こんにちは、DX攻略部です。
今回は、「Smart Report Meister」と「Salesforce」の連携について解説していきます。
仕事をしていて・経営をしていて、「帳票作成作業時間が長い」「見積書や注文書のデザインの外注費が高い」といったことでお悩みの方はいませんか?
そんなお悩みを解決してくれるのが、今回紹介する「Smart Report Meister」です。
「Smart Report Meister」を活用すればデザインは自社で対応可能なので外注費は不要・Salesforce上に記載の内容は転記も可能なため作成時間を大幅に削減できます。
この記事では、Smart Report Meisterの主な機能やサービス・Salesforceとの連携・連携させることでできることなどを解説してきます。
ぜひこの記事を読んで、更なる業務効率化に繋げていただければ幸いです。
Smart Report Meisterとは?
Smart Report Meisterとは、図面や写真をSalesforceのデータを組み合せて配置することによりデータを視覚化することができるアプリケーションです。
システムとしてはMicrosoft Excelに似ていて、利用者が出力したい文字や書式・データ項目を配置することにより、帳票のデザインなどを簡単に作成・出力できます。
しかし、1つのレイアウト当たりのセル数や出力できるデータの件数に制限が厳格に定められていないため、出力したい帳票によっては出力できない可能性があります。
Smart Report Meisterとは、どんなサービス?
まず、Smart Report Meisterのサービス面について、使える機能を紹介します。
- データ出力
- 画像の表示
- レイアウトの設定
- 帳票の出力
機能 | 機能の詳細 |
データ出力 | データ配置(選択したデータ項目をドラッグ&ドロップで帳票上に配置)/データ取得/繰り返し項目の設定/差し込み印刷/条件分岐/集計機能/出力形式の設定・変更 |
画像の表示 | 帳票上に画像の配置/リッチテキスト内の画像の出力/数式内の画像の出力 |
レイアウトの設定 | 複数レイアウトの設定/出力前のレイアウトプレビュー 確認機能/罫線、配置、文字装飾、配置、色などのレイアウトレイアウト設定 |
帳票の出力 | PDFの設定/Excelの設定/用紙サイズ(A3/A4/A5/B4/B5)の設定/余白サイズの設定/出力した帳票のメール添付/Salesforce モバイル上から帳票の出力 |
続いて、Smart Report Meisterを活用することでできることについて、解説していきます。
- 営業・営業事務の見積書の作成時間を大幅に削減
- ノンプログラミングで帳票作成・出力まで完結
- Salesforce上のデータ利用で記載漏れなどを防止
営業・営業事務の見積書の作成時間を大幅に削減
Smart Report Meisterを活用することで、今までの作業時間をわずか3ステップで完了させることができます。
その3ステップとは、以下となります。
- 現在使用しているSalesforceで帳票に出力したいオブジェクトを選択
- ブラウザで動作するレイアウトを作成
- 出力用ボタンを画面に配置
この3ステップで帳票の作成・出力を実現できます。
ノンプログラミングで帳票の作成・出力まで完結
Smart Report Meisterは、上記で紹介した3ステップで帳票の作成・出力まで完結できます。
誰でも作成が可能なためVisualforceやApexなどの専門知識は不要です。
Salesforce上のデータ利用で記載漏れなどを防止
Smart Report Meisterは、Salesforce上に登録したデータを利用して出力することが可能なため、今まで別のシートに転記する際に発生してしまう記載漏れ・ミスなどを防止できます。
自動の記載機能により、再度のチェックやデータの入力ミスもないため、作成時間を大幅に削減できます。
「Salesforce」との連携方法
Smart Report Meisterと Salesforceとの連携方法については、以下の通りです。
- AppExchangeにアクセスし、「ログイン」を選択(ただし、ログインの際は組織の管理者権限をもつユーザでログイン)
- 右上に表示されている「今すぐ入手」を選択
- インストールする環境を選択
- 「私は契約条件を読み、同意します」にチェックを入れて「確認してインストール」を選択
- 「管理者のみのインストール」を選択
- 画面に従ってインストールをする
上記の手順にて、インストールが可能なため難しい操作はなく簡単に連携を完了することが可能です。
Salesforceと連携させるとできること
ここでは具体的に、Smart Report Meisterと Salesforceのを連携させることでできることについて解説します。
- ユーザー数・出力枚数や種類に応じた費用変動がない
- Salesforce内で作業が完結できる
ユーザー数・出力枚数や種類に応じた費用変動がない
Smart Report Meisterの料金については、Salesforceの組織単位での導入のため、利用ユーザーの数によって費用変動はありません。
また、帳票の出力枚数や種類がどんなに増えても、こちらもSalesforceの組織単位での導入のため費用変動がありません。
利用に応じての費用変動がありませんので、増員やビジネスの拡大の際でも安心して利用することができます。
Salesforce内で作業が完結できる
Smart Report Meisterは、Salesforce内で提供される「Force.comネイティブアプリケーション」です。
そのため、企業が抱えている企業秘密データがSalesforce外に出ることがありません。
アプリケーションは、AppExchangeサイトからSalesforceにインストールし利用開始できます。
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まとめ
ここまで、Smart Report MeisterとSalesforceの連携について、解説してきました。
Smart Report Meisterを活用することで、帳票のデザインなどが利用者自身で文字や書式・データ項目を配置できるため簡単に作成・出力できることがお分かりいただけたと思います。
Smart Report Meisterは誰でも簡単に作成できることが最大のメリットですがその反面、セル数や出力できるデータ件数に明確な制限を設けておりません。
そのため、機能の帳票デザインでは出力できないというケースが発生してしまう可能性があります。
契約してから使えないケースが多かったということにならないように、Smart Report Meisterでは30日間の無料トライアル期間があります。
その期間中に、デザインしたい帳票は作成・出力可能なのかしっかりと確かめた上で、導入することをおススメします。
しっかりと要望を叶えられるデザインが作成可能だった場合、追加費用が発生しないSmart Report Meisterの活用は、非常におすすめしたいアプリケーションです。
なお、現在DX攻略部では、Salesforceの導入支援(「値引き交渉」や「初期導入支援」など)を行っております。
導入を検討されている方は是非、DX攻略部にお任せください。
DX攻略部ではSalesforceの導入/運用/開発を支援しております。初期導入をご希望の場合は、Salesforceの割引交渉を含めた支援も可能ですので興味がある方はチェックしてみてください。
また、DX攻略部ではSalesforceで連携できる他のツールについても多数紹介しています。
本記事内でも何商品が紹介しておりますので、気になった記事は是非そちらも合わせてご一読ください。
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