こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、名刺管理サービスであるSmartViscaについて解説していきます。
SmartViscaは、紙の名刺やデジタル名刺のデータを管理することで、顧客情報の活用を促進します。
また、SmartViscaはSalesforceとの一体型であり、連携によって取り込んだ情報をSalesforce環境に直接納品します。
この記事では、SmartViscaの特徴と、Salesforce連携でできることをご紹介します。
名刺情報を用いて顧客データ管理をしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
SmartViscaとは?
SmartViscaとは、株式会社サンブリッジが提供する名刺管理サービスです。名刺データを管理することで、顧客データの構築と活用を促進します。
紙名刺を素早く正確にデジタル化でき、オンライン名刺やWeb電話帳、主要チャットツール連携といった機能も標準搭載しています。
初期費用や連携費用は0円であり、1IDあたり月額1,300円で利用可能です。ライセンス数によって柔軟なプランが用意されているので、まずはお問合せしてみてください。
また、14日間の無料トライアルもあります。無料ですべての標準機能が使えるため、気になる方は機能を試してみることをおすすめします。
SmartViscaの機能
SmartViscaには、顧客データを管理するためのさまざまな機能が搭載されています。ここでは、SmartViscaの主な機能についてご紹介します。
- 紙名刺のデジタル化
- オンライン名刺交換
- リード・取引先責任者更新
- Web電話帳・着信表示
- 社内コミュニケーション
紙名刺のデジタル化
SmartViscaでは、高精度AI-OCRによって名刺のデジタル化を1分で完了させることができます。また、オペレーター入力校正によってほぼ100%の精度を実現しています。
AI-OCRとは、光学文字認識のことです。SmartViscaでは、世界最高水準の認識精度を誇るAI-OCRを採用しており、高速で高精度な名刺の読み取りが可能となっています。
名刺の読み取りには、モバイルのカメラで撮影するほか、市販のスキャナーを使った大量の名刺の一括読み取りもできます。
オプションとして、オペレーターがデータの確認と補正を行うことにより、名刺情報のデータ化精度をほぼ100%にすることも可能です。
オンライン名刺交換
SmartViscaではオンライン名刺をURLで簡単に送信することができます。相手の返信もスマホで名刺を読み取るだけで簡単にできます。
デジタル名刺には画像やコメントも付けられ、常に最新の状態に更新可能となっています。プロフィールURLを発行して送信することで、相手にプロフィール情報を共有できます。
また、複数のメンバーを選択してプロフィールURLを一括作成することで、一つのURLで全員の情報を共有することが可能です。
受け取ったデジタル名刺はSalesforceに直接保存され、自動的に名寄せが行われます。
リード・取引先責任者更新
SmartViscaで登録した名刺情報は、容易にSalesforceの取引先や取引先責任者に追加したり上書き更新したりすることができます。上書きの細かな条件指定やカスタム項目の紐づけをすることも可能です。
名刺の取得履歴を用いて最新の名刺を判別し、Salesforceの取引先責任者を最新名刺で更新します。顧客データを常に正確な状態に保つことができます。
事前に設定した条件にしたがって自動連携登録や更新を行うことも可能です。
Web電話帳・着信表示
携帯電話の電話帳に未登録の相手からの着信があった場合にも、着信表示を行うことで機会損失を防げます。顧客だけでなく、社内担当者もすぐに検索して連絡を取ることができ、情報連携が円滑に進みます。
紙の名刺やデジタル名刺、社内メンバーをクラウド連絡帳に登録して一元管理することで、人物の検索が簡単になり、顧客や従業員にすぐにコンタクトを取ることができます。
クラウド連絡帳に登録済みの人物から着信があった際には、名刺データをもとにして相手先の会社名と氏名を表示します。
社内コミュニケーション
SmartViscaでは、画面上から会社で利用しているチャットツールにすばやく連携する「チャット連携」を使うことができます。
具体的には、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Microsoft Teamsとの連携が可能です。
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Salesforceを使いながら別アプリを立ち上げることなく連絡をとることができ、コミュニケーションをスムーズに行うことができます。
また、従業員のプロフィールを共有・検索することで、社内コミュニケーションを活性化させることもできます。
SmartViscaの特徴
ここでは、SmartViscaの特徴についてご説明します。さまざまな機能があるSmartViscaには、以下のような特徴があります。
- さまざまな方法で顧客登録
- AI-OCRを用いて約1分でデータ化
- 使いやすい機能とデザイン
さまざまな方法で顧客登録
SmartViscaでは、顧客データを登録する際、紙の名刺、オンライン名刺、メール署名といった方法が利用できます。紙の名刺やオンラインでのプロフィール送信と返信が簡単なステップで完結します。
商談の参加人数が多いときでも、参加者のプロフィールをまとめてひとつのURLで交換することができます。
相手は名刺の撮影やメール署名など好きな手段で手間なく返信することが可能です。
たとえ名刺交換ができなくても、顧客情報の枯渇を防ぎます。
AI-OCRを用いて約1分でデータ化
SmartViscaでは、高精度のAI-OCRによって、スキャンしてから約1分でSalesforceにデータが納品されます。オプションでオペレーターに入力校正をしてもらうことも可能です。
要望や予算に合わせて名刺データの納品コストやデータ品質を選択できます。
使いやすい機能とデザイン
SmartViscaはすばやく正確な名刺デジタル化機能と、シンプルで使いやすい画面デザインやレイアウトが特徴です。アンケートではユーザーの88%が「使いやすい」と回答しています。
Salesforce一体型であるため、取引先・取引先責任者へのデータ連携を簡単に行えます。
SalesforceとSmartViscaの連携の特徴
SmartViscaはSalesforceと連携させて利用します。Salesforceと連携させて利用するSmartViscaには、以下のような特徴があります。
- 取り込んだ名刺やオンライン名刺をSalesforce環境に直接納品
- 顧客データのメンテナンスを一気に効率化
取り込んだ名刺やオンライン名刺をSalesforce環境に直接納品
SmartViscaはSalesforce一体型であるため、取り込んだ紙の名刺やデジタル名刺はSalesforce環境に直接納品されます。
ほかの名刺管理ツールの中には、名刺データを取り込んだ後、名刺管理ツール独自のデータベースに蓄積するものもあります。
そうなると、APIによる連携やCSVなどによる手動連携が必要となり、運用や管理に多大な手間とコストがかかります。
SmartViscaではデータを連携する際に手間やコストは一切かからず、すぐにデータを活用することができます。
顧客データのメンテナンスを一気に効率化
SmartViscaでは顧客データの存在や連携状況を一目で見分けることができ、登録や更新も簡単に行えます。顧客データのメンテナンスの効率化を図ることができます。
取得した紙の名刺やオンライン名刺の顧客情報が、顧客データとしてすでにあるかどうかを瞬時に判別し、個別だけでなく、チェックボックスを使ってまとめて登録や更新も可能です。
クリックだけでSalesforceの顧客データのメンテナンスが行えるため、データ入力や更新にかかる負担を大幅に減らせます。
SalesforceとSmartViscaを連携させてできること
SalesforceとSmartViscaを連携させると以下のようなことができるようになります。Salesforceをさらに便利に活用できます。
- クリックだけで個別の連携が可能
- 自動連携で顧客データを常に最新化
- Salesforceキャンペーンに連携
- 項目マッピングを用いた自由度の高い連携
- ユーザーのアクセス権制御
クリックだけで個別の連携が可能
取り込んだ紙の名刺やデジタル名刺の顧客情報をSalesforceに連携する際、クリックのみで個別に連携することができます。
既にSalesforce内の顧客データに連携候補があるときには、「連携候補あり」と表示されます。
登録先の候補が1件のみに絞られている場合は、そのレコードの名称等が表示されるため、データの確認も効率的に行えます。
自動連携で顧客データを常に最新化
前もって連携条件を設定しておくと、自動でリードや取引先、取引先責任者の情報を上書きで更新したり、新規作成したりします。
新規作成を行わないようにすることが可能であり、レコードのマッチ条件などの詳細な設定もできます。このような自由度の高い連携設定が可能です。
Salesforceキャンペーンに連携
名刺を取り込む際にSalesforceキャンペーンを付与しておくと、リードや取引先責任者への連携時にキャンペーンメンバーに簡単に登録できます。
施策ごとの名刺獲得枚数の検証やアプローチリストの抽出が簡単に行えるようになります。
このとき、キャンペーンが利用できるSalesforceライセンスが必要となります。
項目マッピングを用いた自由度の高い連携
名刺情報の項目をSalesforceの標準項目とカスタム項目にマッピングし、自社の運用に合わせた自動連携ができます。
任意の項目をカスタム項目に継承することで、営業活動で得た顧客情報もSalesforceに取り込めます。
ユーザーのアクセス権制御
Salesforceに元から備わっている権限セットとプロファイル設定により、ユーザーに共有できる範囲を制御することができます。
名刺などを閲覧可能な範囲をグループや個人単位で自由に設定可能です。
SalesforceとSmartViscaの連携方法
SmartViscaをSalesforceと連携させるには、専用のアプリをインストールする必要があります。SmartViscaの契約が完了したら、以下のサイトよりアプリをインストールしてください。
「今すぐ入手」をクリックするとインストールが開始されます。表示される手順に従ってインストール作業を進めてください。
まとめ
今回は、SmartViscaについて解説してきました。
SmartViscaを導入することで、名刺データをもとに顧客情報を管理することができ、作業の効率化が図れます。
Salesforce連携によってSalesforceをさらに便利に活用することもできるため、Salesforceを既に導入している企業におすすめです。
14日間の無料トライアルもあるため、気になる方はぜひ試してみてください。
また、現在DX攻略部ではSalesforceの導入支援を行っております。こちらもあわせてご活用ください。