こんにちは、DX攻略部のトーヤです。
今回は、金融機関向け業務ソリューションであるCloud BankNeo預り管理について解説していきます。
Cloud BankNeo預り管理は、Salesforce Platformを活用した預り管理システムであり、銀行や金融機関における預り業務の効率化と堅確化を実現します。
この記事では、Cloud BankNeo預り管理の特長や導入するメリットなどについてご説明します。
Cloud BankNeo預り管理に興味のある方は、ぜひご覧ください。
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Cloud BankNeo預り管理とは?
Cloud BankNeo預り管理とは、日本システム技術株式会社が提供するSalesforce Platformを活用した物品預り管理業務におけるシステムです。
銀行や金融機関の預かり業務の事務プロセスを効率化し、信頼性を高めることを推進します。
渉外担当者がお客様から預かる現金や通帳などの情報をタブレット端末に記入することで、預かり物件の預かり、保管、返却の全プロセスを一元化します。
これにより預り業務をより厳格にし、お客様に安全で安心なサービスを提供します。
Salesforce Platformとは?
Salesforce Platformは営業活動の自動化を通じて効率を向上させるサービスです。アプリケーションの開発、実行、管理、最適化が行えます。
既存のパッケージ化されていない製品や、SaaSとして提供されていないサービスも、ローコードツールを使用して簡単に構築し、優れた顧客体験を実現できます。
セキュリティとコンプライアンスを維持しつつ、高いエンゲージメントを持つアプリケーションを開発することが可能です。
これにより、顧客の自社に対する認知と信頼を高めるとともに、業務の合理化と効率化を図ることができます。
Cloud BankNeo預り管理の特長
まずはCloud BankNeo預り管理の特長をご紹介します。Cloud BankNeo預り管理には、以下のような特徴があります。
- データ管理による業務堅確化
- ペーパーレス促進による業務効率化
- 業務電子化によるコスト削減
- さまざまな運用に対応
データ管理による業務堅確化
Cloud BankNeo預り管理では、データ管理を用いて業務の堅確化を図ります。登録日時とGPS情報のログを取得することで、偽装預りなどの不正行為を防ぎます。
システムによる期日の管理を行うことで、処理の遅れや忘れも防げます。
また、データ管理を活用して、過去の取引の検索や追跡を容易にすることも可能です。
ペーパーレス促進による業務効率化
ペーパーレス化によって業務の効率向上を推進できます。他システムから顧客情報や口座情報を連携させることで、書類作成の時間を削減可能です。
また、ナビゲートとチェック機能を使用して、入力作業をサポートし、手戻りをなくせます。
店舗外で預り物の授受を行い、店舗に帰った後の処理はワークフローシステムで行うことができます。
業務電子化によるコスト削減
業務を電子化することでコストを削減可能です。タブレットとPCを使用して、店舗外と店内でリアルタイムに連携し、ワークフローを電子化できます。さらに、電子サインやカメラなどの機能とも統合が可能です。
電子サインの導入により、印紙税の節約と紙のコストを減少させられます。
さまざまな運用に対応
電子サインがない場合の対策、他店舗への書類回送、郵送での対応、一部書類の返却、内容修正時の承認プロセス、既存のCRMシステムとの訪問計画連携など、金融機関の多様な運用ニーズに応えることが可能です。
Cloud BankNeo預り管理を使うことで、さまざまな運用に対応できます。
Cloud BankNeo預り管理の機能
次に、Cloud BankNeo預り管理で利用できる機能をご紹介します。Cloud BankNeo預り管理では、主に以下の2つの機能が利用できます。
- 預り物授受
- 預り業務の管理
預り物授受
訪問先や支店内で、タブレット端末を使用して預り物の授受を行います。担当者は顧客訪問時に、タブレットを使用して預かったり返却したりする物品(現金や通帳など)の情報を入力できます。
お客様情報との連携、金種の入力、対応業務に合わせた物品の絞り込み、電子サイン機能を活用することで、預り物の授受を円滑に行うことができます。
預り業務の管理
預り業務の件数把握、注意が必要な案件のアイコン表示、業務のステータス管理、期日管理のアラーム設定、過去の履歴確認といった機能を通じて、預り業務の管理を強化します。
タブレットで入力された情報は、営業店の業務管理端末に直ちに送信されます。これにより、店舗の管理者は自店での預り物品の管理状況をリアルタイムで確認でき、特定の物品の状況を正確に検索することが可能です。
Cloud BankNeo預り管理を導入するメリット
ここでは、Cloud BankNeo預り管理を導入するメリットについてご説明します。Cloud BankNeo預り管理を導入することには、以下のようなメリットがあります。
『メリット』
- 預り業務を堅実に管理
- 事務の効率化とペーパーレス化を推進
- 業務改革をサポート
預り業務を堅実に管理
預りや返却業務、預り物の検査、期日の管理といった基本的な機能を用いて、預り業務の信頼性を高めます。預り業務を堅実に管理できます。
また、預り物件の処理状況はパソコン画面上でリアルタイムに確認可能であり、これにより預り物件の管理体制を強化し、処理漏れを防ぐなど、事務の確実性を高めることに寄与します。
事務の効率化とペーパーレス化を推進
タブレットとPCを用いて、店舗外と店内でのリアルタイムの連携を実現し、ワークフローの電子化を行うことができます。また、電子サインやカメラなどの機能と連携も可能です。
これによって、銀行の事務効率を向上させ、ペーパーレス化を促進します。
物件を預かるまたは返却する際には、顧客がタブレット画面で電子サインを行うことで処理が完了します。
この方法により、受領証明の紙の帳票を発行する必要がなくなり、帳票や印紙のコストを削減することに寄与します。
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業務改革をサポート
ただのツール以上に、重要な対面チャンネルとしての機能を活かし、CRMシステムと連携することで顧客情報の蓄積と共有が行えます。
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この連携により、顧客情報を一元的に管理することが可能となり、営業力の強化や業務改革を支援することにもつながります。
Cloud BankNeo預り管理の導入方法
Cloud BankNeo預り管理を導入するには、公式サイトからお問い合わせをする必要があります。以下のページからお問い合わせが可能です。
導入期間の目安として、最短4か月での導入実績があります。
また、Salesforce用アプリケーションは以下のページからインストールできます。
「今すぐ入手」をクリックするとインストールが開始します。画面に表示される指示に従ってインストール作業を進めてください。
まとめ
今回は、Cloud BankNeo預り管理について解説してきました。
Cloud BankNeo預り管理はSalesforce Platform上で動作する預り管理システムであり、業務の効率化やペーパーレス化を促進できます。
預り管理業務の事務効率化を図りたい方や、電子化を進めたい方は、ぜひCloud BankNeo預り管理の導入をご検討ください。
また、現在DX攻略部ではSalesforceの運用支援を行っております。こちらもあわせてご活用ください。
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