こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、Chatwork APIの利用方法と具体的な活用例について解説していきます。
Chatwork APIを利用すると、外部のプログラムと連携することができ、業務を自動化したり、効率化したりすることが可能です。
この記事では、活用事例を中心にChatwork APIでどんなことができるのかについてご紹介します。
Chatwork APIで業務を効率化したいと考えている方や、Chatwork APIでできることが知りたいと考えている方はぜひご覧ください。
Chatwork APIとは?
APIとは、あるソフトウェアの機能やデータを外部のプログラムと共有することです。Chatwork APIを利用することで、外部のプログラムとの連携が可能となります。
具体的には、表計算ソフトに連絡先と内容をまとめておくことで、その表をもとに自動でメッセージを送ることができます。また、メールと連携することで、届いたメールの内容をChatworkに自動で表示することも可能です。
Chatwork APIを活用すると、さまざまな業務を自動化・効率化することができるのです。
Chatwork APIを利用する手順
ここでは、Chatwork APIを利用するまでの手順について解説していきます。Chatwork APIを利用するためには、まずは設定を行う必要があります。
- アカウント取得
- API利用申請
- APIトークン発行
① アカウント取得
Chatworkを利用していない場合は、先にChatworkのアカウントを取得する必要があります。以下のボタンからChatworkの公式ページに移動し、登録を進めてください。
Chatworkは無料で登録することができます。Chatworkの登録方法については以下の記事も参考にしてください。
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② API利用申請
ビジネスプラン・エンタープライズプランでChatwork APIを利用するためには組織管理者の申請が必要です。以下のページから申請を行ってください。
フリープラン・パーソナルプランを利用している場合はすぐに利用可能です。Chatworkの画面右上にあるユーザー名をクリックし、メニューを開きます。
メニューの中から「サービス連携」を選びます。サービス連携画面が開くので、左側のメニューから「APIトークン」をクリックしてください。
③ APIトークン発行
「APIトークン」をクリックすると、数字とアルファベットが混じったAPIトークンが発行されます。「コピー」を押すと、APIトークンをコピーして使うことができます。
Chatwork APIを利用するためにはこのAPIトークンが必要となります。第三者には開示しないようにしましょう。
Chatwork APIでできること
Chatwork APIを利用開始するまでの流れが分かったところで、ここからはChatwork APIを利用するとどんなことができるのかについて、具体的にご紹介していきます。
Chatwork APIでできることはたくさんありますが、ここでは以下の5つについて解説します。
- GASを使った勤怠管理
- メールとの連携
- スプレッドシートとの連携でタスク管理
- システム通知
- Botの作成
GASを使った勤怠管理
Chatwork APIを使うと、面倒な勤怠管理を自動で行うことができます。Chatworkは他の勤怠管理システムとの連携も可能ですが、独自のシステムを使いたい場合はChatwork APIで連携することができます。
自社に開発リソースがある場合、GASを用いて独自の勤怠管理システムを構築することが可能です。
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メールとの連携
Chatwork APIを活用して、メールとの連携を行うことができます。届いたメールをChatworkに送ることで情報を一元化し、未読をなくして業務を効率化させることが期待できます。
また、Chatworkへの書き込みをメールで送信することも可能です。メールの画面を開かずにすべてChatworkへの書き込みで済ませることができます。
GASを用いてGmailと連携し、複数の相手に同じ内容のメールを一括で送信することもできます。
スプレッドシートとの連携でタスク管理
GASを用いたスプレッドシートとの連携には、勤怠管理以外にも利用方法があります。タスクの内容とアカウントID、期限などをまとめた表を作っておくことで、タスク管理を行うことができます。
複数のタスク管理が簡単にでき、タスクの追加もやりやすくなります。
また、メールを自動で送信する機能と組み合わせると、進捗状況が更新されたときやタスクの期限が切れた時などにメールで通知することが可能です。
システム通知
Chatwork APIを利用することで、さまざまなツールとChatworkを連携させることが可能です。連携させると、ツールの通知をチャットに流すことができるようになります。
サーバー管理サービスや顧客管理サービス、リアルタイムコラボレーションツールなどのツールと連携可能であり、通知をChatwork上に送ることで素早く対応できるようになります。
Botの作成
Chatwork APIでは、Botを作ることも可能です。ChatBotを作って、ユーザーの呼びかけに対してBotがChatworkに投稿するシステムを構築することができます。
ユーザーとBotとのやり取りを実現でき、社員や顧客からの問い合わせに対応することができます。業務効率の向上につながるでしょう。
他のシステムと連携することで、Botに問い合わせて出勤状況の確認なども行うことができます。
まとめ
今回は、Chatwork APIの利用開始方法と活用例について解説してきました。
Chatwork APIで外部のプログラムと連携することで、さまざまなことを自動化したり、効率化したりすることができます。
この記事で紹介した活用例はほんの一部です。もっとChatwork APIの活用方法について知りたいという方は、以下のChatworkヘルプページもご覧ください。
ぜひChatwork APIを使いこなして、業務の効率化を進めてみてください。
また、Chatworkは無料プランから有料プランに移行することで、より便利に利用することができるようになります。
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