることができます。
Salesforceと連携することでSalesforceからの帳票出力もできるようになります。
帳票業務を気軽にシステム化したい方や、Salesforceを使って帳票出力がしたいという方はぜひdocutizeの導入を検討してみてください。
また、現在DX攻略部ではSalesforceの導入支援を行っております。こちらもあわせてご活用ください。
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