こんにちは、DX攻略部のltli1263です。
今回は、「Commerce-Gate（コマースゲート）」と「Salesforce」の連携について解説していきます。
この「Commerce-Gate」の利用をおすすめしたい企業は、小売業などのECサイトを運営している企業・運用を検討している企業です。
この記事では、Commerce-Gateが提供しているサービスやできること、導入する場合の費用や連携方法などを解説していきます。
特に、既にSalesforceを利用していて、 Commerce-Gateとの連携を考えている方におすすめしていますがこの記事を読んでいただきCommerce-Gateに興味を持っていただければ幸いです。
Commerce-Gate（コマースゲート）とは？
Commerce-Gateとは、株式会社ヴィンクスが提供するECバックオフィスシステムで、Salesforce Commerce Cloudと連携して利用できます。
Salesforce Commerce Cloudとは、Salesforceが提供するECフロントパッケージの事で、世界規模で数千サイト以上の実績があり、国内でも多くの企業に導入されています。
このSalesforce Commerce CloudとCommerce-Gateを連携させることで、ECプラットフォームをスピーディに構築します。
Commerce-Gateが提供しているサービス
ここでは、Commerce-Gateが提供しているサービスについて解説していきます。
今回、提供しているサービスとして紹介するのは以下の6点です。
- ECサイト構築サービス
- 情報システム部門コンサルティングサービス
- 販売物流基幹システム
- RPA
- AIによる需要予測
- 店舗解析
ECサイト構築サービス
Commerce-Gateは、ECサイトの立ち上げ→業務の運営、システムの運用までワンストップで支援してくれます。
主な支援範囲の例は以下です。
- ECサイトの立ち上げ支援・・・事業戦略、事業の目的を達成するための具体的な計画や枠組みの検討、提案依頼書の作成、製品や商品、サービスの選定など
- 要件定義・・・EC業務の経験と知識を持ったメンバーがあなたの会社に適したビジネス要件・システム要件を提案
- システム開発・・・ECサイトや内部業務を効率化するために活用されるシステムやITツールの開発など
- WEBデザイン・制作・・・ECサイトのUIやUX設計、デザイン・制作の支援
- ささげ・・・ECサイトに掲載する商品の「撮影」「採寸」「原稿」の制作を代行
- SEO・プロモーション・・・ECサイトのSEO対策やプロモーション施策の立案・実施
- カスタマーサポート・・・コールセンターの立上げ〜運用など
- バックエンド運用・・・受発注管理や配送管理などのECバックエンド業務を支援
- 基幹システム・店舗・・・倉庫管理・販売管理システムなどを開発
要望に応じて、上記以外の他業務の請負やさまざまな組み合わせでの請負や支援なども可能です。
情報システム部門コンサルティングサービス
小売業向けに開発されたこのサービスなら、IT化計画の立案や提案依頼書の作成やシステム運用保守・ヘルプデスクなどの定常業務まで、ワンストップで支援してくれます。
支援範囲は以下です。
- IT化計画・・・IT化計画の立案、RFPの作成、ソリューション・ベンダーの選定など
- システム構築・・・マルチベンダーコントロール、要件定義・設定支援、システム開発など
- 運用保守・・・常駐サービス、運用代行、コールセンター・ヘルプデスクの設置など
こちらは、小売業界での経験・知識を持っているメンバーが担当してくれるので、経験が浅い方にも安心です。
販売物流基幹システム
Commerce-Gateでは、「AP-Vision/Cloud」というシステムで専門店向けに特化した商品です。
「AP-Vision/Cloud」のシステムでは主に、販売に関する基盤業務（在庫管理・購買管理・販売管理・商品バランス管理・売上・利益管理）の運用ができます。
この集めたデータをデータ共有や情報提供することにより、戦略・策定・見直し・実行などが可能となり利益率の向上などに役立てることができます。
RPA
RPAとは、PCやクラウド上で動くソフトウェアのロボットを使って、人間が通常行う業務を代行してくれるテクノロジーです。
RPAテクノロジーズ社のBizRobo!と提携し、RPAプロダクト導入を支援してくれます。
RPAを導入することのメリットは以下です。
RPAを導入することのメリット
- 人的作業ミスの削減・防止
- 業務プロセスの標準化・属人化の防止
- 労働力の確保・休日対応の実現
RPAを導入を検討することは、非常にメリットが多いため日々繰り返しの業務が日々の業務を圧迫している場合にはRPAの導入をおすすめします。
SENSY Marketing Brain
AIを活用して、顧客一人一人の好みに合わせた提案を行うことができます。
このシステムを活用することで効果的なマーケティングを行うことができ来店率・購入単価・売上高のアップなどが期待できます。
AIによる需要予測
商品やサービスを消費者に適切に届けるために、AIを活用し商品の選定から販売までの計画を最適化してくれるプロダクトサービスを提供しています。
サービス名は「SENSY MD」と言い、需要予測をAIで見える化し廃棄ロスや機会ロスを改善します。
店舗解析
店舗内のカメラやセンサーを活用し来店人数や社内での動きを数値化・データ化し、売上や利益の最大化に向けて支援してくれます。
他にも集客・来店頻度の向上のための支援や、最適な売り場のレイアウトや商品展開の効果的な店舗運営が可能となります。
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Commerce-Gateでできること
次は、Commerce-Gateでできることについて解説していきます。
ECの立ち上げ→業務運営→システム運用までワンストップで解決
上記のCommerce-Gateが提供しているサービスの支援範囲も解説していますが、さまざまな支援を用意しているので初めてECサイトを立ち上げる方も安心して利用できます。
立ち上げた後も、運営やシステムの運用まで専門のスタッフが支援してくれます。
小売業の情報システム部門における人材不足を解決
小売業でECサイトの運営をしている企業で、情報システム部門の人材が不足している方にも、Commerce-Gateはおすすめです。
人材の確保が難しいと企業の方は、Commerce-Gateを活用することで一括で管理や運用をお任せできます。
さまざまな業種に対応した基幹業務の負担軽減と業務効率化
Commerce-Gateでは、AIを活用したサービスやRPAなどの業務を代行してくれるサービスが充実しています。
導入することで、現在行っている業務を自動化し従業員の業務の負荷軽減を目指せます。
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Commerce-Gateを導入する際の費用
Commerce-Gateの導入を検討したいという方のために、導入する場合のおおよその費用を紹介します。
従量課金ベースのSaaS型で提供してもらえる基本料金は以下です。
| 契約パターン | 契約受注件数（1ヶ月） | ライセンス料（1ヶ月） | 3ヶ月支払いライセンス料 |
| 1 | 10,000件 | 500千円 | 1,500千円 |
| 2 | 20,000件 | 1,000千円 | 3,000千円 |
| 3 | 30,000件 | 1,500千円 | 4,500千円 |
| 4 | 40,000件 | 2,000千円 | 6,000千円 |
| 5 | 50,000件 | 2,500千円 | 7,500千円 |
| X | それ以上は別途ご相談 | それ以上は別途ご相談 | それ以上は別途ご相談 |
なお、利用料金にインフラ費用が含まれており、パソコンとネットワークのみで利用可能です。
Salesforceとの連携の手順
まず、Commerce-GateとSalesforceを連携させる方法については、以下の通りです。
- AppExchangeにアクセスする
- 右上に表示されている「今すぐ入手」を選択
- 「管理者のみのインストール」を選択
- 画面に従ってインストールをする
連携させる方法は、非常にシンプルなためスムーズに連携できるでしょう。
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まとめ
ここまで、Commerce-GateとSalesforceの連携について、解説してきました。
Commerce-Gateは、Salesforce Commerce Cloudと連携して利用できるため、機能の追加やアップデート・システム改修を迅速に行えます。
ECサイトの市場はトレンドの変化が早いのでアップデートやシステムの改修に時間がかからない、Commerce-Gateがおすすめです。
気になった方は、この機会にCommerce-Gateの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、現在DX攻略部では、Salesforceの導入支援（「値引き交渉」や「初期導入支援」など）を行っております。
導入を検討されている方はぜひ、DX攻略部にお任せください。
DX攻略部ではSalesforceの導入/運用/開発を支援しております。初期導入をご希望の場合は、Salesforceの割引交渉を含めた支援も可能ですので興味がある方はチェックしてみてください。
また、DX攻略部ではSalesforceで連携できる他のツールについても多数紹介しています。
本記事内でもいくつか紹介しておりますので、気になった記事はぜひそちらも合わせてご一読ください。
