こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、クラウド型テレフォニーサービスのBIZTELについて、その特徴とSalesforce連携機能を中心に解説していきます。
BIZTELはさまざまな業種や規模の企業で導入されており、高い国内シェア率を誇るクラウドPBXとなっています。ビジネス電話に関するあらゆる課題に対応できます。
電話に関する課題を抱えている方や、Salesforceとの連携に興味がある方はぜひご覧ください。
BIZTELとは?
BIZTELとは、株式会社リンクとブライシス株式会社が共同事業として運営しているクラウド型テレフォニーサービスです。国内で高いシェア率を誇ります。
オフィスの電話環境だけではなく、コールセンターシステムやスマートフォンの内線化など、ビジネスの電話に関係する多くの機能をクラウド上で提供しています。
場所や設備、コストに縛られずに利用可能です。働き方に合った電話インフラを素早く構築でき、パフォーマンスの最大化に貢献します。
高い品質でさまざまな業種、幅広い規模で利用されています。
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BIZTELの特徴
BIZTELは、現在多くの企業に選ばれるさまざまな理由があります。ここでは、BIZTELの主な特徴についてご紹介します。
- 多くの導入実績
- 多彩な機能
- 安定した高品質なサービス
多くの導入実績
BIZTEL導入者数2,000社以上と、クラウド型PBX市場において圧倒的な導入実績があります。シェア率No.1を何度も獲得しています。
小規模な会社からエンタープライズまで、規模や業種、課題に関わらず利用されています。
多彩な機能
BIZTELには多彩な機能が標準搭載されています。高機能で高品質な電話環境を手軽に構築でき、さらに豊富なオプションの選択や運用設計の変更などを柔軟に行うことが可能です。
事業規模を拡大したり縮小したりする場合にも対応でき、システムに縛られず電話環境を維持することができます。
安定した高品質なサービス
BIZTELはクラウドPBXのパイオニアであり、すべてが独自開発・独自運用・独自構築のサービスです。さらにさまざまな業種のユーザーからのフィードバックを反映しています。
国内のデータセンターの安定稼働や、品質重視のサービポリシーによって高水準のサービスを維持しています。
また、24時間365日対応の電話サポートがあるため、万が一トラブルが起こっても安心です。
BIZTELとSalesforceの連携で使える機能
BIZTELは、Salesforceと連携させて利用することができます。ここでは、BIZTELとSalesforceを連携させることで利用できる機能をご紹介します。
- 着信ポップアップ
- クリックトゥコール
- 通話履歴連携
着信ポップアップ
着信があった際に、発信元の電話番号に紐づいた顧客情報や取引先レコードを参照することで、顧客の詳細な情報や過去の対応履歴が自動で表示されます。
顧客情報を確認後に電話に出ることができるため、オペレーターの対応が円滑になり、顧客満足度の向上と業務効率の改善が見込めます。
クリックトゥコール
Salesforceに登録されているすべての電話番号を、クリックするだけで発信することができるようになります。ワンクリックで架電が可能です。
誤発信を防ぎ、架電業務の手間を削減することで、オペレーターの負担が軽減されます。
通話履歴連携
コールセンターで行った通話が記録され、通話ログと通話録音ファイルが顧客情報画面にオブジェクトとして自動で保存されます。
通話終了後に記録を取る必要がなくなり、Salesforce上で応対履歴が確認できるため引継ぎをスムーズに行えるようになります。
BIZTELとSalesforceを連携させるメリット
BIZTELとSalesforceを連携させることにより、顧客管理や業務効率の改善が可能です。また、アウトバンドコール数や受注率、売上の向上などの効果も期待できます。
顧客管理システムをSalesforceに統合することによって顧客情報を一元化でき、顧客管理がより効率的に行えるようになります。
クリックトゥコールによる架電業務の効率化によってアウトバウンドコール数が増加するという事例もあります。
BIZTELとSalesforceの連携は、「攻め」の領域においても高い効果を発揮します。
BIZTELとSalesforceの連携方法
最後に、BIZTELとSalesforceの連携方法をご説明します。BIZTELとSalesforceの連携には大きく分けて3つの段階があります。
なお、この記事ではBIZTELバージョン 3.2以降の連携方法を解説します。
基本設定
まずは、ソフトフォン上の「設定」もしくは歯車のマークをクリックしてください。「CTI設定」>「基本設定」と移動して、連携対象電話番号と画面サイズの設定をします。
次に、「CTI設定」>「CRM連携」から設定を行います。「ログインID」にはSalesforceのログインIDを入力し、他の項目も設定します。
ここまでの設定が完了した後、ソフトフォンが再起動します。アカウント入力画面が表示されるため、利用者のSalesforceのユーザー名とパスワードを入力してください。
ログインができると、接続完了のポップアップが表示されます。
Salesforceアカウントの登録
BIZTELの管理画面から、「連携オプション」>「Salesforceアカウント登録」をクリックします。その後画面右上の「新規」を押します。
Salesforceのアカウント名やユーザー名を入力する画面が表示されるので、必要事項を入力して「保存」をクリックします。「保存しますか?」と表示されたら「OK」を押しましょう。
設定完了後に、閲覧モードの画面に「設定確認」というアイコンが出てきます。登録したSalesforceの連携情報で連携可能かどうかが確認されます。
確認結果はポップアップで表示されるため、もしもエラーとなった場合は表示される設定項目を見直しましょう。
Salesforce通話履歴連携
BIZTELの管理画面から「連携オプション」>「Salesforce履歴録音連携」をクリックします。そして画面右上に表示される「新規」をクリックします。
基本情報の編集画面が表示されるので、必要事項を入力して「保存」をクリックします。「保存しますか?」と表示されたら「OK」を押します。
保存完了後、下部に「録音連携ステータス」の設定画面が表示されます。保存完了直後は「録音連携ステータス」が「無効」になっているため、編集ボタンから「有効」に変更して動作確認を行います。
設定が完了した後、「設定確認」というアイコンが出てくるのでクリックします。「設定確認」をクリックすると、登録情報を参照して設定値に誤りがないか確認され、結果がポップアップで表示されます。
まとめ
今回は、BIZTELについて解説してきました。
BIZTELは多彩な機能や高品質なサービスで圧倒的な導入実績を持っており、サポートも充実しています。
ビジネス電話に関するあらゆる課題に対して効果を発揮します。Salesforceと連携させることで顧客管理や業務を効率化することもできます。
ビジネス電話に関する課題を抱えている方や、Salesforceを利用中の方はぜひBIZTELの導入を検討してみてください。
また、現在DX攻略部ではSalesforceの導入支援を行っております。こちらもあわせてご活用ください。