こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、ユーザートークサービスの「ミルトーク」について、法人側のサービスを解説します。
消費者の声を簡単に収集できるので、商品開発にユーザーの意見を取り入れたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ミルトークとは?
ミルトークは、株式会社マクロミルが運営しているユーザートークサービスです。
ユーザーと直接会話することができ、商品やサービスに対する要望を募ったり、新たなアイデアを得たりすることができます。
モニタからさまざまな意見を聞くことで、サービスを改善したり、新たな商品を開発したりするきっかけとすることができます。
ミルトークの特徴
ミルトークには以下の3つの機能があります。
- きょうのひとこと
- きいてミル
- トークルーム
きょうのひとこと
「きょうのひとこと」では、ユーザーが日常生活の中で商品やサービスに対して感じた不満や要望を自由に投稿しています。
ユーザーは投稿に対して共感を示すこともできるため、ニーズを見つけ出すことが可能です。
投稿を見ることで、新たな商品やサービスを開発する際のヒントにすることができます。
きいてミル
「きいてミル」では、さまざまなテーマの掲示板を作成し、ユーザーの意見を募ることができます。
有料プランを追加することで属性による絞り込みが可能となり、自分が求めるユーザーだけに回答してもらうことも可能です。
また、アンケートを取ることもできるため、データ分析を行うのにも効果的です。
トークルーム
「トークルーム」では、招待したユーザーとチャット形式で直接やり取りができます。
「きょうのひとこと」や「きいてミル」で気になったユーザーにオンラインでインタビューができ、より踏み込んだ意見を聞くことが可能です。
トークルームは最大10人まで招待できるので、グループインタビューを行うことも可能です。
また、トークルームは作成後2週間利用可能です。
ミルトークの料金
ミルトークの料金プランは以下の通りです。
比較観点 | 無料プラン | ベーシックプラン | プレミアムプラン |
料金 | 0円 | 20万円/1か月
54万円/3か月 100万円/6か月 |
30万円/1か月
81万円/3か月 150万円/6か月 |
きょうのひとこと | 〇 | 〇 | 〇 |
きいてミル | 〇 | 〇 | 〇 |
トークルーム | × | 50ルーム/月 | 50ルーム/月 |
きいてミルの機能 | |||
掲示板作成数 | 5個/日 | 無制限/日 | 無制限/日 |
コメント受付数 | 100件/1掲示板 | 無制限/1掲示板 | 無制限/1掲示板 |
コメント閲覧数 | 30件/1掲示板 | 無制限/1掲示板 | 無制限/1掲示板 |
CSVダウンロード | × | 〇 | 〇 |
オススメ表示 | × | 〇 | 〇 |
参加者の属性絞り込み | × | 〇 | 〇 |
1問アンケート | × | 〇 | 〇 |
掲示板非表示 | × | 〇 | 〇 |
投稿前非表 | × | 〇 | 〇 |
テキストマイニング | × | × | 〇 |
画像できいてミル | × | × | 〇 |
フォトコレ | × | × | 〇 |
また、都度料金を支払うことで利用できる機能もあります。
基本オプション | 属性絞り込みオプション | 画像オプション | トークルーム | プロフェッショナル掲示板 |
5万円/1回 | 3万円/1回 | 5万円/1回 | 6万円/1回 | 10万円/1回 |
|
|
|
トークルーム | プロフェッショナル掲示板 |
無料プランもあるため、気になる方はまず試してみるのがおすすめです。
ミルトークの評判・口コミ
ミルトークの評判・口コミについて調べてみました。
『良い評判・口コミ』
- 新商品の開発に利用し、売り上げが伸びた
- 双方向のコミュニケーションで意見を深掘りできる
- 生活者へのヒアリングをデータとして活用できる
新商品開発のアイデアとして活用しているという口コミが見つかり、実際に売り上げが伸びた事例もありました。
また、ユーザーのニーズをデータとして得られるため、会議や資金調達の際に説得力を増すことが可能です。
『悪い評判・口コミ』
- 無料プランで利用できる機能が少ない
現在ミルトークに関する悪い口コミはほとんど見つかりませんでした。
しかし、無料プランについては機能制限があるため、ある程度料金は支払うことを前提としておいた方がよさそうです。
ミルトークを導入するメリット・デメリット
ミルトークを導入するメリット・デメリットは以下の通りです。
ミルトークを導入するメリット
『メリット』
- ユーザーの声をリアルタイムで集めることができる
- 意見を簡単に集めることができる
- 場所に縛られることなくインタビューができる
ユーザーの声をリアルタイムで集めることができる
ユーザーの投稿や掲示板を用いることで、ユーザーの今の意見を集め、商品開発やサービスの改善に生かすことができます。
日々のちょっとした気づきなども集まり、より良い商品を開発することができるでしょう。
意見を簡単に集めることができる
ユーザーの投稿を見るだけでも意見を集めることができます。
また、掲示板の作成やトークルームへの招待も簡単であるため、アイデアの収集も手軽に行えます。
場所に縛られることなくインタビューができる
トークルーム機能は、オンラインでインタビューが行えるため、遠くに住んでいる人にもインタビューすることができます。
場所の確保が不要になるため、インタビューが実施しやすくなります。
ミルトークを導入した際のデメリット
『デメリット』
- さまざまな機能を活用したければ有料
- 掲示板はパソコンでしか作成できない
さまざまな機能を活用したければ有料
ミルトークは無料でも利用できますが、トークルームやきいてミルの一部機能は制限されます。
より多くの意見を集めたければ、料金を支払う必要があります。
掲示板はパソコンでしか作成できない
きいてミルの掲示板はパソコンからしか作成できません。
そのため、移動中などにスマホから掲示板を作成したくてもできません。
掲示板を作成したい場合は、外出前にあらかじめパソコンで作成しておく必要があります。
ミルトークが向いている会社と向いていない会社は?
では、ミルトークはどのような会社に向いているのでしょうか?
ミルトークが向いている会社
『向いている会社』
- ユーザーの声を積極的に取り入れたい会社
- 新商品のアイデアが欲しい会社
- ユーザーと直接コミュニケーションがとりたい会社
手軽にユーザーの声を集めることができるため、意見を取り入れた新商品の開発やサービスの展開をしたい会社にミルトークはおすすめです。
ユーザーと直接やり取りができるため、普段は得られない意見やアイデアを獲得できるかもしれません。
ミルトークが不向きな会社
『不向きな会社』
- アンケートだけを行いたい会社
- ユーザーと直接会って意見を聞きたい会社
ミルトークにはさまざまな機能がありますが、アンケートだけを実施したいという場合には料金が割高となってしまいます。
また、あくまでオンラインで意見を収集するサービスのため、座談会などを企画したい場合はほかのサービスを検討した方がいいでしょう。
まとめ
今回はミルトークについて解説しました。
商品やサービスを開発するうえで重要な消費者の意見を簡単に集めることができるので、ユーザーの声を取り入れたいという方は、ぜひ導入を検討してみてください。