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【Salesforce】Marketing Cloud Account Engagement(旧称:Pardot)とは?一体何ができる?今最も熱いB2BマーケティングツールAccount Engagementを徹底解説!

こんにちは、DX攻略部のルバです。

B2B(企業間取引)ビジネスにおいて、売上を安定的に拡大させるためには、獲得した見込み顧客(リード)を効率的に育成し、購買意欲が高まった絶妙なタイミングで営業チームへ引き渡す仕組みが不可欠です。

しかし、多くの企業では「展示会で集めた名刺にアプローチできていない」「メルマガを送っても誰が興味を持っているか分からない」という課題を抱えています。

こうした課題に対して、Salesforce(セールスフォース)と連動したシステムでアプローチするのが、B2B向けマーケティングオートメーション(MA)ツール「Marketing Cloud Account Engagement(旧称:Pardot)」です。

本記事では、2026年現在、AIテクノロジーやデータ基盤との統合が進み、B2Bマーケティングにおける主要な選択肢として広く活用されているこのツールの概要や価格、活用法について詳しく解説します。

DX攻略部では、『Salesforce支援サービス』というサービスも提供しておりますので、こちら興味を持った方は、ぜひご相談ください。

Salesforce支援サービス

Marketing Cloud Account Engagement(旧称:Pardot)とは?

Marketing Cloud Account Engagement(旧称:Pardot)とは、Salesforce社が提供するB2B企業向けのマーケティングオートメーション(MA)プラットフォームです。

現在は、正式名称を「Marketing Cloud Account Engagement(マーケティングクラウド・アカウントエンゲージメント、以下AE)」へと変更し、市場に定着しています。

Sales Cloudとのネイティブ連携がもたらす価値

AEの主な特徴は、営業管理システム(Sales Cloud)と共通のプラットフォーム上でデータが統合されている点にあります。

一般的なMAツールの場合、営業システムとのデータ同期にタイムラグが発生したり、外部API連携のための複雑な設定が必要になったりすることがありますが、AEであればマーケティング活動のログが円滑に営業画面へ反映されます。

これにより、マーケティング部門と営業部門の間に生じがちな情報の断絶を軽減し、データに基づいた一貫性のある営業アプローチをサポートします。

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Pardotの価格は?

Account Engagement(旧Pardot)の料金体系は、企業のマーケティング規模や必要とする機能範囲に応じて、主に4つのプランが用意されています。

2026年現在の日本国内における標準的な月額料金(年間契約ベース)の目安と特徴を整理します。

4つの主要プランと月額料金の目安

プラン名 月額料金(目安) 特徴と適した企業の目安
Growth(グロース) 約150,000円 MA learningsの基本機能(メール配信、フォーム作成、LP作成、基本的なスコアリング)を網羅した、これからB2Bマーケティングを本格化させたい企業向けの導入プラン。
Plus(プラス) 約330,000円 複数ブランドでの出し分け機能や、より詳細な顧客行動分析、A/Bテスト、外部アプリケーションとのAPI連携が可能になる、マーケティング活動を加速させたい企業向けの中核プラン。
Advanced(アドバンスド) 約528,000円 「Pardot Einstein(AI機能)」が標準搭載され、データの予測分析や、Salesforce Data Cloudとのリアルタイム連携による精緻なパーソナライズが視野に入る上位プラン。
Premium(プレミアム) 約1,980,000円 大規模な企業や、数万件以上の膨大なプロスペクト(見込み顧客)データを保有し、複数の事業部を跨いでエンタープライズガバナンスを維持したい組織向けの最上位プラン。

※2026年6月1日時点での定価料金です。

プロスペクト上限とデータベース容量の拡張

すべてのプランにおいて、基本的には10,000名までのプロスペクト(データベースに登録するユニークな見込み顧客数)が含まれており、それ以上のボリュームを管理する場合は、オプションでデータベース容量を追加していく構造となっています。

自社の営業戦略やマーケティングの進捗に合わせて最適なプランを選択することが、投資対効果(ROI)を高めるためのポイントです。

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PardotがサポートするB2Bマーケティング

B2Bの購買プロセスは、検討期間が数ヶ月から数年と長く、複数の決裁者が関与するため、計画的なアプローチが必要です。

AEがこのプロセスをどのように支援するのか、順を追って解説します。

リードとは?

B2Bマーケティングにおける「リード」とは、将来的に自社の顧客になる可能性を持った「見込み顧客(AE内ではプロスペクトと呼びます)」を指します。

企業の氏名、会社名、部署、役職、メールアドレス、電話番号といった属性情報がこれに該当します。

マーケティング活動を通して製品やサービスに対する関心が喚起された人たち全て
次に、このリードに対するB2BマーケティングのステップがどのようにAEを使って実現できるのか一つずつ見ていきましょう。

見込み顧客(リード)の獲得

B2Bでは量よりも質が大事です。

最初は、オンライン上のお問い合わせやセミナー、展示会などで、専門性のある詳細な情報提供を行います

これにより、自社商材と関連性が高いリードを効果的に獲得できます。

この段階では主にAEの以下の機能が有効に働きます。

フォームとランディングページ

直感的な操作画面により、資料ダウンロードやウェビナー申し込み用のランディングページ(LP)と入力フォームを作成できます

2026年現在のフォームには、訪問者の属性に合わせて過去に入力済みの質問を隠し、新しい質問を動的に出現させる機能(プログレッシブプロファイリング)が用意されており、ユーザーの入力負荷を抑えながら情報の蓄積が可能です。


(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000586

行動トラッキング

自社のWebサイトにAE専用のトラッキングコードを配置することで、見込み顧客がどのページを閲覧したか、どのホワイトペーパーをダウンロードしたかというデジタル行動履歴を自動的に記録します。

リードスコアリングとグレーディング

AEはリードの興味の度合いをスコアリングします。ウェブサイト訪問、メール開封、フォーム送信などに対してポイントをつけ、興味度の高いリードを特定できます。

(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000590

(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000590

また、AEは会社がリードにどのくらい関心をもつべきかの指標(グレーディング)を与えます。

自社の理想的な顧客プロファイルにどれだけ近いかで、F (最低) から A+ (最高) のグレードに分けます。

この2つの指標でリスト化したリードに対してアプローチすることで、無駄のない営業活動ができます。

(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000590

リードの育成

次にリードの育成を行います。

これは、個々の企業に対して個別にカスタマイズされたOne to Oneマーケティングの手法で進めます。

B2Bの場合、対象は企業や法人であり、個々のニーズや要件が異なります。

このため、その企業が直面している課題や問題点を把握して適切なソリューションを提供することで信頼を得ます。

さらに、定期的にコミュニケーションを取り、フィードバックを収集することで、顧客との関係を深めることが重要です。

この段階ではAEの以下の機能が大変効果的です。

シナリオ機能(Engagement Studio)

AEの「Engagement Studio(エンゲージメントスタジオ)」は、顧客一人ひとりの行動に応じた自動フォローアップのワークフローを視覚的に組み立てられる機能です。

どんなリードにいつどんなアクションを取るかのシナリオを、状況に応じた分岐を使いながら記載できます。

これによって、リードの育成のためのマーケティング業務の多くを自動化できるため、負荷が減り、人為的なミスも防げます


(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000593

商談と成約

リードの育成で育ってきた企業は、スコアリングやグレーディング、特定のシナリオの通過などで判別がつきます。良好なスコアリングやグレーディングの良好な企業が見つかれば、マーケティングから営業に引き継ぐ段階になります。

ここからは、SalesforceのSales Cloudという営業支援システムをメインに使います。ただ、ここまでPardotで収集してきた情報はすべてSales Cloudと連携しています。

引き継ぎ時間0秒、ToDoやメールで連絡さえすれば、今までの企業の行動すべてを営業担当者が見れるようになります。

逆に商談が進む間、マーケティング担当者もすべての情報を見ることができます。このマーケティングと営業の連携がシームレスに行えるのもAEを使うメリットの一つです。


(引用:https://salesforce.vidyard.com/watch/uM9a7NuAY1jSMP819HF5Jq?

(引用:https://salesforce.vidyard.com/watch/uM9a7NuAY1jSMP819HF5Jq?

実際には、Sales Cloudにある商談がフェーズごとに強力なサポートをし、成約までの段階をフォローアップします。

(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000031

効果測定

成約に至った後は、どのマーケティング施策がどの規模の商談にどれだけ寄与したかを知るため、マーケティングの効果測定を行います。

Salesforceのレポートやダッシュボード機能で色々な角度から効果を検討し、次回のより効果的なマーケティング施策に繋げていきます。

(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000595

(引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000595

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Pardot Einsteinを使うとさらに効果的

Advancedプラン以上に標準搭載されている「Pardot Einstein(アインシュタイン)」は、SalesforceのAIテクノロジーをMAに組み込んだ機能群です。

2026年現在は、Salesforceの新しい自律型AI「Agentforce」との連携対応も進んでおり、マーケターの業務を支援するアシスタントとして機能しています。

Pardot EinsteinでスコアリングがAI判定

一番効果が分かりやすいのが、スコアリングです。Pardot単体では人間の感覚値でスコアリングのルールを設定する必要がありました。

しかし、Pardot EinsteinではこのスコアリングがAIによる自動判定となります。

Pardot Einsteinに含まれる豊富な機能

Pardot Einsteinには、スコアリング以外にも豊富な機能が含まれています。

  • Einstein 行動スコアリング
  • Einstein 主要取引先
  • Einstein キャンペーンインサイト
  • Einstein リードスコアリング
  • Einstein アトリビューション
  • Einstein 送信時間最適化
  • Einstein エンゲージメント頻度

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    Pardotに似たMarketing Cloudの違い

    Salesforceのマーケティング製品を検討する際、混同されやすいのが「Pardot(現Account Engagement)」と「Marketing Cloud(現Marketing Cloud Engagement)」の違いです。

    2026年現在の適切な使い分けの基準を解説します。

    旧Marketing CloudはB2Cのマスマーケティングをサポート

    かつて単にMarketing Cloudと呼ばれていた製品(現Marketing Cloud Engagement)は、主に「B2C(一般消費者向け)」の大規模・マルチチャネルマーケティングを支援するためのツールです。

    多くの一般消費者に対して、メールだけでなく、LINE、SMS、スマートフォンアプリのプッシュ通知などを組み合わせ、パーソナライズされた顧客体験を提供することを得意としています。

    B2Bのように特定の営業担当者が個別に商談を進めるプロセスではなく、Webサイトや店舗での直接購買を促すためのアプローチに適しています。

    (引用:https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000005

    今のMarketing CloudはPardotを含むMAツール群の総称

    2026年現在、Salesforceのマーケティング製品群は「Marketing Cloud」という共通のブランド傘下に包括されています。

    対象とするビジネスモデルによって、以下のように明確な役割分担がなされています。

    Marketing Cloud Account Engagementの特徴

    旧Pardotにあたる製品です。

    B2B(企業間取引)ビジネス向けに設計されており、Sales Cloudと密に連携して、営業とマーケティングの連動、リードの選別、長期的な関係構築を重視する運用に適しています。

    Marketing Cloud Engagementの特徴

    旧ExactTargetにあたる製品です。

    B2C(消費者向け)ビジネス向けに設計されており、大規模なマルチチャネル(メール、LINE、SMS)の一斉配信や、リアルタイムな消費者行動への即時対応を重視する運用に適しています。

    このように、自社のビジネスモデルが「B2B(対企業営業)」であるならば、選ぶべきは前者の「Account Engagement(旧Pardot)」が適しているケースが多いと言えます。

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    まとめ

    Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)は、2026年のB2B市場において、マーケティングの力で安定した営業パイプラインを構築するための有効なソリューションの1つです。

    他のSalesforceの機能同様、使い始める前に十分な計画を立て、その計画に従って設定していくことで、AEの効果が倍増します。

    これを機に、貴社のこれからのマーケティングを助ける強力なAEの利用をご検討になってみてはいかがでしょうか。

    DX攻略部のSalesforce支援サービスでは、初期導入から開発・カスタマイズ、運用、教育まで一気通貫で対応しています。

    フロービルダーを含むノーコード開発はもちろん、Apex言語やAPIを活用したプログラム開発も対応可能です。

    「まずは相談だけ」でも歓迎していますので、Salesforceの活用に課題を感じている方はぜひ詳細をご確認ください

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